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●温泉の満印スタンプ・カード、その23
のつき具合がお互い気になるのはいつ頃からか。高齢になれば誰でも太るとは限らず、「風風の湯」に毎日通っている独身で69歳のTさんは小柄でかなり痩せている。



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山伏の資格を持っていて、終日立つ仕事の警備員をしているから、体はよく使う。それに食べものに関心がないようで、太ったことはないだろう。一方、最近筆者によく話しかける嵯峨に住むFさんは筆者より4,5歳上だが、大病をしたことがないのに体を動かすことが億劫と言う。そしてサウナ室に81歳のMさんが15分ほど入っても平気なのを見て、とてもその年齢で同じ真似は出来ないとこぼす。Fさんとはいつも出会うが、筆者とは馬が合うと思っているのか、いろんな私的なことも話してくれる。最近知ったが、Fさんの奥さんは還暦頃に脳溢血で倒れて植物人間となり、Fさんは2,3年病院に通って看護したそうだ。また去年11月に90歳の母親の認知症が急激に悪化し、自分ひとりでは面倒が見られないので介護施設に入れたとのことだ。そういう苦労をして来たこともあって、10年後はとてもMさんのような元気でいられることはないと思っているようだ。Mさんと同じく、Fさんは若い頃に友人の誘いで登山に関心を持って日本アルプスによく行ったそうだ。その友人は最近死んだが、とても変わり者であったそうだ。そしてFさんは自分も含めて山男はみなそうで、頑固と言えば聞こえがいいが、融通が利かないと言った。Mさんも若い頃はさんざん登山をしたが、痩せ型で頭脳明晰だ。Fさんの登山は誘われたからで、それほど好きではなかったと言うが、ラグビーをするなどスポーツマンで、がっしりとした体格をしているが、腹にはぜい肉がかなりついている。そこがMさんとは大違いだ。それはさておき、Fさんは今日は筆者に向かって、「あなたは温和そうで敵は作らないが、わしは物事をズバズバ言うのでこれまで敵が多かった。それでもそのことを少しも気にして来なかった」と言った。温和に見えている筆者が敵を作らないかとなれば、これはわからない。温和であってもそのことが気に食わないと思う人はある。それに筆者は割合親しい者にはズバズバと意見する。それがまた筆者らしいと思われているが、基本的には「風風の湯」ではお互い名前を明かさず、しかも年配者となると、筆者は温和な態度で接する。それで年配者から好かれるが、ごくたまに馬の合わない人もいる。それでも大半の常連とは話をし、おそらく筆者が「風風の湯」では81歳のMさんと並んで最も多くの知り合いがいる。他愛のない世間話だが、そこに人柄が出る。そして筆者は温和と思われているが、それは男らしくないという意味にも取れる。とはいえ、還暦を過ぎれば表向きは温和と見られ、そして自身の内部では熱情を静かにたぎらせているのがいい。そのことをFさんは見抜いているかもしれない。
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by uuuzen | 2019-02-04 23:59 | ●新・嵐山だより


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