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●『WHO THE F*@% IS FRANK ZAPPA ?』アレックスのメール75
業の組織が国ごとに違うようだ。日米のアマゾンでは、去年のクリスマスにイギリスの「RECORDSTORE」という会社から発売予告があった『ザッパ・イン・ニューヨーク』の5枚組40周年記念盤の予約が始まっていないが、MP3のダウンロードではすでに購入出来る。



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筆者はCDがほしいので、日本のアマゾンでの発売予告を待つが、目下予約受付中の80ポンドより高くなるかもしれない。さて、今朝アレックス・ウィンターからメールがあった。ザッパについてのドキュメンタリー映画の完成の出口がトンネルの奥の小さな穴のように見え始めたと書いてある。そしてザッパのバンドに在籍したふたりのメンバーをインタヴューし、その際に撮影した写真が5枚添えられている。ふたりとはバンク・ガードナーとマイク・ケネリーだ。最初期と最後期のメンバーなので、ふたりからはザッパの違った側面について話が得られたであろう。今日の最初の写真がアレックスとバンク、2枚目は筆者が2枚の写真を左右につないだが、マイクの近影だ。髪がかなり少なくなっている。マイクは筆者より10歳下で、年齢相応に老けていると言うべきか、あるいは老け過ぎなのか、これは50半ばを超えた人の老化具合はかなり差があって、見る人によって思いは違う。またマイクの体型はさておいて、表情は溌剌としていて、年齢相応に見える。ふたりが何を話したかは、アレックスが何を訊いたかであって、ドキュメンタリー映画を早く見たいものだ。去年は今春発売と言っていたので、うまく行けば4月には世に出るだろうか。何度も書くように、日本ではどの会社が発売権を買うかわからず、またあまりに高値であればどの会社も二の足を踏むだろう。筆者は300ドルを支援したので、DVDは1枚送ってもらえるが、やはり日本盤は出てほしい。そう言えば今年に入ってPLEDGEMUSICから『200モーテルズ』のDVDとCDのボックス・セットの予約が始まった。DVD、CDともに2枚組だ。後者は昔RYKODISCが発売したことがあるが、今回は紙ジャケだ。またDVDは映画として公開されたものと、今回初めて公にされる同映画の監督トニー・パーマーのオリジナル・マスターだ。冊子などがついて箱入りで75ポンド、1万784円だ。筆者は以前PLEDGEMUSICでドゥイージルのCDを買ったことがあるが、アマゾンでは確か入手出来なかった。『200モーテルズ』は予約日数が今日現在で105日ある。発売は前記の『ザッパ・イン……』より後になるが、画面で見る限り、グラフィック・デザインが少し安っぽい。またザッパ・ファミリーとは無関係な商品で、あまり買う気がしない。またトニー・パーマーの未発表のマスターというのは、ザッパが発売したビデオ『200モーテルズの本当の物語』に使われたものとどの程度違うのかが気になる。
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 メールの最後で、3月発売の5枚組『ザッパ・イン・ニューヨーク』には収録されない「クルージング・フォー・バーガーズ」の9分12秒のヴァージョンが聴けるようになっている。アレックスに支援した人への提供だが、支援者の中にはURLを他者に教える人がいるだろう。ただしダウンロードは出来ないようになっている。演奏はギター・ソロで、最初と最後の25秒はザッパとドン・パルドが早口で1976年12月26、27、28、29日のニューヨークでのライヴを宣伝している。ドンの声はこれまで『ザッパ・イン……』の2曲のイントロだけに収録されるのみで、これはなかなか楽しい。4日間の日にちをふたりは数回繰り返すが、息がよく合っていて、ラジオ局で録音し、ラジオの宣伝に使ったのだろう。ただし「クルージング・……」の演奏は27日とある。またこの音源をザッパとエンジニアのボブ・ストーンが1990年にザッパの自宅スタジオUMRKでミックスしたとあるので、ザッパはいずれ使いたかったのだろうが、5枚組に収録されないことはほかにも同様の曲があるかもしれない。ちなみに5枚組に「クルージング……」は3枚目と5枚目に収録され、後者は「1977MIX」とあるが、これはもちろん最初に発売されたLP『ザッパ・イン……』には収められなかった。また5枚組CDにおける2曲は全く別のヴァージョンではなく、同じ曲から編集したものではないか。というのは、今日の9分12秒ヴァージョンは2枚組CDの同曲と元は同じ演奏であるからだ。つまり4日間のうち27日しかこの曲を演奏しなかったのではないか。そして全く未編集のフル・ヴァージョンは5枚組の3枚目に収録されるものかもしれない。最も長いからだ。とはいえ数十秒だが。では9分12秒ヴァージョンと2枚組CDヴァージョンはどう違うかだが、簡単に説明するとフル・ヴァージョンがたとえば1,2,3,4,5のパートから出来ているとして、今日のヴァージョンは1,2,3,4で、2枚組CDヴァージョンは2,3,4,5と思えばよい。2枚組CDは今日のヴァージョンと同じく1990年の編集で、ザッパはふたつ用意し、いきなりギター・ソロが熱くたぎるヴァージョンをCDに採用した。今日のヴァージョンは冒頭の「タフワフワイ」のメロディの後、同じようにやや落ち着いたソロをしばらく奏でてから2枚組CDにおける猛牛が突っ走るような図太い雰囲気に変わる。CDでは明らかにテープを編集した様子が聴き取れる。2枚組LPが2枚組CDとして発売された時、追加されたこの「クルージング……」がすこぶる圧巻で、それまでやや空疎な印象があったこのアルバムに一気に血がたぎる雰囲気を付与した。しかもそれが27日のみの演奏とすれば、ザッパはたった1回の機会で名演をものにする才能があったことになる。そのことはザッパ・ファンなら昔からよく知っている。
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by uuuzen | 2019-01-25 23:52 | ●新・嵐山だより(特別編)


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