●亥年の摩利支天、その2
願を成就させたい、つまり今年こそ勝負という気持ちで摩利支天にお参りしたかと言えば、それは半分ほどで、もう半分は年賀状の図案に使った切り絵のイノシシを確認するためだ。



d0053294_17564995.jpgその切り絵だが、12年前の年賀状にどんなイノシシの切り絵を作ったかと言えば、根が地表に上がった松とイノシシだ。そのイノシシが今年のものと似ているので別の絵がいいかと思いながら、狛犬のイノシシは左右の一対であるから、結局同じような絵にするしかない。12年後の年賀状も同じような絵になりそうだが、切り絵を作る視力と体力がないだろう。これは余談になるが、この左右対称の切り絵は当初500点作ろうと考えた。現在300ほどなのでまだまだだが、時々アイデアは浮かぶ。500点作れば一度切り絵の個展を開き、また500点を収録する本を出したいとも思っているが、本にするには、活字と同じ色にするため、全部の切り絵を黒一色に変換する必要がある。そしてその切り絵を右ページに、その15×15字の説明文を左ページに掲げて、見開きで1点の切り絵を充てるが、500点となればそれだけで1000ページになるから、1冊の本では無理だ。現在の300点だけでも600ページになり、充分に1冊の本になる。だが、ネットで公開していれば、同じ内容を本にしても誰も買わないだろう。その点ネットは便利だが、筆者が死ねばいずれ切り絵のホームページはなくなるから、やはり本はより長生きする。話を戻して、12年後は筆者は79になるが、「風風の湯」で出会う81歳(実際は2,3歳上)のMさんはすこぶる元気だ。一方、常連客のTさんは確か今65歳のはずだが、70代に見える。そして先日Tさんが言うには、もう老人ホームの入居を考えているそうだ。還暦を過ぎると体力の個人差が大きくなって来る。体力だけではなく、知性もそうだ。これは子どもの頃から差があって、子どもたちはそのことをよく知っている。そして頭のいい子どもは生涯頭をよく使うし、そうでない子は読書もさっぱりしないから、小さかった差が高齢になれば天地の差となる。肉体も同じであろうが、これは使い過ぎるとよくないはずで、若い頃に燃え尽きてしまいやすい。達磨は面壁九年と言われるが、九年も壁に向かって座禅し続けると足が萎えてしまって、悟ったところでその後の人生は寝た切りになるだろう。それで達磨は洞窟の中でたまにスクワットをして体を鍛えていたと思うしかないが、その姿も何となく滑稽で、起き上がりこぼしのようにやはり達磨は九年ですっかり足が駄目になって転がるしかなかったのだろうと想像する。それでも達磨は彼岸を達成して気分は爽快であったろう。達磨に訊けば「そうかい?」と言うかもしれないが。またGG-GAGを書いてしまった。爺だから仕方がないが。
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 今日の最初の写真は摩利支天の本堂前に参拝を待って並んだ時に撮った。本堂の正面を向いていて、2本の個人が寄贈した色違いの幟旗が左右対称に傾けられ、トンネルをくぐって奥に向かうようで面白い。2枚目の写真は最初の写真の中央に見えているガラス製の照明で、下に近づくと「摩」の文字が見えない。また本堂はリーフレットによれば1547年に再建されたが、その後何度か大改修があって、明治に小屋組みを加えたという。これは3枚目の写真にあるように本堂から突き出た部分であろう。それで電気の照明も取りつけられたと想像するが、夜間に灯っているところを見たことがないので、ガラスの照明かどうかは定かでない。またこの照明の背後の欄間にイノシシと松が彫られていて、前述した12年の年賀状の図案に似ている。ただし、筆者はこの欄間を参考にしていない。3枚目の上の写真のこちら向きの老人が撫でている白っぽいコマイノシシが今年の年賀状の切り絵に描いたもので、思ったよりも小さかった。参拝は本堂に着くと写真の左手に向かい、そしてまた右に進んで賽銭箱の前に出る。神社にあるような軒から下げられた鈴緒ではなく、そばの高齢の係員の指示によれば、紐を振っても音は鳴らず、また振らずに握って拝む。片手で握れば両手を合わせることが出来ないので、握った後で拝むのだろう。筆者はそうした。賽銭箱の手前に三つ折りの「開運 勝利 摩利支尊天」と題するリーフレットが積まれていて一部もらって帰った。中に680年祀られている秘仏の摩利支天像の写真があり、ぐるりと外を向く七匹のイノシシの上に座す。筆者の前に家内と義妹が拝み、筆者は小銭入れを覗くと、1円玉と50円玉と500円玉しかない。50円を賽銭箱に入れたが、それでは勝負に勝利するのは無理だ。拝んだ後、さらに右に進むと、小さなイノシシの土人形入りのくじが500円で売られていた。3枚目の下の写真がそれで、今日裏庭で撮った。どの神社でもくじは300円が相場で、土人形つきで500円は安い。早速買って底の小さな赤い紐を引っ張ると、底の穴の貼り紙が半分剥がれ、紐に結ばれたくじが出て来た。その丸められたものを開くと「吉」と出た。浮かれずに心を引き締めよとのことだ。毎度のことなのでまたかという気がしたが、大吉が出て糠喜びするよりかはいい。悲しいかな、筆者と家内はくじ運はさっぱり駄目で、その点は81歳のMさんと話が大いに合う。そう言えば一昨日は「風風の湯」で月に一度ある抽選つきの回数券を買った。8000円で10枚綴りだが、三角くじが1枚引ける。最低1枚、最高10枚の招待券が当たるのだが、ほとんどの常連は10枚を何度か当てているのに、筆者は2枚ばかりだ。そして10日は最低の1枚という結果で、正月早々くじ運がさっぱりない。だが、小さなことに大当たりして運を使ってしまうより、大きな勝負で運を使うべきだ。
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by uuuzen | 2019-01-12 23:59 | ●新・嵐山だより


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