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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●今年一番の紅葉―実像と虚飾
花の色の方が本物よりもきれいと感じるかもしれない。春には桜、秋は紅葉した楓の造花が、商店街の店先やスーパーの店内によく飾られる。嵐山の商店街でもそうだ。



筆者が中学生時代の友だちの家の近くにそうした造花を製造している家があった。花弁や葉の皺を加工するための手動のプレス機が薄暗い部屋の奥にあって、夫婦で仕事をしていた。それから半世紀経ってもそうした造花はなくなっておらず、同じように零細の家内工場は大阪市内のどこかにひっそりとあるだろう。大阪市内で生まれ育つと、桜や楓の紅葉は、そうした造花か、あるいは雑誌のイラストや写真でまず知る。遠足や花見に出かけて実物をたまに見るが、一方では文様化された造花や雑誌などのイラストを忘れないから、いわば理想化されたそうした人間による加工物を、自然そのものと比較して、後者の美しさを測ることがある。つまり、最初に書いたように、紅葉がさっぱりきれいでない場合、造花の方がきれいと感じる思いだ。造花は理想化であるから、今年のような色の鈍い紅葉を模すことはない。こうあってほしいと思う紅葉の色を使って合成樹脂の薄片を色づけする。そのことが、先日書いたように、近年のTVの名所紹介番組で、あまりにもどぎつく風景の彩度を誇張することにつながっている。そうなると、たとえば女優もほとんどロボットのように自分を改造するという強迫観念に囚われ、整形手術を初め、あらゆる涙ぐましい努力をして見栄えのよさを保とうとする。自然に抗うそうした行為は「不自然」だが、人間が作るものはすべてその性質が混じる。それは、理想的な自然の美がごく一瞬のものであることをよく知っているからという好意的な見方も出来るが、ごく一瞬であるからこそ何事も美しいということを凝視しないのは、未練たらしくて醜いとも言える。つまり、人間は未練にまみれて醜い。だが、そのように断言すると身も蓋もなく、大多数の人の反感を買う。そこで、未練いっぱいで醜い人間そのものを肯定することになる。その立場から今年の紅葉を見ると、全く冴えない色づきだが、それはそれで、どぎつい色合いの造花よりはるかにましで、であるからこそ今秋も嵐山に大勢の観光客が押し寄せ、美しくはない色づきを確認してまた来年に期待すればいいという気持ちになる。これは毎年のように書いているが、筆者が嵐山に住むようになって、心底見事と思う紅葉の季節が20年近く前に一度だけあった。その記憶で充分満足で、またその美しさを基準の毎年の紅葉を比較し、どれも全く駄目と思い続けている。地球温暖化のせいかどうか知らないが、日本全国どこでも紅葉の色づきがさっぱり駄目というわけではないはずで、東北辺りに旅をすればまだまだきれいな紅葉は見られるだろう。そこで思うのは、大阪市内も嵐山もほとんど変わらない都会ということだ。
●今年一番の紅葉―実像と虚飾_d0053294_18245634.jpg
 5日に阪急嵐山駅を利用した時、プラットフォームから楓の紅葉がよく見え、それなりに赤く色づいていた。ただし、去年ほどではない。今年最もきれいと感じた楓の紅葉は、今日の最初の写真で、嵯峨の鹿王院だ。先月29日にスーパーに行く途中で撮った。明度、彩度は加工していない。この寺も秋は夜間のライトアップで拝観者を誘致しているが、筆者は境内に入ったことがない。楓の木は多そうで、塀越しに1本だけが見えている。わが家の隣家にある楓とあまり変わらない大きさで、鮮やかと思うと同時にたったこれだけかというさびしさが頭をもたげる。それでもないよりうんとましで、しばし立ち止まって見上げた。数日はこのままの色づきであった。この楓以上に見事な色づきの楓は、今年の嵐山ではどこにもなかった。それほどに今年はほとんどチョコレート色かせいぜい鮪の血合いの色だ。これから色づく木もあると思うが、期待は出来ないだろう。それでも嵐山にやって来て紅葉を撮影したカメラマンたちはほとんど困らないだろう。デジタル写真はいくらでも色が加工出来る。こうあってほしいと思う色に作り変え、その写真を見た人は、どこかで騙されていると感じながらも、「わー、きれい!」と歓声を上げようとする。そして来秋やって来て冴えない紅葉を見ると、内心「こんなはずではない」と思いながら、せっかく訪れたからには感動せねば損であるからと、印象を多少操作し、「よかったよ」と吹聴する。つまり、嵐山にろくな紅葉がなくても、加工されたイメージが溢れ返っていて、みんなそっちを本物と思い込む。それはマスコミの有名人、芸能人といった、虚像で商売している連中の実像も同じことで、本物の彼らに会ってもおそらく「えっ?」と内心感じることがほとんどだろう。だが、自然の中に時にこれ以上はないという見事な紅葉の木があるからには、人間も同じで、一般的には有名ではなくても、オーラで輝いている人はいる。ただし、それを感知するには、それなりのセンサーを所有している必要がある。たいていの人は自分がそのセンサーを持っていると思っているが、そのほとんどは能力が狂っている。惚れた男がものすごく頼もしく立派に見えていたのに、1,2年で実像を知って別れ、そしてまた同じような男が好きになる話はよく聞く。さて、今日の2枚目の写真は今月2日に嵯峨のスーパーからの帰りに撮った。目の前の嵐山はかなりくすんで見える。それでも観光客はそういうものかと思いながら、紅葉の季節を満喫している。そして帰宅すれば嵐山の紅葉の実像は、彩度が強められた映像や写真によっていとも簡単に塗り替えられる。その一種の優しさないし肯定感、つまり虚飾は誰にでもあって仕方がないという思いが人間にはあるので、芸能人という商売が成り立っている。では、筆者のこのブログの虚飾はどこかな。
●今年一番の紅葉―実像と虚飾_d0053294_18252120.jpg

by uuuzen | 2018-12-09 23:59 | ●新・嵐山だより
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