●台風24号の被害
論するに値しない話題がたまにある。台風24号が過ぎ去った今朝、ある人が台風25号の発生に対して、「これはどこかの国の陰謀でしょう」と真顔で言った。



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筆者はどう答えていいか戸惑いながら、「それはないですよ」と冗談っぽく小声で返したが、地震を人為的に起こすことが出来るという意見があって、台風も人間が発生させられると考える人がいても不思議ではない。それはともかく、昨夜はブログを書き始めた午後9時頃から台風が京都に接近し、風は11時頃が最も強かった。ブログを書き上げたのはちょうど午前0時で、気づけば風の音は消えていた。3時間の間、外では派手に物が倒れる音がするなど、21号の時ほどではないにせよ、それなりに被害が出ていることを想像した。午後7時頃から淀川河川事務所のライヴ・カメラ映像で渡月橋の水位を確認しようと試みたが、何度アクセスしてもつながらず、今日の昼頃にようやく見られるようになった。21号の時もそうで、アクセスする人が多く、また筆者のパソコンは性能がよくないこともあって、つながりにくいのだろう。台風が過ぎて青空が戻り、ライヴ・カメラ映像では右下隅の右岸の畔にぎりぎり写るベンチ付近で、中年のキモノ姿の男女数人がスマホで記念撮影している様子が見えた。また川の水は茶色に濁っているが、水位はたいしたことがなく、台風の被害はほとんどないように見えた。このことについては改めて投稿するが、昨日の午後4時少し前、TVで渡月橋の全景が何度か映し出された。どこからズーム撮影しているのか、橋の中央に警備員がひとり立っている以外は傘を差して歩く人がひとりかふたりという状態で、台風接近に備えて店は早々と閉まり、人も外出を控えていることがわかった。画面を見ながら筆者は家内に言った。「今すぐ渡月橋に行くとぼくの姿がTVに映るから、出かけてくるわ」。そして録画ボタンを押して、遠目にも姿が目立つようにと、オレンジ色の帽子を被り、透明ビニール傘を差して出かけた。帰宅してわかったが、録画したのは民放のニュース番組で、またNHKではもう渡月橋のライヴ映像は放送されなかった。出かけた理由はほかにもあった。一昨日投稿した長方形に並べた松ぼっくりの区画の最終確認のためだ。その区画は台風によってバラバラになるはずで、その前に儀式として少し整理し直し、そして写真を撮った。それが今日の最初の写真で、4時20分頃だ。その区画の松ぼっくりが全部吹き飛ばされても、台風は新たに松ぼっくりをたくさん吹き落としているはずで、それを拾えば当分は松ぼっくりの長方形の区画を作ることが出来るし、また一昨日書いたように、それ用の松ぼっくりは嵐山公園内からたっぷりぼったくって来てある。
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 松ぼっくりはクリスマスのリーズの材料になるから、ネット・オークションで売られているのではないかと思って先ほど調べると、1個10円程度で数十個がまとめて売られている。つまり、嵐山公園から松ぼっくりが誰かにぼったくられても、いくらでも買える。だが、嵐山公園に落ちているものを嵐山公園の1か所に集めるのがいいのであって、よその場所のものを持ち込むことは気にくわない。話は変わる。筆者が中学生の頃、野球に全く関心がなかったが、親類のおじさんと高校野球の話になった。当時、京都の有名な私立高校が毎年出場していて、その高校が日本全国から優秀な者を集めていると耳にした。市立とは違って私立ではそういうことが出来る。そして高校野球で学校の名前を売ると、経営に何かと便利だ。その話を聞いて筆者は高校野球に内在する不純さを思った。優秀な選手を全国から引き抜けば、当然優勝に有利だ。都道府県が対抗するとはいえ、そこには商売が絡み、金のある者が栄誉を得るという図式がある。日本中から優秀な選手を集めることがその後どのように改革されたのかは知らないが、生まれ育ちの土地から転居した形を取れば、京都や大阪の昔から強豪の高校の選手になることは出来る。つまり、抜け道はある。話を戻す。「わざわざ」ということはあらゆることにあり得るが、それが「わざとらしさ」の域に入ってしまうと面白味がなくなる。ここには芸術表現の本質がある。素朴の強みということがあり、嵐山公園に松ぼっくりで長方形の区画を作るとして、嵐山公園内のすぐ近くに落ちているものを集めることに限る。それはクリストの作品のような壮大な「わざとらしさ」とは対極にあるもので、芸術でも何でもない児戯だが、ごく一時的な、また誰も注目しないそのインスタレーションをひとり面白がるのは、公園を密かにひとり占めしている気分になれることで、散歩がてらの気晴らしには最適だ。さて、今日は午後2時に嵐山公園に出かけた。「風風の湯」の前の桜の林ではまた桜の木が1本、根こそぎに倒れていた。桜の林と嵐山公園では、今回の台風で倒れたのはこの1本のみだ。2枚目の最初の写真がそれで、左端奥に21号で折れた桜の老木が小さく見えている。高さ1メートルほどの幹だけとなり、来年の開花は望めない。今日の3枚目の写真はその幹の近くにある、9月24日に撮った21号による倒木で、電動のこぎりで根元から切られている。現在も林の中にあって、年輪を数えるとだいたい65で、筆者とほとんど同じ年齢だ。先日造園業者と話をしたが、桜はそれくらいが寿命で、今日見かけた倒木も台風でいつ倒れてもおかしくないほどに根が弱っていたのだろう。そのように頭では理解するが、風が強くなければ毎年花を咲かせたはずだ。「風風の湯」の前の桜は今年の台風で確か4本がなくなり、議論の余地なく、桜の林と呼べなくなる日も近いだろう。
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by uuuzen | 2018-10-01 23:59 | ●駅前の変化


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