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●渡月橋下流側欄干修復、その2
情に行こうと考える人はまずいない。台風21号が残した傷跡の整備に関してだ。旅館や食堂の経営者など、利害が絡む人は別にして、たいていの人はそのうちしかるべき機関が元どおりにしてくれると思っているだろう。



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台風21号はわが自治会でもあちこちで爪跡を残し、今日は近くの造園業者と話をしたが、年内いっぱいは一般家庭の庭木の整理は無理という。屋根に青いビニール・シートを覆った家もあちこちにあり、トタン屋根がなくなっているところも目につく。よくホームセンターに行く自治会のFさんは、透明なトタン板は在庫がないと言っていた。そういう状態であるのにまた台風が接近中だ。進路がどのようになっても被害をもたらすはずで、明後日は嵐山もどうなるかと多少心配している。その日は地元小学校で自治会対抗の運動会が予定されていたが、今日の昼前、自治連合会の副会長宅を訪れて世間話をしていると、台風のために1週間延期されると聞いた。夏祭りもそうであったから、今年は自治会が創設されて以来の天気に恵まれない行事計画だ。最初に書いた陳情というのは、嵐山公園や「風風の湯」の玄関前にある桜の老木などが台風21号で倒れ、それらはまだ全部撤去されていないからだが、住民が口出しせずとも役所は見栄えのいいように清掃や修復をしている。そのことを住民はよく知っているので陳情しようと思う人はいないだろう。ただし、大学で教えていたような自信過剰の人の中には文句を言う人がいるかもしれない。一昨日「風風の湯」の廊下の壁面に、新聞紙を広げたほどの紙にL版の写真を30数枚貼りつけた展示物を見た。キャプションにYさんの名前があった。Yさんは「風風の湯」を訪れる人に、5年前の台風15号と、今回の台風21号の被害の様子を写真で見せようとしたのだが、山登りが趣味なのに写真もよく撮ると見え、「風風の湯」の玄関前の桜の写真を額に入れてフロント横の壁面に展示してもらっているから、「風風の湯」を小さな個展会場と思っているのかもしれない。またそれほどに「風風の湯」は常連の思いを大切にしていることでもあるが、何でも聞き入れられるかと言えば、もちろんそれはない。Gや筆者と同年のMさんは、サウナ室の庭に面した窓にTVを設置してほしいと言うが、筆者は反対だ。そこまでしてTVが見たいか。サウナに入っている5分から10分程度の間、TVを見てどうする。毎日違うBGMが流れているし、ひとつしかないサウナ室のその窓からの露天風呂や庭の眺めを筆者は大いに好んでいる。それでさすがにフロントにはそのTV設置について言ったことがない。陳情は常識的なものであるべきだ。ところがその常識が何かは人によって考えが違うようになって来ている。ネット社会がそのことを加速化していると言えば反感を買うかもしれないが、何でも言ったもの勝ちという風潮は目立って来ている。
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 今日の午後2時頃、「風風の湯」の玄関前の植え込みでは、たぶん男性社員と思うが、落ち葉や枯れ枝の掃除をしていた。台風が来ればまた植え込みは荒れるから、今日やっても無駄なようだが、前庭が荒れて見苦しいとフロントに文句を言った人がいたのかもしれない。それほどに普段は放ったらかしで、その意味では台風21号が来たことはよかった。何か大きな事があって怠慢に気づくことはままある。それを後手後手と言うが、後手になってもしかるべき行動を起こすのはまだましだ。前述の自治連合会の副会長から今日聞いた話だが、台風21号でとある工場の壁のタイルや屋根瓦が飛び、それが近隣の新築の家に傷をつけたそうだ。特徴のあるタイルなので、それがどこのものかは明らかで、家が傷がついた人は工場に弁償してくれと言いに行った。すると、すんなり同意された。その話を先ほど「風風の湯」でGや81歳のMさんにすると、本当は弁償する必要はないと口を揃えた。筆者もそう思うが、一方で明らかに自分の家の何かがどこかに飛散し、何かを傷つけた場合、全く責任はないとは言えないような気もする。自然災害はお互いさまで、台風によって他人の家に損害を与えようと思っている人はいない。先の工場が弁償すると言ったのは、近所のことであり、また変な評判を立てられれば困るとの思惑が働いたからではないか。それに保険に入っていたのだろう。老朽化した家ほど台風には弱いが、そういう家は建て替えるにも金がない場合が多いだろう。そういう経済状態で、台風のたびに自宅のどこかが壊れて他人の家を傷つけるという不安を抱えるのは、何ともやりきれない。そして、こうも台風がたくさんやって来るのでは、そういう古い家に対して地元住民が押しつけがましく家の改装を迫ることが増えるのではないか。それは陳情というよりほとんど脅迫に近いものになるだろう。「お宅の古い屋根瓦、もし台風で飛んでわが家の窓をぶち破れば、そしてそのガラスでわが家の誰かが大けがをした場合、責任取れまっか?」。そうまで言われてもない袖は振れないことはある。台風21号でわが家の隣家の隣家のごく小さな隙間に竿竹が1本飛び込み、その奥さんがそれを持ってわが家のものではないかと言いに来た。そうではないことを伝えたが、それほどに台風は遠く離れたところまで物を飛ばす。今日は題名にそぐわない内容になってしまったが、先ほど「風風の湯」で、明後日の台風で渡月橋の上流側の欄干が倒れるとどうなるかと冗談話が出た。だが笑い話ではなく、実際に起こり得る。今日の最初の写真は今月19日、2,3枚目は20日に撮った。その頃は台風24号はまだ発生していなかった。台風21号の後、筆者はGに「今月中にまた大きな台風がやって来るかも」と言ったが、Gは「それはない」と笑った。先のことは誰にもわからない。あまり自信過剰にならないことだ。
●渡月橋下流側欄干修復、その2_d0053294_23243885.jpg

by uuuzen | 2018-09-28 23:26 | ●駅前の変化
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