●「武田理沙~フランク・ザッパ・メドレー関西初演」 武田さんと筆者が10月26日、大阪の神山町のALWAYSにて対談します。
●「武田理沙~フランク・ザッパ・メドレー関西初演」告知
没と言うにふさわしいほどの情報がネットにあり、その玉石混交具合は20世紀までのそれの比ではない。昔、選挙に行かないと主張していた人がいた。



その理由は、大海に水を一滴落としてもそれは何の変化ももたらさず、それと同じ虚しさを感じるからというものであった。大海の中の一滴の水は筆者のブログも同じだ。「風風の湯」でよく会うGは芸術に関心がなく、それが存在する意味について考えたこともないが、画家として絵を売るためにはTVに出て有名になることだと言って憚らない。そこでジミー大西を例に挙げるのだが、画家の名前ではジミー大西しか知らない人を相手に芸術を語っても意味がない。筆者はGがその話をするたびに返事をしないが、Gのような人は世間ではごく普通で、100人のうち99人までがそうだ。そのような思いを抱きつつ、筆者が否定的な意味で孤独かと言えば、全くそんなことはない。筆者のやっていること、また作品はこのブログと同じく、形にした途端に世間にすっかり埋没しているが、植物の種子は埋没しなければ発芽しない。いきなり発芽して大きく成長するものは中身がスカスカですぐに枯れる。先のGは、有名になるとはTVによく出て顔と名前を憶えてもらえることと思っているが、ザッパはそういうタレントや芸能人をスライム呼ばわりし、毎日消費されて後世に残らないと思っていたであろう。そのことは15歳の頃にヴァレーズのアルバムに狂喜したことにも表われている。前衛的な芸術に惚れ込めば、作家活動はいくつもの障壁にぶち当たる。無理解はいいとして、まずは経済的な問題だ。アメリカではその傾向が強く、現在の日本も同じだ。それでたとえばヤノベ・ケンジのように芸大の教授にでも収まれば、権威の肩書と経済力も保障され、何をやっても芸術に無理解の100人中99人も芸術と思う。それだけならまだしも、芸大の教授が逆立ちしても出来ないような作家活動を、そういう100人中99人は謗る。その無理解に起因する悪評をザッパはイタチにたとえ、自分の頬を引っ掻く存在と思ったのだろう。そういうイタチはネットの世界ではさらに溢れ返っている。埋没と非難がネット世界の最大の特徴だが、ザッパがモーツァルトと同じ時代のフランチェスコ・ザッパの音楽をシンクラヴィアで演奏するのに似た、稀な発掘作業も時には起こる。とはいえ、フランチェスコ・ザッパのアルバムはそれきり話題にならなかったので、また埋没したのも同然だが、200年を経てひとまずその作品に光が当たったことは新たな種撒きだ。種撒きは作者が最初に行なうが、その後は作者の理解者が後を継ぐ。芸術の歴史はそのように作者と、作品の鑑賞者が作る。
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 8月30日にこのブログに、かつて筆者が『大ザッパ論』を上梓した時から知り合いになった金森さんから書き込みがあった。そのことによって、武田理沙という若い女性ピアニストが2枚組のデビュー・アルバムを発売したばかりで、またザッパの曲をアドリブ混じりでメドレー演奏する様子を撮影したYOUTUBE映像があることも知った。金森さんは武田さんのザッパ曲演奏を知って惚れ込み、彼女の関西でのライヴをサポートすることになった。下記のように、10月の下旬に大阪、京都、神戸の計5か所の会場で彼女の演奏が披露されることになり、大阪での10月26日は筆者との対談も企画された。それで早速彼女のCDを購入し、5,6回聴いたが、26日までにさらに聴き込むつもりでいる。また金森さんは3年前にヤマハから出版された筆者のザッパの全アルバム・ガイド本を一昨日読破したとのことで、対談のための内容を煮詰めているところだ。金森さんは筆者のメール・アドレスが変わったことを知らず、それで連絡をこのブログのコメント欄を利用したが、その意味で筆者の埋没中の文章が10数年経って芽が出るようなもので、100人中ひとりという存在を改めて思う。つまり、100人中99人が非難しても、ひとりの理解者があればよしということだ。それはさておき、下記のスケージュールで武田さんが出演する。筆者は今のところ、彼女がザッパの曲を演奏する10月26日のみ登場する。ひょっとすればすべての会場に顔を出すこともあり得るが、それは一観客としてで、サイン会が行なわれるかどうかは未定だ。10月26日の物販では筆者の『大ザッパ論2』と『フランク・ザッパを聴く―アルバム・ガイド大全―』を用意し、サイン会も行なう。前者はこれまで1冊もサインをしたことがない。もっとも、完売している『大ザッパ論』も4,5冊しかサインをしていない。後者のサインについては3年前に東京渋谷のとある会場で20冊ほどしたが、大阪でもとなると、何となく思い残すこともない、いい機会と思っている。ただし、どれほどのザッパに関心があり、本を買ってくれる人がいるかどうか。ALWAYSという会場は80人ほど入るらしい。このブログが満席に近づくことにどれほど貢献するのかさっぱりつかめない。金森さんによる今回の企画がなければ筆者が人前に姿を現わすことはなく、サインなどとおこがましい機会もない。今日の投稿は対談からちょうど1か月前と決めていたが、武田さんのような若い世代がザッパ曲を取り上げることは、ザッパの撒いた種子の広範囲の発芽を目の当たりにすることであって、密かに胸を熱くしている。
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●大阪編(1)10月25日(木)、大阪・梅田のディスクユニオン大阪店にて
観覧無料・19:30開演
インストアミニライブ&サイン会

●大阪編(2)10月26日(金)、梅田のALWAYSにて
予約・前売り2000円、当日2300円
・18:30 開場・19:00 開演
・19:10 第1部開始、○Ryu-Ryu-s(宮本隆+松本隆)with武田理沙
・19:40 第1部終了、トークpart1、○大山甲日+武田理沙、進行:金森幹夫
・20:00 トーク終了
・20:05 第2部開始、○宮本隆+宮武孝司+鶴田憲司with武田理沙
・20:35 第2部終了、トークpart2、○大山甲日、聞き手:金森幹夫
・21:15 トーク終了
・21:20 第3部開始、○武田理沙・ザッパメドレーピアノソロ
・21:55第3部終了、物販・サイン会

●京都編、10月27日(土)京都・大宮高辻のBlue Eyesにて
前売り2000円、当日2300円(+ドリンク代)
・開場 18:00 ・開演 18:30
武田理沙(pf/syn)、レザニモヲ、面黒楼卍(ライヴ順序未定)

●大阪編(3)10月28日(日)大阪・北堀江のFuturo Cafeにて
当日のみ 2000円 (+ドリンク代) ただし、16:00頃以降の入場は参加料500円 (+ドリンク代)
14:00から16:00まで以下の順にライヴ
武田理沙(syn)、児玉真吏奈(vo、syn)
16:00から20:00までは、金森幹夫による<プログレを聴く会>

●大阪編(4)10月29日(月)大阪・難波のBearsにて
前売り2000円、当日2500円、ドリンク、食物持ち込み自由
・開場 18:30・開演 19:00
武田理沙、湖畔(長嶺知世)、ann ihsa、ライトノヴェルズ

●神戸編、10月30日(火)神戸・北野 Big Appleにて
前売 り2000円、当日2300円 (+ドリンク代)
・開場 19:00 / 開演 19:30
※詳細未定
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by uuuzen | 2018-09-26 23:59 | ●新・嵐山だより(特別編)


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