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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●骨折りは損か尊か
直、正直という言葉は好まれない時代のようで、ましてや自分で自分のことを素直や正直と言えば大嘘つきと揶揄される。本当に素直で正直な人は他人からそう言われるのであって、それが人徳というものだ。



政治家が素直で正直と自称すれば、全くの詐欺師で笑いものになる世の中で、今の世の中、素直、正直の言葉が似合うのは3歳児までだろう。これは以前にも書いたが、家内と所帯を持った頃、家内は仕事場で筆者のことを話すと、ある高齢の女性は、「傘屋の丁稚やな」と形容した。その意味は「骨折って損する性格」だ。それを家内から聞いて筆者は苦笑した。全くそのとおりで、やる必要のないことをやって時間を大いに取られ、そして気分を悪くしている。話は変わるが、4日の台風が去った直後、ピンクのビニール傘が骨だけになったことを一昨日書いた。骨は無事であったので代わりに気に入った生地で再生出来るかと思ったが、撥水加工をする必要もあって、それこそ骨折り行為で、骨だけの傘は捨てるしかない。話を戻す。家内はまた別の女性に筆者のことを話すと、今度は反応が違って、「何と美しい心の持ち主だこと」と涙ぐまれたそうだ。つまり、筆者のような素直で正直な人は稀だとの意味だが、筆者はそれを聞いて呆れ、大笑いした。家内が筆者のことをどう表現したのか知らないが、受ける人によって反応が違うのは当然として、「美しい心の持ち主」は「信じられないほどのアホ」と同義と思ってよく、世間で逞しく生きて行く能力に欠ける「生産性」のない人物との意味だ。ここから本題に入る。今日は骨折で入院した母を家内と一緒に見舞って来た。下の妹が先に来ていて、3人でちょうど3時間話をした。病室を後にする時、近くの病室から大相撲の中継の大音量が聞こえた。横綱が危うい相撲を取っている最中で、通りすがりに廊下の時計を見ると6時2分だ。時計が少し進んでいるのか、相撲が6時に終わらなかったのか、どちらだろうと思いながら玄関に向かった。母は自宅で何かに躓いたようで、右の大腿骨を折った。ただし、その部分は以前からひびが入っていたそうだ。倒れた瞬間に額を何かで打ったようで、大きなたんこぶが出来ていた。昨日はあまりの痛さに母は大声で叫んでいたらしいが、今日は検査の時に痛がった程度で、ベッドで横になっている限りは痛まないようだ。眠ったり目覚めたりを繰り返し、目覚めては筆者らの顔を見て、「何しに来た」などと言う。それにどこに来ているかも自覚していない。また、自分が死の淵にあるように思って、「このまま逝く」といったことを一度だけ口にした。ところが食欲は大いにあって、食事はぺろりと平らげるそうだ。妹ふたりは医師と相談し、手術を決めた。そのために別の病院に移り、今週金曜日に手術をする。それから2週間入院し、その後はリハビリだが、89歳の年齢からすればリハビリに耐えられるだろうか。
●骨折りは損か尊か_d0053294_00480927.jpg 母の眠っている顔を立って覗き込んでいると、目を覚まし、「仕事してるか」と言った。筆者の仕事は創作であって、収入に結びつかないどころか、製作費がかかるばかりであるから、仕事と言うことが憚られるが、母を安心させるためにはそんなややこしいことは言えない。それで「しているよ」と笑顔で答えると、安心してまた目をつぶる。また10分ほどして目を開けると、今度は自分の両手に出来ている直径数センチの赤紫色の痣を見ながら、「こんなになってしもた」と何度も嘆く。その痣は火傷のようで、最近出来たもののように思うが、母は自分が老いてしまったことを嘆いている。誰でも気づけば皺が増え、シミが出来ている。人生はそういうもので、若返ることはない。だが、それが自然とわかっていても、老いの徴を見て愕然とする。母の体重はこの1年でかなり落ちたが、まだ太っている方で、顔の艶もよく、家内はそのことを繰り返し指摘した。筆者は母の顔や姿を間近で見降ろしながら、不思議と神妙な表情にならず、むしろ笑顔を保った。目覚めた母がその顔を見ると安心するだろうとの思いからではない。老いて骨折した母のありのままの姿が、かわいそうというよりも、なってしまったものは仕方がなく、今後を考えようとの気持ちだ。母は大きな声でこうも言った。「治ったらみんなでまた飲みに行こう。それしかないやん」。その言葉の後に笑い声を発したが、認知症が進行中でもまだまだ以前の記憶がある。家内の名前を呼んだこともそうだ。たまにしか見ない顔でも覚えている。母の20代半ば以降の20年間は想像を絶する骨折りの貧困生活で、それで体も悪くしたが、へこたれてはいられなかった。子ども3人を抱えて生き抜いて行かねばならず、母は父と鬼の役割もした。他人から片親育ちと後ろ指を指されることのないように、厳しいしつけをされた。筆者は小学校の担任からは常に素直で正直と評され、大人になった時には「大山くんはとてもかわいかったよ」と小5,6年生の担任から言われたこともあるが、母は子ども自慢を決してせず、筆者を一度も褒めたことがない。成績がよいことなど、褒められることに値しないとの考えだ。では親として子どもの何が自慢か。これは10年ほど前に筆者と同じ年齢のある男性との話だが、その男は長男を公認会計士にすると言った。その理由を、自分の会社の帳簿をうまくごまかし、脱税するのにつごうがよいからと明言した。長男は期待どおりに公認会計士とやらになった。今は脱税指南で親を喜ばせているのだろう。いくらその長男の頭がよくても、反吐の出る話だ。ところが世間ではその親や長男を立派とはやし立て、素直、正直を肝に銘じる人物を大嘘つきか「生産性」のない、つまり要領の悪いアホと呼ぶ。今日の最初の写真は母の個室から撮った小さな空で、輝く雲が浮かんでいた。2枚目は6時5分頃に玄関を出て真正面の西の空だ。太陽がとても眩しく、そのオレンジ色はほとんど写っていない。
●骨折りは損か尊か_d0053294_00492169.jpg

by uuuzen | 2018-09-11 23:59 | ●新・嵐山だより
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