●台風21号の被害、続々
害保険により関心を持つ人が増えそうな自然災害の連続で、逃げ場がないのであればせめて災害に遭った時にどうするかを普段から考えておくべきだが、わが家では懐中電灯はあっても電池をいつも切らしているほどだ。



d0053294_18260514.jpg乾パンや水などの防災グッズを詰めたリュックサックがホームセンターで売られていることは知っているが、どのくらいの家庭にそれが常備されているかとなると、2、3割ではないかと思う。震度7の北海道での地震による山崩れの映像は、山が砂で出来ているのかと思わせたが、ヘルメットや防災グッズを常備していてもどうしようもなく、一家全滅ともなれば損害保険も無意味だ。またいかに停電に弱い生活を送っているかを思い知らされるが、一方で台風21号の風で横転したトラックの屋根が薄い皮が剥がれるように吹き飛ばされて行くニュース映像は、人間のはかなさを伝えるに充分だ。そのことを言えば、リオデジャネイロの博物館が全焼したというニュースはもっと衝撃で、経済力のなさによる漏電が原因とはいえ、絶対安全であるべきはずの存在がいかにFRAGILEであるかを実感させ、ようやく涼しくなって来た秋の気配にありがたさ以上にわびしさを思う。さて、今日はMIHO MUSEUMの企画展の内覧会があり、家内の顔の湿疹がぐんと改善したこともあって一緒に出かけた。内覧会は前回も前々回も雨であったはずで、今日も同じような鬱陶しい空であった。山の中にあるこの美術館は台風21号の被害はほとんどなかったようで、送迎バスが走る道にも倒木はほとんどなかった。台風の進路がわずかに東に逸れていれば館に至る山道は倒木のために通行禁止になった可能性が大きいが、今日の内覧会は予定どおりに実施された。内覧会を見て京都駅に戻ったのが午後5時少し前で、それから少しぶらぶらし、食事を済まして帰宅したのが7時少し前で、急いで「風風の湯」に行った。いつもより30分は遅く、常連のひとりがすぐにそのことを指摘した。サウナ室で筆者が来ないことを噂していたらしい。そこで筆者と同じ年齢のMさんは必ず来ると言ったそうだが、どうにかそのMさんとサウナ室で少しだけ話すことが出来た。その常連の名前を知らないのでGとしておくが、Gは81歳のMさんが来ていないことをしきりに不思議がっていた。最近筆者はGとMさんとの3人で話すことが多く、GはMさんのことを今日は水戸黄門と呼んだ。確かに白い山羊髭を生やし、そういう風格がある。では助さん、格さんは誰かとなると、それはGと筆者しかあり得ない。実際3人が笑いながら話している様子は傍目にそう見えるだろう。筆者と同年のMさんやGが帰った後、午後8時に81歳のMさんがやって来た。梅田に買い物に行った奥さんの帰宅を待っていたらしい。
d0053294_18265289.jpg Gと同じように今年に入って「風風の湯」の常連となった人がいる。市バスの年間敬老乗車券を買っているというので、Gよりは3,4歳年長の70歳少々で、筆者はやはり名前を聞いていない。Gの近所に住んでいて、以前は近くの銭湯に通っていたのが、「風風の湯」に来てみるとなかなか雰囲気がよかったので常連になった。この人は50歳で会社を早期退職したそうだが、その理由は退職金が予想外に多かったからだ。また退職する前に京北町の山手に別荘を買ったそうで、今日はサウナ室でその話を聞いた。別荘と言っても電気ガス水道のないログハウスで、また庭に北山杉を植えたが、若い頃と違ってほとんど利用することがなく、今は大きく成長してジャングルのようになっているとのことだ。その別荘が台風21号でどうなったかを確認するために今日は車を走らせたが、別荘のずっと手前から、倒木があまりに多く、道は通行禁止になっていたそうだ。その人と話す少し前、サウナ室ではたまに見かける80歳くらいの長身の学者風の人物から、「台風は凄かったですね」と話しかけられた。それから話が弾んだが、嵐山地区に住んでいるというので、筆者はこれまで何度か見かけているはずだが、お互い意識せずに道で擦れ違うのと裸で話し合うのとでは印象は大いに違い、眼を見て話すことでようやく親近感が湧く。その人の話によれば、大河内伝次郎の別荘に至る、嵯峨では最も有名な竹林の小径が台風によってひどい状態になっていて、竹の3,4割は倒れ、倒木もあって、秋の観光シーズンまでにきれいになるかどうか微妙だとのことだ。その話を帰り際に、嵯峨に住んでいる受付の女性に話すと、ほかにも同じようにひどい状態になっているところがあるとのことで、それは嵐山公園の倒木の多さからして想像がつく。5年前の台風15号では渡月橋付近の洪水被害が全国的なニュースになったが、今回の台風は別の意味で被害が深刻だ。5年前の洪水被害以降、桂川の堆積土砂の浚渫や井堰の撤去など、豪雨による被害を防ぐため工事が行なわれて来たが、先月29日に渡月橋をわたると橋の下は以前のように土砂が広範囲に積もっていて、それを生じさせないための抜本的な工事が無理であることを思わせた。それと同じように、観光客に来てもらうことが重要な嵐山としては、桜の老木を台風から守る何らかの手段を講ずるべきとしても、具体的になかなか無理なのだろう。それはともかく、台風一過の直後に撮影した倒木の写真を紹介することは、地元住民では筆者以外にはたぶんおらず、意義があると思うことにする。3枚の写真の計6枚はいずれも渡月橋下流右岸の中ノ島の嵐山公園で、撮影順だ。2枚目の下の建物は公衆トイレで、建物に少々被害が出ている。
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by uuuzen | 2018-09-07 23:59 | ●駅前の変化


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