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●嵐山から伏見まで自転車で回り道
なら最短距離の一直線で目的地まで飛んで行くが、道路を行くしかない筆者は地図でなるべく最短距離の道を調べる。



●嵐山から伏見まで自転車で回り道_d0053294_01525174.jpg
ところが大の方向音痴で、地図を持っていても道に迷うことが多い。昨日はその最たるものであった。それでも自分のミスを認めたくない思いも手伝って、道に迷ったことをいいように考える。何か珍しいものに出会えたと思うことにするのだ。実際そのとおりで、最短距離の合理性を追求したのでは得られないことが、回り道には多々ある。これは人間が本来持つ楽天性かもしれない。「損して得取れ」というたとえとは少し違うが、損したと思うことでも考えようによっては得となる。何事も嫌々ながらやれば時間はなかなか経たず、また辛い。同じことをやるにしても面白がれば幸福感が得られる。さて、お盆の15日から20日までの6日間、伏見に住む息子が帰って来たが、筆者が去年中古で買ってやったパソコンの調子がおかしいと言う。おかしいのではなく、WINDOWSのVISTAなので、いろいろ不便が生じ始め、今月の終わりにはヤフーのサイトが見られないようになる。息子が以前に使っていたのはDELLのデスクトップ型でXPであった。これが調子悪くなってネットで調べて修理に来てもらったらしい。すると1万円ほど支払ったのに直らなかった。筆者に言えばまた中古でその半額程度で買ってやったのに、息子はネット・オークションを利用することを知らない。それにパソコンの仕組みなどには全く無関心で、画像の加工方法も知らない。とにかく不器用で、筆者とは正反対だ。そのことで大いに損をしているし、今後もそうだろう。筆者は水道や電気など、自分で何でも直す。パソコンには詳しくないが、必要とあればプログラミングを学ぶ意欲もある。それはともかく、息子が使っているVISTAのパソコンは、去年筆者が自分のパソコンをそうしたようにWIN7にすることが出来るはずで、筆者は去年の夏、ネット・オークションで息子のパソコン用にプロダクト・シールを1000円で買い、それとインストール用のディスクを息子に送ったが、息子はインストールの方法を調べずに放置した。そして1年経ってついにVISTAはもう古いと漏らした。息子は筆者の忠告にいつも耳を貸さず、むしろその反対のことばかりするが、息子の滞在中、筆者は嫌味を言ってやった。するとそれが効いたのか、息子は眼科医に行く必要が生じたついでに伏見のアパートに戻り、パソコンの本体を持って来ると言った。そしてその日の夜、つまり19日にそれは筆者の手元に届いたが、去年筆者はネット・オークションで買って息子のアパートに直接送付してもらったままで、今回初めてその本体を見た。筆者が3階で使っているものよりはるかに性能はよく、WIN7やWIN10は充分にインストール出来る。そのことを息子に言うと半信半疑だ。
●嵐山から伏見まで自転車で回り道_d0053294_01531818.jpg
 去年そのパソコンを買ってやった直後、USB接続ではない、低音がよく響くスピーカーも買い与えた。ところが部屋は散らかり放題で息子はすぐにそのスピーカーを壊してしまい、1個の音は出なくなった。それを昨日は確認すると、銅線の接続をはんだごてで直せばまた音が出る。35歳にもなる息子はそのようなことも知らないが、嘆いても仕方がない。自分で働いてどうにか自分で食べて行っているだけでもましと思わねばならない。話を戻して、息子のパソコンに早速WIN7のディスクをセットしたが、途中でいっこうに画面が進まない。4、5時間はかかると思っていたが、どうも去年とは様子が違う。一旦インストールを中止し、いろいろと調べてまた試したが、今度は午後8時から翌日20日の正午までかかっても同じ画面のままだ。息子は持ち帰るのを諦めて伏見に帰ってしまった。ネットで調べ直し、見つけたある書き込みにしたがって試すと、1時間も要せずにインストールが終わった。そうなればすぐに今度はWIN10へグレード・アップだ。それも順調に進んだが、WIN10のプロダクト・キーの入力を求める画面が出た。先月筆者がインストールした時とは様子が違う。それでWIN7をインストールした時にそのプロダクト・キーの入力画面が出なかったので、その関係かと想像し、それの入力画面を探して入力した。そうして再度WIN10をインストールすると、1,2時間ですんなりインストールが終わった。息子はそうした作業をする頭も根気も持ち合わせていない。家内に言わせると筆者が異常に粘り強いだけだそうだ。そうかもしれない。筆者のような人間ばかりであれば経済は回らない。そう言えば最近筆者は腕時計の電池を交換する器具をネットで数百円で買った。それを使えば自分で電池交換が出来る。早速手元のいくつかの時計の電池を交換したが、時計店で1000円近く出すのがアホらしいほど簡単な作業で、時計の裏蓋を開ける器具の値段はすぐに回収出来た。話を戻して、息子のVISTAのパソコンは1000円のプロダクト・キーをネット・オークションで購入しただけでWIN10に変わった。それを息子のアパートに送ると、夜間に仕事から戻る息子は数日後に郵便局まで引き取りに行く必要がある。それなら持って行ってやった方がいい。筆者はいつか嵐山のわが家から息子が住む伏見のアパートまで自転車で行きたかった。その数年越しの望みをかなえるにはいい機会だ。それに「風風の湯」では自転車に乗ることを趣味にしている筆者より2歳年長の男性がいて、最近は週に2回はサウナ室で話をする。彼に言わせれば、京都から大阪まで自転車で往復4時間とのことで、嵐山から伏見までは散歩にもならない距離だ。梅津に住む82歳の従妹の旦那さんも毎日のように自転車で遠出するが、もちろん伏見よりもっと遠くまで行く。ならば筆者でも簡単なことだろう。
●嵐山から伏見まで自転車で回り道_d0053294_23494275.jpg 天気予報を見ると24日は台風の影響で雨が降るとある。それで昨日の22日、家内と自転車で伏見まで走った。ところが晴天はいいが、台風の影響で猛烈に暑く、また筆者の信じられないほどの方向感覚のなさもあって、ほとんど倍の距離を走った。あまりに癪で、またどのような道をたどったのかを地図に記して次回に備えることにした。出かけたのは正午15分前で、帰宅したのは午後8時半であった。途中でスーパーに2軒(赤丸と青丸)、コンビニに1軒(C地点)に立ち寄って休憩及び買い物をし、また息子の部屋で1時間ほど過ごしたことを差し引いても、いかによけいな道を走ったかがわかる。往路では家内は4,5回筆者より100メートルほど遅れてしゃがみ込み、息子の部屋に着いた時は二度も足が痙攣して悲鳴を上げながらのた打ち回った。ところが帰りは元気になり、筆者が道を間違って進んでいることを後方から大声で「こーちゃん!!」と何度も呼びかけながら筆者を立ち止まらせることもあった。嵐山から息子のアパートまでではなく、阪急松尾駅から伏見区役所付近までの往復の道のりを地図に往路の赤と帰路の青で記した。自転車道路を走ると最短距離に近いが、実際は筆者が2週間に一度走る向日市までの道のり(ピンク色の線)を走る方が若干距離は短い。往路でまず迷ったのはA地点だ。自転車道路は舗装されているが、筆者は河川敷の未舗装の狭い道を走り、その先端まで行って中洲であることに気づいた。家内の呆れと怒りは頂点に達した。数百メートル戻って土手に上り、そしてまた下流に向かった。今日の最初の写真はA地点で戻りがてらに撮り、2枚目の写真はその中洲を対岸から撮影した。自転車道路を久我橋で外れ東に進むと赤池という交差点に出るが、筆者は久世橋と久我橋を勘違いし、一旦久世橋から東に進んだ。すぐに間違いに気づき、自転車道路に戻ったはいいが、ひとつ下流の橋(B地点)を久我橋と思い、そこから東に進んだ。そして方向感覚が狂い、北に進んで吉祥院まで行ってしまった。そこで見つけたコンビニ(C)でアイス・コーヒーを飲んで休憩し、外に出ると太陽が少しだけ傾いていたので、西がわかった。ようやく赤池交差点(D)に着き、そこから東は道路が碁盤目状になっていて息子のアパートまで迷うことはない。帰りも道を間違った。久我橋から自転車道路を走るつもりが、その少し手前の鴨川沿いを北上した。様子が違うことに気づいた家内の大声で筆者は停まったが、それはほとんどF地点の橋であった。それを渡って西山を遠くに見ながら、ひたすら西の桂川を目指した。G地点は見覚えのある葛野大路で、それを越えた少し先に桂小橋の表示を見かけた時は、もうとっぷりと日が暮れていた。赤池交差点では西日が眩しかったのに、日が暮れるのは早い。3枚目の写真は往路と同じく少しだけ休憩した桂川左岸の大きな木の下にある木製のベンチだ。ちょうど7時になっていた。筆者の自転車の荷台にあるのは息子が以前に使っていたXPの壊れたパソコンだ。地図の黄色の線は走るべきであった自転車道路だ。道に迷ったことで面白い経験をしたのは、京阪国道の西に平行する旧千本通りの町並みを初めて見たことだ。京都らしい古い家がまだ残っている。そこをまた走ってみたいが、当然遠回りになる。
●嵐山から伏見まで自転車で回り道_d0053294_01543203.jpg

by uuuzen | 2018-08-23 23:59 | ●新・嵐山だより
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