興味のないことには時間も金を使いたくない。だが、パソコンがなければ生活が成り立ちにくい。そのパソコンの性能を、最新とまでは言わずとも、用をなす程度の能力にはしておかねばならない。

前にも書いたことがあるが、筆者はパソコンのデザインにこだわらない。役目を果たせばよいから、安価であればあるほどよい。それでこれまで人からもらったり、数千円の中古を買ったりして来た。最近ヤフーのトップ画面やジオシティーズが、古いOSでは利用出来ないとの予告が載るようになり、来月末までにWIN10にする必要が生じた。筆者がもっぱら使っている3階のデスクトップ型はDELLの製品で、VISTAが入っている。3,4年前にネット・オークションで3000円ほどで買った。これを
去年3月にWIN7に入れ替えた。パソコンにはそれが可能な性能がかろうじてあった。新品のWIN7用のプロダクト・キーつきのディスクをマイクロソフト社から買う考えは最初からなく、ネット・オークションで廃棄されたWIN7のPROのパソコンに貼ってあったプロダクト・キーのシールと、それとは別にインストール用のディスクを手に入れた。前者は1000円ほど、後者は300円程度で、どちらもパソコンと同じDELL社製を買った。インストールするのに半日要したが、ネット・ライフを同じように続けるには、そのような手間をまたかけなければならないようになった。では、今度もネットでWIN10のディスクとプロダクト・キーを買わねばならないかだが、まずはネットで調べた。すると半年ほど前までは無料でインストール出来たらしく、そのことについて書くブログがいくつも見つかった。それで今夜は思い切ってWIN10のインストールを試みて、3時間ほどでそれを終えた。もちろん無料で、プロダクト・キーの入力も求められなかった。筆者が1階で使っているノート・パソコンは去年5000円ほどで買ったもので、WIN10が入っているが、元はたぶんVISTAであったと思う。VISTAからWIN7にグレードアップし、それからさらに無料でWIN10にすることが出来るというのは、10数年前は考えられなかったことだ。パソコンの性能が年々急激によくなって、家庭で使う程度ではもうOSの更新はほとんど必要のない時代になっているのではないか。筆者はパソコンで文章を書くかYOUTUBEを見るかする程度で、VISTAでも充分であったが、セキュリティの問題からマイクロソフトは次々にOSを新しくする必要が生じているのだろう。それはともかく、ヤフーのジオシティーズはまた問題なく3階のパソコンで利用出来ることとなり、パソコンを買い替える必要がないことに安堵したが、2,3年後にまたWIN10は時代遅れになるだろう。そうなればまた中古を五千円程度で買う。海外から本を1冊買うのと同じほどの値段だ。本なら毎月いくらでも買うのに、パソコンには出来る限り金をかけない。