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●神社の造形―向日神社、その1
ォーキングも義務感があれば面白くない。筆者は仕方なしにたまにはたっぷりと歩く方で、全く運動好きではない。健康のために毎日1万歩程度を歩いた方が身体にいいことはわかっている。



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だが、そのことが脅迫観念になっては却って健康にはよくないのではないか。運動が習慣となると、せずにはおられないようになるらしいが、そうなるまでの年月が大変で、筆者は自信がない。風風の湯でたまに出会う隣の自治会のYさんは、定年退職後に近くに住む人から愛宕山登山の誘いを受けた。その誘った人が去年死んだので今ではひとりで毎週2,3回は登っている。山で出会う顔馴染みの男女が数人いるらしく、その人たちと休憩中に談笑することが楽しいそうだ。先日風風の湯で会った時、Yさんは愛宕山に登る日は3万歩歩くと言った.1万歩でも大変なのにその3倍も毎週2,3回歩くのは、ほとんど病気としか思えない。だが、Yさんは山に登るようになってここ5,6年、体重も血圧も見事に一定しているとのことで、理想的な痩せた身体だ。筆者と同年齢の腹が少々出っ張ったMさんはYさんを見て、あそこまで痩せているとちょっとした病気でがくりと来ると、やや批判めいたことを言うが、還暦を越えた年齢はみな好きなように生きればよく、何が理想的な生き方で、また健康を保てるかはわからない。Yさんは筆者を愛宕山登山に誘うが、同じ自治会のFさんは毎朝1時間かけて散歩している渡月橋から松尾橋までの間をぐるりと一周する散歩に筆者を執拗に誘っていて、筆者さえその気になれば明日からでも運動三昧の日々を送ることが出来る。Fさんの散歩は朝8時から9時までのことで、その時間帯では筆者は夢の中だが、そのくらいの朝でなければ気持ちよく歩けないことはわかる。筆者がたくさん歩くのはスーパーに行く時くらいなもので、それ以外では図書館や美術館に行くか、その用事を大阪まで広げる時だ。それと、このブログで何度か書いているように、10日に一度ほどの割合で向日市に自転車で出かける。その用事が電車を使う場合もあって、昨日の投稿のようにちょっとした出来事に遭遇し、ブログ用のネタが確保出来る。そのように行動範囲が著しく狭いので、ブログの内容は金太郎飴のように15年前からほとんど変わっていない。あるいは加齢とともに劣化している。運動嫌いであるので、せめて頭の劣化くらいは抑制しなければならず、そのためにブログを続けることは意味があると思っているが、Yさんの愛宕山登山と同じように、ただいたずらに回数を重ねるだけの自己満足だ。また多少の義務感を伴なっていることが面白くないが、その義務感が今後大きくなるとさっさとやめるつもりでいる。そこでYさんに質問してみたいのは、愛宕山に登り続けることに多少の義務感がないのかどうかだ。誰も褒めてくれず、金が儲かるわけでもないのに、なぜそんなしんどいことをするのか。Yさんに言わせれば筆者のブログも同じことだろう。
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 今日からしばらく「神社の造形」のカテゴリーに投稿する。筆者にとって初めて訪れる神社はいつも新鮮で、またほぼ必ず写真を撮るので、多少の義務感を抱きつつもブログに投稿する。いつの頃からか、境内にある祠をほとんどすべて撮影するようになったので、大きな神社では写真が20枚ほどになる。1回の投稿で4枚使うとして4,5回の投稿だが、文章をどうひねり出すかがちょっとした悩みとなる。それで「神社の造形」への投稿は他のカテゴリーに比べて気が進まないが、一方でせっかく訪れたうえに写真も撮ったので、その時間を無駄にしてはもったいないという思いがある。つまり、かなりの義務感が湧き上がるが、書くべきことをひねり出す行為においてのちょっとした学習を楽しまねば損という思いがある。せっかく新鮮な気持ちで訪れた神社についての記憶を、出来れば同じように新鮮な思いで書きたい。また絶対にそうあるべきだ。そのように前置きして今日から先月23日に訪れた向日神社について書くが、去年の年末にこの神社の前を自転車で通りがかり、近いうちに境内を訪れたいと思いながらその機会が案外早く訪れた。それは自ら進んでのことで、また筆者の「ついで主義」にもかなった。つまり10日に一度は訪れる向日市への用事が出来て、天気がよく、また電車を使ったからで、阪急の東向日駅で下りてまずは用事のある東ではなく、西の向日神社に行ってみようと計画した。そのことは今月4日に投稿した「西国街道、その1」にも書いたが、その投稿の最初の写真の「西国街道」と刻んだ道標を撮影した後、真っ直ぐ神社に向かい、そして神社の中を散策した後、「西国街道、その1」の最後の写真を撮って東向日駅に向かった。つまり、今日から何回か続く投稿は、「西国街道、その1」の中にすっぽりと収まる。その意味でもあまり月日が経っての投稿は好ましくなく、今日はぎりぎり許される投稿期日と考えた。撮影から1か月以上遅れると、写真の季節感と文章を書く季節のずれが気になる。さて、向日神社を意識し始めたのは向日市に10日に一度ほど出かける用事が出来るようになった2年前からだ。自転車で向日市を往復しながら、ついでに向日神社に行こうかと思うことが何度かあったが、用事を済ますとさっさと嵐山に戻った。何しろ反対方向に向かうことは気が進まない。ところが去年の暮れ、長岡京市に自転車で初めて往復する用事が出来た。あるいは自分で作った。それは西国街道の途中に向日神社があることを知っていたからでもある。その前を通ってみたいと思ったのだ。だがその時も用事を済ませただけで、神社に立ち寄らなかった。その日はまずは下調べと思っていたからでもある。そして先月23日はそれから2か月ぶりに歩いて訪れようという気になった。これは近隣ではあるがちょっとした小旅行の気分だ。それほど春めいて来た頃で、その日を逃せばまた当分は機会がないという予感もあった。真夏は嫌であるし、また向日市への用事で電車を利用することはほとんどないからだ。
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 向日神社に関心があったのは、まずその名称だ。向日(むこう)は音読みでは「こうじつ」で、これは筆者の「甲日」とは意味は違うが音は通じる。向日神社がなぜ「日に向かう神社」であるかは、訪れて初めてわかった。山と呼ぶには低い岡の上に本殿が建ち、またそれが真東を向いているからだ。日の出に向かい合っている神社で、向日市にはほとんど高層建築はないので、今でも江戸時代と同じ眺望が得られるだろう。とはいえ、そういう見晴らしのよい場所はなかった。長い参道両側の樹木が邪魔をしているからだ。また、見晴らしのよい場所をじっくりと探さなかったことが悔やまれるが、たとえば東山の石峰寺からの眺望のように、京都盆地の向こうの山並みは見えなかった。そのため、朝日が昇った瞬間にそれが拝めるかと言えば、本殿前や境内からはそうではないに違いない。だが、この神社が創建された大昔ではそうではなかったろう。同神社のホームページを見ると、向日山にこの神社は建つが、境内の少し北が前方後円墳のある向日山で、そこからの眺望は石峰寺からのように向こう側の山並みが見え、また眼下に街が広がるだろう。筆者はその森となった山地にまでは足を踏み入れなかったが、その森の静けさはよく味わった。そのことについては後日投稿する。今日の写真を説明しておくと、最初は「アストロ通り」と名づけられる古くて小さな商店街で西国街道の東側から西を向いて撮った。自動車がひっきりなしに走るので、4、5枚撮ってそれらが映らないものを選んだ。自転車が1台停まっているが、去年の暮れは筆者もそのようにして停めて参道を歩こうかと一瞬考えながら、それがあまりに長そうなのでやめた。200メートルほどあって、上り坂であるので息が切れかかる。それに参道の中央は車が往来する。その車は神社の参拝客が利用する。また参道の途中にある保育園の父兄も使っているのではないだろうか。幅広い参道だが、全体に玉石を敷き詰めてあるので歩きにくい。筆者は帰りは車を避けて端の幅30センチほどの歩行者用の坂を利用したが、踏み外すと溝の中に足を落とすので、綱渡りをしている気分であった。山の上の神社では長い参道はあたりまえだが、200メートルほどが真っ直ぐであるのは珍しい。この長い坂を上って行くことで精神が高揚し、神聖な気分になれる。2枚目の写真は長い坂を上り切った正面にある舞楽殿だ。その奥に本殿がある。舞楽殿は提灯をたくさん吊って、八坂神社のそれを思わせる貫禄がある。3、4枚目は舞楽殿から右すなわち北を向いて撮った。3枚目は天満宮だ。4枚目はその東にある手水舎で、背後の大きな絵馬が秋田犬を描くのか、なかなかよく出来ている。手水舎の背後に赤い提灯の列が見える。これは勝山稲荷社で、ホームページによればその北に元稲荷社がある。このふたつに気づかず、写真を撮らなかった。明日書くが、とても重要な社だ。
●神社の造形―向日神社、その1_d0053294_01030761.jpg

by uuuzen | 2018-03-08 23:59 | ●神社の造形
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