脚力が充分あれば健康という思いがある。毎日ムーギョやトモイチまで往復すれば7000歩程度にはなるが、昨日書いたようにほとんど横になったまま5日ほど過ごしたので、体力がなおさら落ちるような気がする。
アメリカの大西さんからは昨日の投稿を読んでの筆者の体調を気遣うメールが2回届いた。ありがたいことだ。今日1日で8割方、元気が戻った気がしている。それで夕方には家内と嵯峨のスーパーから梅津のムーギョまで巡って両手に買い物をたくさんして来た。それだけ歩いても1万歩にはならないと思うが、ようやくそれだけの元気が戻った。一方、今朝9時半過ぎか、京都市の保健所から電話があった。親切な女性保健士で40代と思うが、地元の小学校で行なわれる市民検診の結果が思わしくなければ、どこかの病院で受診や治療をするようにと電話をかけて来る。まさか筆者にだけではないはずだが、まるで筆者だけというほどの親密な感じで、その声を聞くだけで体の悪い箇所が治ったような錯覚に陥る。筆者は優しい言葉の女性に弱い。小学校で健康診断を受ける人は確か60歳以上に限ると思うが、そのような年齢では検査数値に異常がある場合ことの方が普通で、保健士は毎日受診結果表を睨みながらあちこち電話をかけ続ける必要があるだろう。それが仕事と言えばそれまでだが、誰に対しても優しくていねいな応対が出来るかとなると、筆者はとても無理だ。そのことを思いながら筆者はその女性と電話を続けた。毎年健康診断は8月下旬にあり、去年はこれまでにない悪い数値が腎臓に出た。その封書が届いた時、筆者は一瞥しただけでどこかに仕舞い込み、すぐに忘れた。それでは何のための受診かわからない。淡白が下りるようになったのは2,3年前からだが、去年の検診ではそのほかの何とかという数値が平均よりかなり悪いと出て、要治療と記されていた。それでも筆者は病院に行かない。自分で体の具合がわかると思っているからだ。数値は悪くても深刻になる程度ではないという過信は、何の根拠もないが、病院に行けばさして深刻でもないことまで大げさになるような気がしている。それで、電話をくれた保健士は、紹介状ではないが、受診するのにふさわしい病院を5か所ほど列挙して郵便で知らせると言う。その中から自分で選んで再検査を受けに行くことになるが、去年8月から半年経っていて、悪い数値は変動しているはずで、よくなっていることもあり得る。その反対もあるが、ここ数日寝込んでいたことは腎臓とは関係がないと思いつつも、医者に診てもらわねば何とも言えないかもしれない。まるで他人事のような書きぶりになるが、そのような少しの不安を抱えている状態であれば、今朝の電話はとても時機にかなったものであった。
スーパー巡りから家に戻ったのはちょうど午後7時で、1階のノートパソコンを開いて筆者のブログを見ると、画面が真っ赤になっていた。一昨日筆者はひどい出血をして、家内は大騒ぎをしたが、その血を思い出す画面さながらで、いったいどういうことかと一瞬顔がこわばった。保健士からの電話といい、ブログ画面の予想しない変化といい、今日は筆者にとって大いなる赤信号のようだ。寒い中を嵯峨から梅津まで歩き回っている場合ではないような気もするが、歩ける体力がどうにか戻ったことが実感出来るので、寝転んでばかりはいられない。脚力を多少でも取り戻し、そのことによって元の体調がなるべく早く快復するようにしたい。その思いから早速取りかかったことは、画面変化の原因追求だ。以前に書いたことがあるが、赤の背景は普段の原稿用紙の壁紙の背後に赤色を設定しているからだ。つまり、壁紙が表示されない場合、代わって赤の背景となる。これは原稿用紙を皮膚とすれば、その下に流れる血という意味でもある。それはさておき、exciteブログのシステム故障によって、筆者が設定した原稿用紙の壁紙や画面最上部の黒地のバナーが表示されないと思い、しばらく様子を見ればいいかと考えたが、どうも様子が違う。そこでexciteブログの告知画面を見ると、今日の2枚目の画像のような表示に気づいた。常時SSL化を今日完了したとのことで、これはより安全な通信を考慮しての措置で、URLがhttpで始まるものはすべてhttpsに変える必要があると記されている。筆者のブログはヤフーのジオシティーズと一部連動させていて、原稿用紙の壁紙やバナーの画像はジオシティーズに置いている。そのURLをどうすればhttpsに出来るかわからない。それでより簡単な方法を採った。それはそのふたつの画像を筆者のブログに投稿することだ。これは簡単だ。また、投稿画像は必ずしも当該ブログ内に表示させる必要はない。2枚の画像をこのカテゴリーの「その72」にまず投稿し、その投稿画面内に表示させないままで2枚のURLを調べた。そしてそれをジオシティーズのURLとこれまでの画面表示のHTML内において取り替えた。それだけのことだ。また、ついでに赤をピンク色に変えた。何かの不具合でまた原稿用紙の壁紙が表示されなくなった場合、ピンク色の方がどぎつくなくてよい。赤とピンク色のどちらが好きかとなると、今の筆者は断然ピンク色だ。ヤフーのトップ画面は数色から選べるが、そのようになった時から筆者はピンク色にしている。原稿用紙の肌色の下はいきなり赤い血が流れているのではなく、まずはピンク色の肉だ。ともかく、元どおりのブログ画面になって気分はよい。これで体調が完全に元に戻ってくれれば言うことなしだが、まだ油断は出来ない。