これは出先から初めて書くブログだ。６時にドイツ文化センターで映画鑑賞がある。それまでの間、妹宅に立ち寄り、メールの確認とこの文章を書くことにした。



今夜は帰宅が遅くなってブログを書くのが億劫になると思うので、空き時間を有効に使いたい。ただし、今日書こうとしていたことは資料が手元にないため、別の内容にする。で、いつもなら親指シフトのワープロを使って文章を書くのに、違うパソコンの、しかもＷＯＲＤソフトを使っているため、ずいぶん勝手が違う。たとえば、今「勝手」という文字を出すのに往生した。２０回以上もキーをたたいてやっと最後に「勝手」が出て来た。それを打ち込もうとしてミスし、急ぐあまり同じことを３回も繰り返した。結局キーを６０回以上も叩いた。これではどこまで書けるやらだ。使い慣れたワープロならこういうことはない。思い出したが、元旦に家内の実家で姪の主人とホームページやＨＴＭＬについてたくさん話をした中で、筆者は長い文章を書く時にはワープロを使い、ブログの投稿にはそうして書いた文章をＭＳ－ＤＯＳ変換し、さらにＷＯＲＤソフトに載せていると言うと、「エディターというソフトがあって、ＷＯＲＤとは違ってよけいな機能がついていないので、文章を平打ちするには反応速度が最も早くてよいですよ」と耳にした。そんなソフトは初めて知ったが、後日ネット・オークションで見ると、古いヴァージョンが５００円ほどで出ていた。結果的にもっと高く落札されたが、筆者が使用するＷＩＮ９５のパソコンにインストール可能なものだったかどうかわからない。それに今もまだどんなヴァージョンがよいのか調べていない。それも取りあえずは現在のワープロで間に合っているからだ。しかし、文章を毎日たくさん書くのであれば、もっと簡単にパソコンに入力出来る体制を整えるべきことはよくわかっている。ワープロを３台使ってようやくこのブログに投稿出来る段取りがつくというのは、必要以上に場所を占拠するし、どれか１台が壊れても投稿出来なくなるから、綱わたり的な作業だ。前にも書いたが、３台のワープロは、２台が親指シフトのデスクトップ型で、そのうち１台は文章書きに、もう１台は書いた文章を消去するのに使用している。１台目で文章を消去するには、いちいち文書フロッピーをセットし直す必要があるが、もう１台の方はフロッピー・スロットが２か所あって、文書フロッピーをセットせずにダイレクトに消すことが出来る。それで消去専用にとても便利なのだ。消去せずに文章をフロッピーに保存して行けばいいかもしれないが、フロッピーに空きがないため、１投稿文ごとに消去してはそのスペースにまた書き込んでいる。３台目のワープロは親指シフトではないが、これはＭＳ－ＤＯＳ変換用、このワープロがなくてはパソコンに文章が載せられず、ブログに投稿出来ない。こんな不便を一気に解消するには、パソコンのキーボードを親指シフトにすればよいが、その価格の問題はさておいて、パソコンをワープロ代わりに使う気は全くない。文章を書くには文章専用の機械である方がよいと考えている。と、ここまでだらだらと書いて来たが、やはり慣れない方法で長文を書くのは疲れも早い。
　さて、元旦にもこのカテゴリーに書いた。それ以降、ブログの機能に関してわかったことがある。まずそのひとつ。Ｍｏｒｅ機能における「Ｍｏｒｅ」の文字を好き勝手に変更出来ることがようやくわかった。だが、今さら変えるのもおかしい気がするし、変えるなら以前の分も全部新しいものにしたいし、そうなればとても時間がない。そのため当分今のままで行く。それで、筆者は今までの投稿全部にこのＭｏｒｅ機能を使っているが、これはブログ・トップに１０日分の文章がまとめて表示されるように設定しているので、なるべく１日当たりの文章量を少なくした方が表示速度が速くなるからからだ。そのため、写真は全部ＭＯＲＥをクリックして表示される部分に置いている。この点に関しては、画面表示は早いが、文字ばかりの素っ気ない画面になって、最初から拒否反応を示す人が多いと思いに違いない。パソコン・ライフは迅速が命であるので、文字よりも画像が歓迎される。１枚の画像は原稿数枚以上の威力を発揮することもあるから、長ったらしい文章を苦心して書くより、写真を２，３枚載せておいた方がみんな喜ぶブログが出来上がるだろう。消耗品同様のブログなど、瞬間的に見て内容がわかった方がありがたいからだ。この忙しい時代に原稿１０枚ほどの文章を毎日読むというのは、とんでもない物好き以外には考えられないことだ。そのことはよくよく知りながら、それでも写真本意にしていないのは、単にデジカメがないからという理由もあるが、やはり文字でしか表現出来ないことを信じているからでもある。話がそれている。戻そう。先日、ｅｘｃｉｔｅブログ内の検索をしたところ、どうもおかしいと思えることがあった。文章内で何度も使っている固有名詞が検出されないのだ。ブログ・タイトル、あるいはその内容のどちらにしても同じことで、検索で表示されるブログというのは、どうやらＭｏｒｅより上部に書いた内容だけを対象にしていることがわかった。つまり、筆者の場合、Ｍｏｒｅより上部の文章は、Ｍｏｒｅをクリックして表示される文章の１００分の１以下であるので、筆者の書くブログ内容のほとんど全部に等しいものが検索されないわけだ。これには参った。まだ公開して２週間程度であるので、それで検索されないのかとも考えたが、どうやらそうではない。Ｍｏｒｅ機能を使わず、全文表示させれば済む問題だが、そうすれば今度はとんでもなくデータ量の多いトップ画面になってしまう。それだけは絶対に避けたい。だが、せっかく書いた事柄が検索で調べられないとなると、ブログはほとんど無意味な行為に思える。そのため、ここ２、３日は真剣に今までのブログ内容を全部ホームページに掲載し直すことを考え始めたほどだ。
　では、なぜ検索で引っかからないかだが、Ｍｏｒｅより上部、つまり筆者の場合はブログのトップ画面で表示させている各日の枕言葉的な書き出し部分は、ＨＴＭＬではなくてＸＭＬという形式でｅｘｃｉｔｅブログは公開しているため、ＸＭＬで表示されている文章内容のみが検索対象になっているようなのだ。ＸＭＬはＨＴＭＬをより使いやすくした言語のようだが、ｅｘｃｉｔｅがそれを使用しているのは何か特別の利点を考えてのことなのだろう。パソコン上で同じように表示されている文章でも、背後にはいろいろと事情のあることを再認識した。それにしても、検索で探り当てられてこそ文章も生きて来るのに、Ｍｏｒｅ以降に主なる内容を書いている筆者の場合、タイトルに工夫をもっと凝らすことと、冒頭の２、３行の中に検索で引っかかってほしい字句を網羅することを考えた方がいいようだ。そもそもＭＯＲＥ機能を使う人がどれほどの割合いるのか知らないが、ｅｘｃｉｔｅがＭｏｒｅ上部の文章内容のみ検索対象に限っていることは、Ｍｏｒｅ機能を使ってたくさんの文章を書く人をあまり対象にしていないことを暗に示す。それはそうだろう。なるべく多くの人にブログを使ってもらいたいのであれば、各人がコンパクトな文章を書く方向に指導したいのは当然であるし、またブログを書く人も、論文ではないので、ごく簡単なメモ的日記が便利につけられればそれでよい。本格的な内容と量の文章を毎日書く人が仮にいたしとしても、全体の０．０００１パーセント程度のもので、そんな人に的を絞ってブログの仕組みが便利に作られているはずがない。だが、先ほどから書いている検索とは、ｅｘｃｉｔｅブログ内でのことであって、Ｇｏｏｇｌｅにおけるような全ＵＲＬの検索ではない。調べると、Ｇｏｏｇｌｅの検索で自分のホームページが検出されるのは数か月ほどかかる様子で、それはまだまだ先の話であるのでどうなのかは知らないが、ＭＯＲＥ以降を含めたブログ全文章の各ページが検索の対象になってくれるのであればありがたいし、そうなればブログの文章をホームページに移し変える必要もない。それで昨夜だが、Ｇｏｏｇｌｅとヤフーで「ゆうゆうゆうぜん」を検索すると、前者では「ゆうゆうゆうぜん　ｄｅ ｋｉｒｉｅ」が、後者では「ゆうゆうゆうぜん歩録」のある日の内容ひとつのみがヒットした。
　Ｇｏｏｇｌｅの検索は、個人の作ったＵＲＬがロボット型検索機が拾ってくれるのは、前述したように、数か月ほどかかる場合があるが、誰か別の、すでに検索で表示されるＵＲＬからリンクされている場合は、この数か月が１週間程度に短縮されるようだ。つまり、ＵＲＬはリンクされていてこそ威力を発揮する。Ｇｏｏｇｌｅで「ゆうゆうゆうぜん　ｄｅ ｋｉｒｉｅ」が早速検出可能になったのは、当然ｅｍｉさんのホームページのトップ画面に筆者の切り絵のＵＲＬが記入されたからだ。もし、筆者の総合ホームページのＵＲＬをＧｏｏｇｌｅに少しでも早く登場させたいのであれば、誰かにホームページでリンクしてもらう必要がある。それはさておいて、Ｇｏｏｇｌｅ検索における「ゆうゆうゆうぜん　ｄｅ ｋｉｒｉｅ」の表示状態を見て不具合を感じ、昨夜は早速それを訂正しておいた。ホームページの公開後にこのような細部の変更がたくさんあり得ることは予想したが、早くもそれが見つかった。さて、ヤフーの検索方法はＧｏｏｇｌｅのようなロボット型も使用しているようだが、またちょっとシステムが違って、検索結果にも大きな差がある。ヤフーにはホームページの推薦の受けつけをやっていて、審査に合格すると特別にカテゴリーの登録してもらえる。登録されるとアクセスが増えるのかどうか知らないが、筆者はまだホームページを完成させていないこともあって、登録の申し込みは考える段階にない。それに、登録されているものがいいものばかりとは全く限らないし、創作的なホームページがたくさん登場するもまだまだこれからのような気がする。ところで、ヤフーで検索される「ゆうゆうゆうぜん歩録」の１ページだが、なぜこれが検出されるのかはわからない。今後、検索で自分のホームページやブログがどう表示されるのかされないのか、気にはなるところだ。最後に、これは数日前のことだが、初めてトラックバックがあった。珍しいなと思ってそれを開くと、アダルト・ブログで、若い女の上半身裸の写真があった。即座に消したが、消すには小さなＸマークをクリックすればよく、これがいかにも「プチッ！　消えてしまえっ！」と、小さな虫を潰すような感じで面白い。（以上の文章は妹宅で午後３時半から５時までかかって書いたものを、メールで自分に送り、帰宅後、校正した。）