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●愛宕山千日詣りから丸2年
いによって山鉾巡行の順番を決めればと思ったが、京都らしくない。籤で決め、また例外も設けるという、曖昧さがいかにも日本的かつ京都的で、それで長年やって来ても文句は出ない。



筆者がふと思った山鉾の戦いとは、ゴール目指して一斉に山鉾が同じスタート・ラインから駆け出すことだ。それには映画『ベン・ハー』のように大きな競技場が必要だが、観客席は大きく沸き、年に一度の祭りとしてよく機能するのではないか。だが、それは競馬その他があり、祇園祭では山鉾はお互い他と争うことなく静々と進行する。京都では神輿をぶつけたり、壊したりして平気な祭りは下品とでも思っているようで、上品さが何より大切にされる。だが、同じ人間がやることであり、上品さの裏側に人間臭さがあるはずで、京都人にもえげつなさはある。だが、喧嘩をしないのが京都人だ。それはさておき、祇園祭の前祭に霰天神山があるが、そこで「日の用心」の護符が授与されていることを昨日ネットで知った。来年はそれを買おうと思っているが、その理由は2年前の今夜に登った愛宕山で買って来た同じような「日の用心」の護符と並べて貼っておきたいからだ。この護符は毎年貼り換えるべきだが、毎年愛宕山に登る気持ちはない。気があれば体力はどうにかなると思っているが、筆者は2年前に比べて2キロは太り、先日家内は筆者のズボンが裾上げしていないものも含めて30本はあるのに、どれも履けないほどウエストが狭いと言う。これではいかんと思いつつ、腹についた脂肪を減らすことは増やすことの何倍もの体力気力を要する。また、愛宕山の山頂に登るのは2年前の4倍のしんどさであろうと想像するが、それもどうにか気力で克服出来るとして、筆者が愛宕山の千日詣りに関心がないのは、満月の夜ではないからだ。2年前に登った最大の理由は満月であったからと言ってよい。山から眺める満月はどのようなものかと思い、それで思い切って登った。そして写真もたくさん撮って来た。それが2年経つ今年は、ちょうど半分の月が昇っている。それを今日は先ほど風風の湯からの帰りに見かけた。くっきり右半分の月だ。これでは愛宕山の麓は2年前の半分以下の暗さだろう。それでは登る気になれない。では、千日詣りの日に満月になるのは次はいつかだが、筆者が生きている間にはもうない。つまり、2年前の絶好の機会に筆者は千日詣りをした。その思い出だけでもう一生千日詣りに関しては悔いがないほどで、それで今年も2年前のそのことを思い出してこうして書いている。
●愛宕山千日詣りから丸2年_d0053294_23464869.jpg 風風の湯に筆者はいつも午後6時から6時半頃の間に行くが、6時なら隣りの自治会に住むYさんによく出会う。ただし、Yさんはもうほとんど帰り際で、挨拶をするだけだ。Yさんと湯舟で話をするには午後5時に行けばいいが、その頃はまだかなり明るいため、せっかく風呂に入っても、家に帰ればまた汗だくになってしまう。それで6時過ぎにするが、7時頃では帰りは9時頃となり、それから食事するのはしんどいので、6時半頃が目安になる。それはさておき、Yさんは週に2回は今でも愛宕山に登り、それから戻って来て風風の湯に行く。登山で汗をかくからだが、筆者より6,7歳年長のYさんが週2回は愛宕山に登るのは、どれだけ頑健な体と精神をしているのかと思う。そう言えば無駄な脂肪が皆無で、骨と筋肉と皮だけに見える。長身であるのでなおさらだ。風風の湯で筆者がよく話す人は数人いて、年齢は筆者より数歳下から81歳までの間で、80代は別として、それ以外は年齢と肉体の様子があまり比例していない。つまり、還暦を過ぎると、かなり体形に差が出て来る。太っているから精神まで醜く見えるというのではないが、頑健そうな体に見えるに越したことはない。見えるではなく、実際にそうであるのは精神の強さによるから、筆者はYさんのように愛宕山に週に2回登る気はないにしても、どこかで精神を引き締めておきたい。それはどこかで禁欲的であるべきということだが、男の恰好よさとはそういう覚悟からにじみ出て来るものではないか。だが、何から何まで禁欲的は難しく、ある面ではかなりちゃらんぽらんになる。だが、それを自覚している必要はある。そのちゃらんぽらんなある面が、配偶者にとって我慢出来るものであればいいが、そうでない場合は離婚ということになる。筆者もかなりちゃらんぽらんなところがあるが、どこかでこれだけは譲れない何かがあるという思いを持っていることを家内は知っているので、どうにか我慢してこれまで一緒に暮らして来ているのだろう。だが、2年前の愛宕山登山では2,3合目でもうへたばってうずくまってしまい、そのみっともない姿を家内は今もよく思い出し、もう愛宕山には二度と登れないと言う。それが癪なので、昼間にYさんと登ってみたい考えがないではないが、まずは腹のぜい肉を2、3キロ減らし、履けるズボンを増やすことが先決だ。ウエスト74センチのズボンは無理としても、せめて78センチが履けるようになりたい。戦いは自分とのそれが一番難しい。思い切って毎日腹筋運動をするか。今日の写真は2年前の千日詣りで撮った残りもの。
by uuuzen | 2017-07-31 23:59 | ●新・嵐山だより
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