催事が常に各地であって、気になるものを全部を見て回ることは出来ないが、気晴らしと運動がてらにたまに展覧会には出かける。その感想をブログに書かねばと思いながら、チケットの半券がたまり続けるだけとなっている。
それで、ブログの投稿は身辺雑記そのもので、筆者にとってもどうでもいいことにほとんどが属するが、ま、書こうという気分が沸き起こった時に任せることにして、今日も投稿ネタを用意した。その前に書いておくと、最近パソコンのキーボードのENTERキーの凹みが目立つようになり、昨日はついに反応が著しく鈍くなった。10回ほど強く叩かなければ改行や認識が出来ない。10年ほど前か、USBでつなぐキーボードを家内が勤務していた大学から持ち帰った。教授が捨てたもので、家内は何かの役に立つかと思ったのだ。その出番は長らくなかったが、今年の春、筆者の甥の奥さんに持って帰ってもらった。その奥さんが数年前に買ったノート・パソコンのキーボードがおかしくなり、筆者がそれを診断したところ、修理の必要があることがわかったが、その部品は在庫がなく、新しいものを買い換えるしかないことがわかった。ならば中古をネットでということになり、1万円くらいで落札した。届いて筆者はネットが出来ることを確認しただけで、キーボードの全部のキーが使えるかどうかまでは調べなかった。それで原因はわからないが、奥さんは使い始めてしばらくして、あるキーが反応しないことに気づいた。それでそのパソコンを筆者のところに持参してもらったが、すぐには原因はわからない。USB接続のキーボードをつなぐとうまく反応し、そのキーボードをひとまず手渡した。家内が大学のゴミを持ち帰ったことの労力が報われた。届いた時点でキーのひとつがおかしかったのかどうかはわからないが、たぶんそれはないだろう。ちょっとした何かを改めるだけでうまく作動するようになると思うが、それでも駄目なら埋め込み換えるキーボードだけならば2000円も出せば買える。そのことを伝えてあるが、USBキーボードが慣れたとのことで、キーボードを買い直す必要はなさそうだ。
さて、筆者のキーボードは今日の午後、ついにENTERRキーが全く反応しなくなった。キーボードはほかに2台あるが、どちらも今筆者が使っているHPのコンピュータ本体背面のコネクターのピン形状が違う。それで、まずENTERキーが反応しないキーボードを分解し、埃やゴミを全部取り除き、ENTERキー内部を確認すると、半透明のおっぱい型のクッションの乳首に相当する先端部分が劣化し、ほとんどなくなっていた。それをほかのあまり使わないキーのそれと交換したところ、キーは元通りに浮上し、クッションの具合も戻った。だが、相変わらず反応しない。次に思ったことは、コネクターのピンが違うのであれば、そのケーブルを交換すればどうかだ。そして使わなくなっていたキーボードも今度はばらしてそのコードを外し、それをENTERキーのおかしくなったキーボードのコードと交換した。ところが、今後はENTERキーだけではなく、何も反応しない。下手をすればパソコン本体が壊れるかもしれないと思ったので、無反応でよかった。それでまたそのコードを外して元通りにし、ENTERキーのおかしいキーボードをもう一度念入りに掃除した。だが、結果は同じで、ENTERキーのみ無反応だ。画面にキーボードを表示させ、それでENTERキーを操作する方法を知ったが、かなり面倒だ。それで、ENTERキーを押さずにその操作をする方法を調べると、これがあった。その無料ソフトをダウンロードしたところ、無変換キーとブランク・キーを同時に押すとENTERキーの役割をする。その操作をしながら今日はこれを書いている。まだ慣れないが、ストレスをあまり感じない。USBキーボードがあればよかったが、もう仕方がない。それに同じものは1000円ほどで買える。
今日は上記のことで2時間ほど費やした。忙しいというのに、キーボードを2台も分解し、驚くほどの細かい、多くの埃を取り除いた。ENTERキーは直らなかったが、そのゴミがきれいに掃除出来たことがよかったと考えることにする。キーボードはとても不潔だ。それを終日使っているのは健康にあまりよくない。ENTERキーの反応がおかしくなったのは、筆者のキーの叩き方があまりにも強いからだ。パッチンパッチンという音が階下まで響き、家内はキーボードが壊れるのではないかといつも思っている。それでUSBキーボードをもらって帰って来たのだろう。筆者は深夜2時くらいにキーボードを機関銃のように叩くので、家内はその音でなかなか寝つけないが、深夜になると元気になるのは習慣になっている。1日のうちで最も頭脳明晰になるのは深夜11時暗いからだ。それから3時間ほどそれが持続する。そのように筆者は思っているが、実際は効率は悪いかもしれない。それはともかく、今日の投稿の題名についてだ。梅雨入りすれば梅の実の収穫をすればよいとネットで知り、昨日は裏庭向こうの白梅の実を摘んだ。2個うっかり落として川に流してしまい、また手の届かない枝に数個残っているが、収穫した数は145個で、1140グラムあった。スーパーで売っている南高梅のようなに大きくないが、自分で育てたので愛着はある。梅酒を漬けるには梅の実は1キロに対して1.8リットルだ。1140グラムなら酒の量を少し増やす必要があるが、スーパーで売っているのは1.8リットル入りを2本買うのはもったいない。それでどうしようかと思っているが、ほかの酒ならだいたい何でもあるので、たとえばブランでーを足すのはどうか。日本酒を少し足してもいいと聞いたことがあるから、好みでどんな酒でもいいのではないか。去年梅酒を漬けたと思っていたが、家内は瓶の蓋に2年前の6月12日に漬けたことが記してあると言う。その酒はとっくに全部飲んでしまったが、梅の実だけ瓶の中に残っていて、昨日はそれを家内に取り出させ、3個食べた。2年前は3種の梅の実で漬けたので、それを1個ずつ食べた。果肉の多い大きな実もいいが、小さくて硬い実もいい。わが家の裏庭の実だけでは足りなかったから3種の実を混ぜたが、今年は充分あって、酒を多くしなければならない。嬉しいではないか。それでも1.8リットルならすぐに飲み干してしまう。
今日は漬けるための酒と氷砂糖を買うために家内スーとスーパーに行った。嵯峨から梅津に回ったので、予想外に買い物が多くなった。それで明日出かけ直すことにしたが、トモイチで山椒の実が安く売られていたので1箱買った。これは出初めなら1000円以上するが、今頃になると安くなる。目に留めたのは半額で、324円であった。2箱買ってもよかったが、1箱で充分かと思い直した。半額ものなので、茶色に変化した実がちょくちょくある。それや柄を取り除くのは筆者の役割だ。それほど筆者は山椒が好きだ。買って来たものを全部掃除するのに1時間ほどかかり、それから先に書いたキーボードの修理をした。そのため、午後は仕事にならず、気づけば風風の湯に行く時間が過ぎていた。出かける前に撮ったのが今日の写真だ。同じ緑色で同じ丸い粒だが、大きさは太陽と惑星ほどに違う。誰でも誰かの太陽になれる可能性はあるし、誰でもピリリと辛いところを持っている。そう考えると、実は大きい方がいいとは限らないことに思い至る。それに、梅酒もいいが、山椒の酒も香りはきっといいだろう。はははは、ならば今日は半額の山椒を4箱ほど買っておけばよかった。明日はもう山椒は売り切れているだろうな。今年になって酒の量が増えている筆者で、家内は心配するが、筆者の酒は飲むうちには入らない。本当ののんべえなら、1日に1升は飲むだろう。筆者はかわいいものだ。いろんな酒を飲みたいと思っていて、初めて飲む銘柄、しかもいろんな酒を買い込んでいる。一方で家内は筆者の最も機嫌のよいのは、大勢で酒をたくさん飲んだ時と言う。酔っても意識は失わないと思っているが、その限度を越えた時の様子を家内は覚えているのだが、小さな子のように朗らかになり、そばで見ていて微笑ましいらしい。その限度をさらに越えると、ばたりと眠り込んでしまうので、まあ、いい酒なのだろう。今日のまとめ。梅のように酸っぱい意見を吐き、山椒のように辛い見方を今後もブログで続けて行こう。酔いが残っているか。