人気ブログランキング | 話題のタグを見る

●ふきのとう見っけ
くなる話として、最近は腹立たしくて熱くなる話しに事欠かない。だが、そんな話を書いてもよけいに腹立たしくなるだけなので、なるべく書かないでおくに限るが、それにしても世の中には信じられないほどの無様な顔をした、つまり厚顔無恥そのものといってよい人物がいる。



●ふきのとう見っけ_d0053294_23585803.jpg
商人は金を儲けることが本分で、それはそれでいいのだが、政治家も教育者も今はみんな商人になってしまって、金となると目の色を変え、唾棄すべき行為を平気でする。昔なら切腹したはずの武士だが、今は口先だけ勇ましい武士ぶりを気取り、やっていることは悪徳商人と変わらない政治屋が世間で偉そうな顔をする。日本が没落に向かっているとすれば、そういう連中が率先している。一方では教育者の質も落ちて来ていて、つまりは日本が内部から腐敗して崩壊しつつあるように感じる。筆者は人の性格をよく顔で判断するが、それは間違いだと言う人があっても、気にしない。顔は性格の鏡で、人間性を映し出す。化粧をしない男はなおさらそれがよくわかる。これは、学校で成績がよかったということはあまり関係がない。成績優秀でも品性が悪いのはいくらでもいる。そして今の日本はそういう連中が国を動かすと大きなことを言って官僚や政治家になり、自分勝手なことをする。法治国家の日本とよく言われるが、つごうのいいようにそれは解釈され、法律無視が平気で行なわれる。法治ならぬ放置で、庁舎にろくに出勤せずに偉そうな態度で10数年も都庁におさまっていたのもいたが、最近はいよいよ化けの皮が剥がれ始め、筆者はすこぶる気分がよい。メッキはいつか剥がれるもので、人間性も同じだ。ま、熱くなりそうなので、話題を変える。昨日は外出しなかったが、今日は嵯峨のスーパーに買い物に行った。前に書いたが、梅津のムーギョに行くのと同じ距離で、北か南にどっちに向かってもいいのだが、昔住んでいた梅津にもっぱら足が向く。また、嵯峨のそのスーパーからムーギョに行くには、田畑混じりの新興住宅地を南方に向かうが、直線距離にして1キロほどだろうか。嵯峨のスーパーから500メートルほど南下すると三条通りがあるが、中京区とは違って三条通りと四条通りの間が倍もないと思うが、かなり広がっている。それで1キロほどと思うのだが、直線で結ぶ道路はなく、最も近道でも何度か曲がらねばならない。それでなおさら中京区とは違って距離がある。だが、梅津から嵯峨へ回ってわが家へ買えるもよし、嵯峨から梅津に下って松尾橋、そしてわが家へと時計回りに歩くのもよしで、それくらいの散歩は天気のいい日はすべきであろう。それには真冬は寒すぎるとして、秋は11月から12月初め頃まで、そして2月中旬から3月いっぱいまでは汗もあまりかかずに済んでよい。だが、実際は寒い日でも梅津まで歩くと汗ばむ。
●ふきのとう見っけ_d0053294_23593169.jpg
 一昨日は隣家の裏庭にふきのとうが芽生えているのではないかと急に思い立ち、確認すると、出始めたばかりで、もぎ取ってよさそうなのが5,6個であった。もうしばらくすると、20個くらいは見えるが、全部取ってしまうとかわいそうで、いくつかは残しておく。そうして一昨日は3個もぎ取ったが、それでは少ないので、昨日は樹木の枝を切る前に、また収穫することにした。先月か、刈ったままの雑草をふきのとうが生えて来る地面に無造作に積み重ねていたので、それを取り除くと、その下に何個かが窮屈そうに伸びようとした。雑草がそのままであってもどうにか成長したのであろうが、春めいて来たのでそれはあまりにかわいそうだ。植物でものびのびと育ちたいはずで、頭の上に光を遮る枯れ草の山があればたまったものではない。とはいえ、せっかく地表に出て来たというのに、筆者がもぎ取ってはもっとかわいそうか。ふきのとうをもぎ取るのに何か道具を使うのかどうか知らないが、筆者は素手で、場合によっては根がごっそりついたままとなるか、その反対にふきのとうの胴体部分でちぎれることもある。そのため、土がつかないように小刀で切り取るのがいいのだろう。ふきのとうを最初に買って食べたのはそんなに古いことではない。10数年前のことではないだろうか。天龍寺前の道を東に向かって500メートルほど歩いたところにある、マインド・ゲームスというペンションの斜め前の八百屋の店先でパック入りを見つけた。20個ほど入っていたと思う。黄緑色が鮮やかで、それが目についた。300円ほどだったと思うが、珍しいものを見つけたので買った。その時期は今頃となるが、3月中旬であったような気がする。その店は今も同じたたずまいで営業を続け、またその東隣りは中村屋という肉を売る店で、それが店頭でコロッケを販売し始めた頃だったと思う。そのコロッケはとても有名になり、今では大阪の天神橋筋商店街でも小さな店を出しているのを先月見かけた。また、近年は中国人観光客が買うようになって、店の前は常に人が立っている。それはいいのだが、たまにコロッケを包む紙袋が地面に落ちている。店から10メートルほどしか離れていないので、店は気づいているはずだが、コロッケを揚げるのに忙しく、掃除はすぐにというわけには行かない。そして、そうなると、向かい側のペンションやまた隣の八百屋もいい顔をしないだろう。
●ふきのとう見っけ_d0053294_00000965.jpg
 八百屋と書いたが、実際は昔のコンビニと言えばいいかもしれない。野菜や果物以外に豆腐も売っているからだ。ただし、魚は扱っていない。また肉は隣りの中村屋が専門だ。その付近に食材を売る店はその2軒だけで、それで長年営業を続けている。筆者らが向かうのかそこからまだ東へ1キロほど行ったスーパーで、高齢者には遠い。筆者らもその仲間で、そのうち週に一度でもしんどいということになる。話が脱線したが、ふきのとうと言えば、その天龍寺前を東に伸びる道沿いにある中村屋の隣りの店を思い出す。そう言えば、その後はその店で買ったためしがない。安ければ別だが、近所に支えられている店なので、値段はそう安くない。多少高くても近い店で買う高齢者が増えていて、跡継ぎがいる限りは営業は続けるだろう。そうそう、その店に白地に黒で屋号を書いた看板が2階にかかっている。変体仮名でもあり、若い人には読めないかもしれない。筆者も昔はそうであった。わざわざそんな文字で書くのは、昔から営業を続けているためであろう。その看板の写真を撮ったことはないが、幸い今はグーグルのストリート・ヴューで見ることが出来る。そうしてダウンロードし、加工した写真が今日の3枚目で、中央にその看板の文字が見える。これは何と書いてあるかと言えば、最初は「登」で、「と」だ。3字目は「留」で、これは「る」と読むのではなく、「とめ」であろう。つまり、「とりとめ」となるが、ちょっと変な名前だ。「とり」は「鳥」で、京都ないし嵐山嵯峨には目立つ鳥を扱う店だ。わが自治会内にも「鳥市」という屋号の店があるが、右京区の水尾の人で、水尾は鳥すき鍋で有名だ。最近NHK京都のTV番組で水尾の温泉を取り上げる番組があったが、筆者は水尾には行ったことがなく、また車がなければ容易には行けない場所で、今後も行くことはないだろう。水尾は柚子で有名で、わが家の近くには水尾出身の人が何人かいるようで、今の季節は玄関前に袋入りで100円で柚子を売ったりしている。また、柚子はそのままでは食べられず、筆者はせいぜい柚子風呂に使うだけかと思っていたが、最近のTVで、柚子を使った味噌を作ることが思ったほど難しくないことを知った。またその際は柚子の皮だけでなく、中身の汁を使うことを知り、大きなのが数個で100円で手に入るのであるから、来年は柚子味噌を作ってみようかと思った。そういえばふきのとうを入れた味噌も出来そうだ。とりとめない話を書いたが、ふきのとうが出始める今の季節は、筆者は最も好きだ。毎日少しずつ日が暮れるのが遅くなり、いよいよ春だなというのがいい。ストーヴをつけずに今年も過ごしたが、寒いと思っていてもすぐに3月になった。そうそう、家内は根がついたふきのとうを、わが家の裏庭の牡丹のすぐ近くに植えた。それはいくら何でも無茶だ。牡丹の裾におおきなふきの葉が繁茂すると、眺めも悪いではないか。隣家では平坦な空き地が畳数枚分はあって、そこが毎年ふきの葉だらけになるが、それで充分ではないか。ふきのとうに関してほかのことも書きたかったが、また来年。
●ふきのとう見っけ_d0053294_00005473.jpg

by uuuzen | 2017-02-26 23:59 | ●新・嵐山だより
●紅白梅が咲く頃 >> << ●国宝の再現、国宝の創造

 最新投稿を表示する
 本ブログを検索する
 旧きについ言ったー
 時々ドキドキよき予告

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
以前の記事/カテゴリー/リンク
記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
ブログパーツ
最新のコメント
言ったでしょう?母親の面..
by インカの道 at 16:43
最新のトラックバック
ファン
ブログトップ
 
  UUUZEN ― FLOGGING BLOGGING GO-GOING  ? Copyright 2024 Kohjitsu Ohyama. All Rights Reserved.
  👽💬💌?🏼🌞💞🌜ーーーーー💩😍😡🤣🤪😱🤮 💔??🌋🏳🆘😈 👻🕷👴?💉🛌💐 🕵🔪🔫🔥📿🙏?