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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱11月2日(土)、京都大宮高辻Live & Salon『夜想』にて👻👻『ザッパロウィン24』午後4時15分開場、5時開演。前売り3500円👽筆者の語りあり。

●『京の七夕』二条城、その1
風呂のような京都の夏の暑さとよく言われるが、筆者は風風の湯に行った時には合計で36分サウナに入ることにしていて、蒸し暑さにはかなり慣れている。



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それに老齢化に伴い、暑さを感じる感覚が鈍化するとのことで、きっと筆者も昔よりは暑さに対して鈍くなっているのだろう。それは部屋の中で熱中症で死亡する確率が高い。とはいえ、一昨日だったか、まだ30代の男性が部屋の中で熱中症で死亡したというニュースがあり、年齢があまり関係ないようであることを思う。先ほどのニュースでは、明日と明後日の京都の夜はかなり涼しくなると言っていたが、今年の暑さは例年よりはましに思う。家内が先日言ってくれたが、筆者が3階の仕事部屋から1階の最も涼しい場所にパソコンを移動したのは、去年の8月7日であったらしい。ということは、今年は筆者は早々と1階に移動したので、なおさら暑さをあまり感じにくくなっているのだろう。クーラーは2階にしかなく、就寝中にそれを使ったのは今年の夏はまだ1回限りだが、家内の喉の調子がおかしくなったからでもある。筆者は暑いにもかかわらず、毎日鼻水を垂らしていて、夏風邪でもないが、クーラーは必要ないと思っている。それでも市バスや電車など、クーラーがついている場所に行くと、何だかほっとする。あればあったでいいが、なければないでもいいといったところで、筆者はだいたい何でもそういうところがある。酒がそうで、あればいいが、なくても平気で、食事は腹が減るので欠かせないにしても、全く美食家ではないので、どんな粗食でも耐えられる。これは物のありがたみがわかっていないと謗られそうだが、そうではなく、無性にほしがることをはしたないと思っているからだ。だが、筆者にもぜひほしいものがある。だがそれも手に入れば熱が冷める。何でもほしいと思っている間がいいのであって、夢が実現すると味気ないものだ。そのように思うので、筆者は夢がかなわないまま、しょぼくれ状態がますますひどくなって老いて行くことを幸福と思っているのかもしれない。味気ないという言葉が出たので、本題に入る。6日に母の家にまた行って来た。そのことを少しだけ書くと、母はどういうわけか、10歳くらいのことを昨日のことのように思い出して話してくれた。その話は初めて聞く。先日も書いたが、母は昨日のことを覚えられないほどに認知症が進んだ。だが、まだ筆者や家内の顔はわかるし、また昔のことは鮮明に覚えているようで、筆者とは昔話に花が咲く。それで、母が話してくれたのは、母の父だ。筆者が生まれる前に祖父は40代で亡くなっているので、筆者はこれまでさして関心がなかった。ところが、母が語ってくれた祖父の思い出は、筆者に鮮烈なイメージを植え付けた。その脳裏に浮かんだ祖父のイメージが母の記憶と全く同じはずであることはあり得ないが、それでもかなり近いのではないかと思って筆者は戦慄した。というのは、筆者には祖父の血が流れているし、また母から聞く生前の祖父のそれなりの人好きな様子、また近隣では有名であった人格と言えばいいか、ともかく、母の口から語られるその姿を聴きながら筆者は自分の老いた姿を多少見る気がした。もちろん時代も違うし、また生活ぶりや性格も違うが、それでも他人という気がしなかった。母母は意図してそんなことを口にしたのではなく、ただ認知症で物覚えが出来なくなっているのに、大昔のことは実に細々としたことをはっきりと覚えていて、それを何気なく筆者に語ったのは、筆者にとっては贈り物とまでは言わないが、母が90近い高齢になり、しかも認知症になったので思い出したのであれば、それはそれで現在の母の状態をありがたく受け止められる気がする。次回はもっとほかのことに話題を振って、母が子どもの頃のことを聞き出すつもりでいるが、母の話す昔話が触覚や嗅覚まで含んだもので、単なる写真や動画のイメージとは違うことに筆者はおののいたのだ。もう少し言えば、その母から聞いた祖父のことを、そのほかのことも絡めて筆者はいつか書いておかねばならないような気にもなった。そう言えば2か月ほど前、母は筆者に「お母ちゃんのことを書きや」と言われた。それがどういう思いからの言葉かを訊かなかったが、訊かなくても筆者はわかっていることを母は知っているという感じがした。
●『京の七夕』二条城、その1_d0053294_164821.jpg

 話を戻す。6日は用事を3つ作って出かけた。その最初が母に会いに行くことで、次が今日書く『京の七夕』の催しの二条城会場だ。『京の七夕』に初めて出かけたのはもう3年前で、それはブログに書いた。今その時の「その1」の投稿の最初の写真を見ると、会場となった堀川の向こうに二条城が写っている。『京の七夕』は最初は堀川だけで行なわれたが、いつからか、会場が増え、二条城が加わった。そして、今年はチラシで知ったが、北野天満宮や岡崎など、数か所で開催されている。8月3日から15日までで、これは祇園祭の後、五山の送り火までどうにか観光客が楽しめるような催しを続けようとの考えによるだろう。そして送り火が終わると今度は秋の行楽シーズンとなるので、京都は年中お祭り気分だ。『京の七夕』は3年前に行ったきりで、もう3年も経ったのかという気分だが、今年は会場が増えたので、堀川ではない別の場所に行ってみることにした。そして、ネットで調べると、二条城では二の丸御殿をプロジェクター・マッピングで彩るというので、それを目当てに出かけた。このプロジェクター・マッピングを最初に見たのは、10年以上前の神戸の夏であった。神戸市立博物館やその隣りの木造の建物などにカラフルな画像が音楽とともに映し出された。筆者はその様子をフィルム・カメラで撮影したので、たぶん15年ほど前だろう。その後同様の催しが激増し、また技術は著しく向上いたことはTVでよく紹介される各地のその催しからわかる。その向上したものが二条城を使って見られるのは楽しいだろうと思って出かけたが、どうやら今年はなさそうで、拍子抜けした。だが、今日の4枚目の写真だが、その二の丸御殿の前では大原の盆踊りが地元の人たちの歌とともに披露されていて、それはそれで得難い機会であった。そのことは後述するとして、二条城には春にも訪れ、そのことを3回に分けて投稿した。今回は花の季節ではないので、ライトアップの美しさはかなり劣ったが、それは数か月ぶりにまた同じ庭を見たという既視感のせいだ。これはどのようなことにも言えるのだろうが、初めて見た時、経験した時の感動に勝ることはないのではないか。ましてや数か月ぶりで同じく夕暮れ時となると、『ああ、見覚えがある』という気持ちのまま歩くことになる。それは、後どれだけ歩けば出口があるといったことを知っているからで、先に何が待っているかわからないわくわく感が乏しい。これが数年以上経っていた場合は、以前の経験は忘れていることが多いので、また新鮮な気持ちになったり、また懐かしく思えたりするが、数か月では無理だ。そのことが予めわかっていたので、筆者は春にはなかったプロジェクション・マッピングを期待した。ともかく、写真はたくさん撮って来たので、3回に分けて投稿するつもりでいる。
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 今日の最初の写真は濠を越えて中に入ってすぐ、左手すなわち南側に延びる白い塀で、春にはピンク系の光で彩られたが、今回は夏の暑さを和らげようと青い光だ。七夕らしく、竹が映し出されているが、ちょうど人がいない間を見計らって撮った。当日筆者らは開城から間もない午後7時10分ほどに入ったが、春と同じくらいの人出で、観光バスが数台停まっていた。『京の七夕』だけを見るためにバスでやって来ているとは思えないが、祇園祭のために観光バスで訪れる人があることを先日知ったので、地方では『京の七夕』ツアーが企画されているのかもしれない。これは午後7時から2時間で、数か所で実施されても、1日では2か所を回るのが限界だろう。また、最初に始まった堀川の河川敷を北に向かって歩くのは無料でいいが、二条城では拝観料がいるから、同じ『京の七夕』でも訪れる人はぐんと少ないと思うが、普段は夜間は公開していないから、夜の庭がどういうものかと期待して訪れる人がある。また、蒸し暑い京都の夏では、真昼間に二条城を訪れるよりは、日暮れの方がはるかにいいかもしれない。夏の夕方はなかなかいいもので、二条城の庭のように緑が多く、水辺もあるところでは、春の桜とは違う情緒が楽しめる。今回はそのことをよく感じた。それは、春も気づいたが、清流園など、庭からの眺めは空がかなり広く感じるにもかかわらず、ビルや電線が全く見えず、江戸時代そのままに内部が保たれていることに今さらに驚く。枳殻邸ではその点はかなり無残だが、二条城はぜひとも今のままの眺めを保存してもらいたい。江戸時代なら、ごく限られた人しか夜の庭を見ることなど許されなかったが、そのことを念頭に歩くと、いい時代になったと思うし、また武家社会がこのような立派な庭を持った城を造ったものだと感心する。封建社会の遺物と蔑む人もあるかもしれないが、民主主義の時代にこの二条城に匹敵する大きな文化的な建築物を造ったかと思う。それはたとえば東京タワーやスカイツリーになるのだろうが、それは広大な庭を歩きながら眺めるという楽しみとは比較出来ないもので、また日本独自のものでもない。それに高い眺望を求めるのであれば、ビルでもよく、あるいは山からでも得られる。今チラシを見ると、「初二之丸庭園 夜間特別公開」とあるが、春には見られなかった二の丸御殿裏の庭を今回はまず眺め、それから春に見た清流園に導かれる順路となっていたので、数か月ぶりで新鮮ではないと先に書いたが、二之丸庭園が見られたのはよかった。その写真は次回に載せる。今日の2枚目は唐門で、ライトアップの光で眩い。春にはこの門の向こうには入ることは出来なかった。3枚目の写真を説明しておくと、これは2枚を左右につないだもので、まずは唐門のすぐ前で右側を撮った。家内から指摘されて気づいたが、浴衣姿の京都府知事が数人の同じく浴衣を着た若い男女に囲まれてこちらに向かって来た。二の丸御殿の前で繰り広げられていた盆踊りを見た後だろう。撮影直後、唐門を入ると、今度は市長が視界に入った。それも家内が見つけた。カメラをかまえた瞬間、市長は左を向いてしまったので、横顔しか撮影出来なかった。それが左側で、手前にひとりが通り過ぎたため、ぼやけている部分があるが、市長は左端手前の和服姿だ。この撮影直後、市長は知事の後を追うのか、また筆者と擦れ違ったが、その際に知事と同じように、こちらを見て軽く会釈をした。当日は『京の七夕』が始まって3日目ではあったが、土曜日であるので来場者が多いと思ったのか、あるいは二の丸御殿の前での催しのために訪れたのだろう。夕方であまり顔ははっきりと見えなかったが、知事と市長と相次いで擦れ違うというのも、なかなか得難い経験で、春とは違って新鮮なことであった。
●『京の七夕』二条城、その1_d0053294_11026100.jpg

by uuuzen | 2016-08-09 23:04 | ●新・嵐山だより
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