調子が悪い時は薬に頼るか休養を取るか、何らかの対処を講じるが、パソコンに薬を飲ませるわけには行かず、また使わないまま放置しても具合の悪さが改善することはない。
それでどうすればいいかだが、一昨日試したことは、ウィンドウズを使わないことだ。そう言えばアレックス・ウィンターの企画を支援する際に画面にエラー表示が出て結局大学を掛け持ちで教えているお隣りさんのパソコンを使わせていただいたが、クロームを使えばいとも簡単であった。そのことを思い出し、一旦消去したクロームをまたインストールし、それを使うことにしたが、とても反応は素早い。だが、問題がないこともない。ヤフー・ボックスの保存している画像をダウンロードすることが出来ないのだ。ダウンロードする際にウィスルのチェックが行なわれるが、クローム用のそのソフトを筆者は不要とばかりに消してしまったらしい。それでそのダウンロードの場合だけウィンドウズを起動させるが、この場合クロームを起動させたままでなければならないことも知った。どちらも動かすとパソコンに大きな負荷がかかりそうだが、クロームを起動させずにウィンドウズだけを使うことがいつの間にやらほとんど出来なくなった。反応がきわめて遅いというならまだしも、真っ白な画面のままとなる。いずれにせよ、クロームをもっぱら使うことにすると、Cドライヴの容量は相変わらず数十MBしか残っていないにもかかわらず、インターネットはどうにか出来る環境となり、またこうして書くワードのソフトを1行ごとに10秒待たされるということがほとんどなくなった。絶無になったのではないが、はるかにましで、書くことにストレスをあまり感じなくなった。それだけでもう満足しているが、パソコンの調子が悪いことには変わりがない。それを騙しながらこっそり使っているという感じで、とにかく使えればよく、それなりの対処をしたことになる。不思議なことだが、不要と思うソフトを全部消去してもCドライヴの空き容量は全く増えなかった。それでクロームを再インストールしてもその数百MB分は問題がなかった。この調子では消したソフトをみなインストールしてもパソコンの調子は同じではないかと思う。大量にメモリを使っているのはもっとほかに原因がありそうだが、ネットで調べてあらゆる手段を試してのことで、原因がわからないのは腹立たしいが仕方がない。体が不調な時は病院で検査するなりして、原因を突き止める。これはどんなことでもそうだ。だが、パソコンだけはブラック・ボックス的な部分があるようで、専門家でもわからない場合があると見える。そういうパソコンを使わねばならないことは癪に障るが、こうしてブログを続けるからには我慢せねばならない。

さて、先ほど裏庭の梅の実を思い出して収穫した。梅の枝を剪定せねばならないのに、放ったらかしで、梅の実をもぎり取るのに、枝から生え出ている突起であちこち刺される。実が出来ているのは白梅で、紅梅は一度も実をつけたことがないが、どういう理由によるだろう。銀杏のように雌と雄の木があるのかどうか、あるいは紅梅の木は白梅より細く、育ちが悪いのかもしれない。また白梅を覆う形で、先日大量の細かい白い花を咲かせた名前がわからない樹木が繁茂していて、その日陰になる枝には実は基本的にはない。そのためにもその大きな木に遠慮してもらって白梅全体に光が当たるようにしたいが、筆者が所有する高さ180センチ程度の脚立では肝心の高いところにある枝に手が届かない。秋になれば葉が落ち、枝も見えやすくなるので、それまで待とうかと思っているが、あまりの繁茂ぶりに合歓木以上に背丈が高くなり、また白い花の変な香りに家内は渋面を作っている。先ほど郵便局に行ったが、川沿いのある家の植木にその白い花を咲かせる木があった。手入れがなされ、もっとこじんまりしていた。それに比べ、わが家ではゲットーのジャングルだ。梅の実は小振りで、それを放置すればもっと大きくなるというのでもないだろう。もっと小さな梅の実もあり、木によって実の大きさが違うと想像する。全部摘み取ってしまうと何となくかわいそうで、多少は残した。それでも去年の10倍ほどはあるのではないか。これを梅酒にするか、梅干しに漬けるかだが、後者なら紫蘇の葉を買って来る必要がある。それはともかく、花を楽しむために天神さんの縁日で数年前に買った梅の木が早くも実をつけることに感心する。こういうものはどこかで買って来るものと思っていたのが、無料で毎年入手出来るのは自然の恵みは大きい。このブログに梅の実についての何度か投稿したが、調べたところ、
「白梅の青梅の購買」と題して「おにおにっ記3」に2008年6月18日に書いている。その続編というのではないが、似た内容であるので題名も似たものにする。ただし、今日の題名は「白梅の青梅に当たる光の勾配」を縮めたもので、そのことは今日の2枚の写真からわかると思う。最初に撮った写真は青梅に当たる光が左からで、これは調子がよくないと思い、一旦篭の中に片づけた梅をまた配置し直して光の当たり具合を90度変えた。青梅は生で食べると腹を壊すというイラストが小学生の時の教科書にあったが、少しかじっただけで酸っぱい実をそんなことをする小学生が今時いるだろうか。わが家には野鳥がたくさんやって来るのに、梅の実を食べているところを見たことがない。ま、せっかく実ったものであるので、どうにかして食べたい。体調のよくない時には梅の実は効果があるのではないか。パソコンには効かないが。