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●『フランク・ザッパを聴く―アルバム・ガイド大全』その4
使っているメール・アドレスは筆者はひとつだけで、それを先日作った名刺に印刷した。以前はほかにもアドレスを持っていたが、面倒になったのでひとつに絞った。



●『フランク・ザッパを聴く―アルバム・ガイド大全』その4_d0053294_16453298.jpgそれがヤフー・メールのもので、誰でも取得出来るので、筆者からメールを受け取る人は重要な人と思われていないと考えるかもしれないが、実際はそうでなく、繰り返しておくと、筆者はメール・アドレスはひとつだ。筆者にホット・メールを送って来る人もあって、その人はきわめて親しい人には別のアドレスを使い、筆者はその部類には認められていないのだなと思い、距離感を覚えさせられる。また、勤務先のメール・アドレスで送って来る人もあって、筆者は私的な交際を拒絶されているように感じるが、このようにメール・アドレスひとつで相手にいろいろと目に見えない壁を感じさせる。だが、メールで交信出来るのはまだいい方で、絶対にそれを教えないという人もある。女性では多いだろう。だが、筆者はメール・アドレスを教えてもらったからといって、その人に好感を抱いていても送ることはめったにない。と言うより、絶対にないと言ってよいほどだ。そのため、筆者にホット・メールや会社のメール・アドレスでしか送って来ない女性は、少し自意識が高いのではないかと、滑稽に思ったりもする。それはさておき、今月の7日にザッパ本に関して編集者にメールを送った。その返事がないので、不思議に思っていたところ、昨日メールがあって、筆者のメールは別のところに振り分けられていたとのことで、ひょっとすれば筆者のヤフー・メールが迷惑メールと認識されたのかもしれない。ヤフー・メールはそういう場合があるので、同じヤフーでもヤフーBBの方の正式なと言えばいいか、そっちのアドレスを使ってほしいとヤフーは言っているが、ふたつ覚えるのが面倒で、結局迷惑メールに振り分けられる方の安っぽいものを使い続けている。さて本題を書く。
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 ザッパ本の重版がありそうだと編集者から聞いたのは、まだ初版が出る前であった。正月にはヤマハの倉庫に本の在庫がなくなり、正月明けには訂正すべき箇所を洗い出して重版のために原稿を印刷所に送ることになった。つまり、初版が出てから重版まで、途中正月休みを除けば2週間に足りなかった。それで、誤字脱字が多いとの批評が出たことに筆者は驚き、また一方で正月休みに息子やアメリカの大西さんに読んでもらうと、想像を絶する間違いがあった。責任逃れを言いたいのではないが、筆者が最終的に送った原稿どおりに印刷されず、また筆者は印刷所に回った最終的なPDFファイルの版下を確認出来なかったので、筆者が関知しない、また出来ないミスだ。その大変なと言ってよいミスが恐くなって早速ヤマハの編集者にメールした。もちろん正月休み中だが、すぐに返事があり、たぶん休み返上で重版のための作業にかかってもらえた。初版本が届いたその日に、アメリカの大西さんと同じくザッパ・ファンの大平さんにも本を送ったが、幸いなことにアメリカには年末に届いた。大西さんには誤字脱字その他があることをメールで伝え、その箇所を見出すつもりで読んでほしいことを頼んだが、大西さんはじっくり読んでくれて、息子や家内が発見出来なかった間違いを指摘してくれた。だが、それは全半部のみで、後半は重版のために原稿が印刷に回った2日後であった。それはともかく、家内は途中で読むのをやめ、またつい先日から読み始めてくれたが、さらに誰も気づかなかったミスなどを見出してくれた。まだ半分ほどしか読んでいないので、今後さらに見つけるかもしれない。その話もいいとして、先の話の続きに戻ると、昨日の午後ヤマハから電話があり、筆者は外出中であったので、電話から3時間ほど後にメールを確認した。すると、驚くべきことに、重版分はもう売り切れで、早速また本を印刷することになり、訂正箇所を昨夜中に知らせてほしいとのことであった。発売から1か月で初版と重版が売り切れで、第3版を印刷するというのであるから、売れ行きがとてもよい。アマゾンでは評価が6件寄せられ、5つ星がついている。また売れ行きランキングでは、先日デイヴィッド・ボウイが亡くなったことで、ボウイの追悼本が数冊出版され、それらが上位を占めているが、先ほど確認すると、筆者のザッパ本は第2位になっていた。「その2」の投稿時に次いで、今日は最後にその画像を載せておく。
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 ヤマハはホームページで初版本の大きな訂正箇所について告知するとのことで、先ほどその文章の承諾を求められた。筆者がここで書くのも面倒なので、ヤマハのそのページを見てほしいが、アマゾンの書評で指摘された誤字脱字などのミスはほとんどが重版では直っている。今後もミスが見出される可能性があるが、版を重ねるたびに直すので、いずれ完璧なものになる。昨夜も家内は後半部を読みながら、ひとつ指摘したことがあった。それを編集者に伝えて第3版の印刷に間に合わせることは出来たが、どうにか意味は通じるし、また文法的に間違いとも言えないので、そのままにした。そのように、誤字脱字ではなく、筆者の一種の文章の癖によってわかりにくい箇所がありそうだ。それらを直すとなると、改訂版になってしまうので、手をつけない方がよい。執筆中に思っていたこととして、ザッパの歌詞のこと、ジャズについて、またビートルズとの対比など、いくつかの筆者が考える興味深いテーマについての別の章を含めることが出来ればもっと面白い本になることを思ったが、とても時間がなかった。そういたことは何年か後に改訂版を出そうという企画が持ち上がった時に提案したい。とはいえ、450ページの本が500や600ページになるとまた問題もあるだろう。それに改訂版の希望が高まるかどうかだ。今回の本の売れ行きがいいのは、ザッパに関心を持つ20代の若者が増えたためだろう。書店に行けばビートルズの本だらけで、その中でわずかにザッパの本が1冊だけ混じっているというのが目立ち、またそのことはザッパの音楽家の実力としてはあまりに残念で、そういうことを多少でも理解してザッパの音楽に興味を抱く若者があればと思う。筆者は中学1、2年からビートルズをリアル・タイムで経験し、また大ファンであり続けたが、ビートルズが解散した当時の20歳頃にいわば卒業している。その後はザッパに鞍替えしたことになるが、なぜビートルズからザッパなのかを説明することは出来るし、またそれはビートルズ論にもなるだろう。その一方でビートルズが筆者の想像をはるかに越えて日本で絶対的に支持され、たくさんの本が書かれていることに違和感を覚えてもいる。もっと言えば、そういうビートルズに関心がないし、また現在のビートルズ本の著者たちに対しても同じ思いだ。そういう人たちはビートルズが日本で紹介された時に真っ先に支持し、大ファンになったであろうか。意地悪く言えば、それはないように思う。先月23日の夜に新宿のアコースティック・アートという店で飲んだ時、60年代からザッパのアルバムを買い始めたという、筆者と同年齢の谷口さんと初対面で話が弾んだが、本能でザッパを嗅ぎつけて聴き始めた彼のような人物が本物だ。とはいえ、ザッパも過去の人となり、これからもファンが生まれるとすれば、やはり書かれたものは参考になるだろう。そして、ビートルズと違って、稀にしか本にならないザッパであるので、どの程度のことをどう論じるかは未開拓の問題となっているも同然で、あらゆるファンを満足させることは難しい。今日の最初の写真は正月明けに京都の丸善で撮った。2枚目は梅田のLUCUA内の紀伊国屋書店、3枚目はJR大阪駅のブック・スタジオだ。そのほかに2,3軒大きな書店を訪れたが、売り切れになっていた。
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by uuuzen | 2016-01-26 16:47 | ●新・嵐山だより(特別編)
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