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●神社の造形―淀川神社
うつながっていたのかと地図を見ながら思う。土地勘のない場所でも、その一部に訪れたことがある場合、そこからどれほど離れているのかを地図で確認すると、1キロもない場合がよくある。



1キロと言えば、わが家から松尾橋までだ。それくらいはまだとても近いと思える年齢であるから、地図持参で土地勘のない場所を訪れる時、2,3キロなら筆者は歩こうかという気になる。だが、初めて歩く土地は倍ほども距離があるように感じる。筆者がわが家から梅津のムーギョを徒歩で平気で往復するのは、よく知っている道であるからで、梅津から嵐山まで歩いたことのない人は必ず驚く。それはさておき、毛馬の閘門は小学生の社会の授業で習った切り、その実物を見たことがなかった。都島生まれのHさんは一時京都で店を開いていた時があって、その時に筆者は仲よくなったが、彼は結婚してまた大阪に戻って今は片町に住んでいるが、10数年前の話の中で、毛馬辺りのことが話題に出た。その付近に詳しいHさんであるのに、筆者は今ひとつ距離感と方向感がわからない。毛馬の閘門は現在の淀川から大川に分かれて流れて行くその境界に設けられた巨大な堰だ。大川は造幣局のある付近から下流はよく知っているが、JR環状線の桜宮駅から上流は未知の領域だ。それが9月22日に初めて左岸を毛馬の閘門まで歩いた。とはいえ、源八橋からではなく、昨日書いた桜宮御旅所から東を大川の土手まで歩き、それを北に進んだ。その時に撮った写真は後日載せるつもりでいるが、地図を見ると源八橋から1キロ上流で、たいした距離でない。ならば、環状線をよく利用する筆者は桜宮駅で下りればすぐに蕪村の生家跡を見下ろす毛馬の閘門まで歩けた。往復4キロで、つまりはわが家から梅津を往復するのと同じで、日常茶飯事ではないか。そうとわかったからには、また天気のよい日に出かけるのもいい。
●神社の造形―淀川神社_d0053294_15582127.jpg

 大川沿いには自転車道路があり、そこを閘門目指して歩むと、背後や前方から自転車が音を立てずにさっとやって来る。家内はその1台にぶつかりそうになり、その際「危ないな、もうっ!」と舌打ちされたそうで、筆者に追いついた時はえらい剣幕であった。どちらが悪いのかわからないが、背後から迫って来る自転車は見えないので、歩行者は気分で進路を右や左に変える。自転車からすればそのことが予測出来ず、ぶつかりそうになる。筆者はそのことを10年ほど前に松尾橋上で経験した。筆者の前方にいた老人が急に欄干側から車道側に進路を変え、車道側を自転車で走っていた筆者はその人にぶつかりそうになったので、ハンドルを切って車道に落ちて倒れた。幸い車が来ていなかったので自分の手首とジャケットを傷つけただけで済んだが、狭い道ならよくそういうことがある。それと同じことが大川沿いの自転車道路でもよく起きるということだ。前方から来る自転車には注意出来ても、後方から忍びよる場合はほとんどの人は無関心だ。背中に目玉がついていないので当然で、やはり自転車を運転する人が前方に人が歩いていると、速度を落とす注意はしてほしい。この大川沿いの自転車道路は蛇行しながら高低差が大きい。そのため、事故が多いのだろう。注意書きがいくつも目についた。自転車道路はやがて川から離れて阪神高速の高架下をくぐるように誘導される。高架を越えると左手の川沿いに広場がある。その北東角の道路沿いに古代の遺跡を模したような煉瓦作りのモニュメント的なアーチの塀がある。単なる飾りだが、公園の一角であることをわかりやすくしているのだろう。そのアーチから道路向こうの淀川神社の鳥居を撮ったのが最初の写真だ。淀川神社という名前は大川神社とすべきかもしれないが、大川は江戸時代は淀川であった。明治時代に大阪湾に向けて川幅を広げ、しかも一直線に流れ込むように土木工事が行なわれた。これは有名な話で、毛馬の閘門がその時に出来たことを学校で習う。閘門を造って増水時に大川に流れ込む水量を調節するのだが、それほどに大川は大阪市内の官公庁がある重要な地域を横断して大阪湾に注ぐ。毛馬の閘門のある付近の川幅は現在はどれほどだろうか。1キロはないが、それに近いほど広い。江戸時代ははるかに狭く、その旧淀川沿いに蕪村の生家があったが、川幅が広げられて新しい淀川の中に埋没した。その辺り一帯の地形は激変し、どのように住居が並んでいたのか記録もないらしいが、毛馬の閘門辺りは京都や宇治から流れて来る雨水が集まるので、淀川のつけ替え工事は必要であった。
●神社の造形―淀川神社_d0053294_15584035.jpg

by uuuzen | 2015-10-20 23:59 | ●神社の造形
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