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●飛び出しボーヤ、その24
が生える生えないで大喧嘩した。久しぶりの夫婦喧嘩だ。前にも書いたが、筆者は風呂に入らない日は夜眠る前に必ず足を洗う。湯を出せばいいのに、湯が出て来るまで30秒ほどはかかり、面倒臭いので水で洗う。



●飛び出しボーヤ、その24_d0053294_3135555.jpg真冬でもそうする。幼少時、母からそのように躾されたのがそのまま習慣になっている。それで風呂場のタイルは水で濡れたままになるが、家内はどうもそれが我慢ならないらしく、朝になっても濡れていると、必ず筆者に文句を言う。蛇口をきつく締めなかったので、水が滴り、それが黴の元だと主張する。風呂場は濡れてあたりまえだ。それに筆者は必ず蛇口をきつく締める。それも習慣になっている。何度もそう言って来たのに家内は信用しない。そんなにきつく締めたのであれば、床のタイルが濡れているはずがないと言うのだ。筆者は足を洗うのがいつも深夜2時過ぎになるので、朝までに乾かないのだろうと返したが、そうではなく、蛇口から水が出ていると言う。そんなことはないはずだとこっちはまた言い返し、風呂場で確かめると、水や湯を出すのに怪力が必要なほどしっかり締まっている。ではなぜか。先ほどまた確認すると、締められた箇所から先の蛇口の長さが30センチ近くあり、それが一晩の間に少しずつ落下することがわかった。そこでその30センチの管を持って左右に振ってやると、水がぼたぼたと出て、それっきり出なくなった。つまり、筆者はしっかりと締めているのに、パッキンから先の管に水が溜まっていて、そのことを先ほど家内に説明した。昨夜はかなり飲んでいい気分のまま、女性はみな優しいと書いたのに、今日は全くその反対で怒鳴り合った。家内は掃除下手で、筆者もそうだが、それを自覚しているので家内はなるべく風呂場くらいは黴が生えないようにしたいのだろう。だが、風呂場は濡れるためにある。それを家内はバス・タオルですっかり水分がなくなるまで拭くのだそうで、筆者には信じられない、出来ない行為だ。どうせまた数時間すれば濡れるから、風呂場の窓を開けて中がなるべく乾くように心がければいいではないか。床が少し濡れたくらいでいちいちバス・タオルで完璧に拭くというのは、洗濯代がもったいない。それはさておき、家内はそれと同じように筆者に今まで5000回ほど注意し続けていることがある。それも前に書いたが、納豆の四角い発泡スチロールの容器だ。納豆を練る時に箸で底を何度かついてしまうが、それが家内は許せない。どうせすぐに捨てる容器で、多少底に穴が開いてもどうってことはないのに、底に穴が開くほどなぜ強く掻き回すのかと反論する。どうでもいい些細なことで喧嘩になるが、夫婦とはそういうものだ。それで筆者は5000回注意されても改めない。悪いと思っていないからだ。それどころか、容器の底を蜂の巣のようにしてやりたい。そう言うと家内は家を出て行くと言ってそっぽを向くが、筆者がおかしいのだろうか。本当におかしいのは納豆の容器で、多少箸でつついても底に突き刺さらないようにしてほしい。あるいは筆者が別の堅い容器に移して混ぜればいいが、そうなるとその容器を洗わねばならない。それは水道の無駄であり、労力もかかる。それはさておき、もう深夜2時半で、この調子では徹夜になりそうで、早く済ませる。最近猛烈に忙しく、ブログに熱が入らない。というより、入れる時間がない。それでも翌日に延期すると後々が大変で、寝る前に投稿を済ませたい。そして明日は明日の風が吹く。書くべき話題は常にいくつか用意しているが、今日はお茶を濁すようなもので、「飛び出しボーヤ」について投稿する。写真は3枚で、最初のものは2年前の初夏に滋賀で撮った。JR瀬田駅から徒歩で滋賀県立近代美術館を往復した際に見かけた看板で、以前にも同じ看板をやや角度を違えて撮った写真を載せた。同じ日の撮影ではなく、前回のは別の日に美術館を往復した時に撮った。つまり筆者は二度瀬田駅と美術館を徒歩で往復している。その後同美術館には行っていないが、いい展覧会をしていないからという理由ではなく、同美術館のほかについででもあればいいのだが、その機会がない。
●飛び出しボーヤ、その24_d0053294_3143079.jpg この最初の写真は瀬田駅から真っ直ぐ歩いて名神高速道路を越える陸橋の100メートルほど手前の左手にあるレストランの看板で、「飛び出しボーヤ」の両手にフォークとカップが握られている。手前に少し見えているが、蔦でかなり覆われ、歩道を歩いていても見えにくい。写真右端に歩道が写っていて、上り坂になっている。坂の頂上が陸橋だ。このレストランの向かい側に数年前にスーパーが出来た。車専用の店のようで、スーパーもあるが、よく郊外にある大型ショッピング・センターで、瀬田がそれだけ広く、また住宅が増えたことがわかる。すぐ向かい側がそのように大勢の人が集まる場所であるから、この「飛び出しボーヤ」看板店もその客がついでに入りそうなものだが、筆者が歩いて確認したところ、ショッピング・センターの敷地はかなり土が盛られて高く、また店はずっと奥にあって、道を挟んだ向かい側に人は移動しない。というより、しにくい。車でやって来て車で帰って行く客ばかりで、そうするのが便利なように建設されたから、ショッピング・センター内の区画はその周辺とは断絶されていると言ってよい。2枚目は京都出町柳の商店街北口の際で今年正月に見かけた。パン屋かケーキ屋ではないだろうか。撮影した時は正月休みで閉まっていた。「飛び出しボーヤ」ではなく、「飛び出し嬢ーや」ないし「飛び出しガール」だが、頭上のキャラクターを除けば全く同じ看板が滋賀にあるのかもしれない。何でも男女平等の時代で、「飛び出しボーヤ」だけでは不公平だという意見もあるだろう。それで思い出したが、小学生低学年が被る黄色い帽子は男子がキャップ、女子がハットというのが昔からの習わしであったのに、数か月前ネットで男女は同じにすべしという意見が出て、男女ともキャップになるようだ。性同一性障害の子が困惑するからというのが理由で、そういう子どもが10人にひとりくらいいれば話はわかるが、ごくごく少数ないわば例外のために全員が変えようというのは行き過ぎに思う。こんなことを書くと差別主義者と言われるだろうが、ま、男女を帽子の形で分ける必要はないと考えられたのだろう。それは男女を分ける必要がないということと同義で、もう時代はそうなって来ている。女が男化して、男言葉を使うのが平気で、そのうち服装も一緒になるし、男も口紅を塗るようになる。実際そのようにならなければ平等にはならない。だが、男と女は性の差があるから、どこまで行っても平等になれるはずがない。平等にするのは権利であって、差別はよくないが、区別はしてほしい。3枚目の写真は今月の上旬に撮った。国立国際美術館に向かう途中で見かけた。何の店か知らないが、若者の店であるのは間違いない。その店の前を通ったのは最初というのではないが、その日はいつもと違う道を美術館に向かった。いつもは堂島地下センターを歩いて行くのに、その日は地下鉄の1日乗車券を買った。それで肥後橋駅まで出てそこから歩いたので、土佐堀通りを1本北に入った狭い道を西に進んだ。めったにその道は歩かない。その日は日曜日で店はほとんど全部閉まっていて、筑前橋までの200メートルほどの道は長く感じた。それには理由があった。その道に入ってすぐ、20代半ばの眼つきの悪い男がふたりぴったりとくっついて筆者らの少し後を歩き始めた。前方に人はいない。筆者が思ったのは、そのふたりの男が家内のバッグを奪い、全速力で前方に走り去ると、筆者は追い着くことが出来るだろうかということで、そのことを家内に言わずにずっと数メートル後ろに気を取られながらゆっくり歩いた。そして橋まで来た時、数人があちこちから美術館を目指しているのに出くわし、そこでようやく筆者は安堵した。それでふたりの男の顔をもう一度確認すると、ぴったりと寄り添って歩いていた理由がわかった。ひとりは知恵遅れのようで、目が定まっていなかった。兄弟であろう。信号をわたる際、もうひとりが左右を見ながら、もうひとりを保護していた。彼らも美術館に行くのかと思ったところ、その先の市立科学館に向かって行った。目つきが悪いなと思ったのは、彼ら、いや、彼なりの防御心からだろう。時々身障者や知的障害者を引率する人を見かけるが、頭が下がる。誰でも健常者でありたいが、それがいつまでも続くとは思わないことだ。高齢になるまで健康に恵まれれば、それは人生のボーナスで、誰か、何かの役に立つことに時間を費やすのがよい。飛び出しボーヤの看板を作るとか。あるいは箸でつついても穴の開かない納豆容器とか、水で濡れても即座に乾くタイルとか。
●飛び出しボーヤ、その24_d0053294_3142873.jpg

by uuuzen | 2015-02-23 03:11 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
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