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●十日ゑびすの残り福、その1
ったこが沖縄であることを知ったのが午後1時50分ほどだ。今日は京都で女子駅伝のマラソンがあった。最後尾が沖縄であることを知って同県の女子高校生の間ではマラソンの人気がないのだろうと思った。



●十日ゑびすの残り福、その1_d0053294_1533930.jpg

熱い土地であるからかもしれない。マラソンを走っていると寒さを感じないだろう。それで京都でも今の季節に行なわれる。これが7月や8月であれば、みんなすぐにばててしまい、死者が出るかもしれない。それはさておき、昨日家内は高槻に行き、帰りがけに電話して来た。夕方からゑべっさんに行かないかというのだ。着替えるのが億劫で行かないと返事した。帰宅した家内は毎年行っているのになぜ今年は行かないのかと食い下がる。それで今日行くことにした。10日は過ぎているから残り福があるとされている。そんな福は全く信じていなが、あの狭い大和大路通りを南に向かって大勢の人に紛れて歩くことは好きだ。それでも夕方はやめにして、まだ明るいうちに行くことにした。昼を食べてそろそろ出かけようか言う時にマラソンがあることを知った。その放送を見ながら、四条河原町辺りは車の規制もないはずで、いつ出かけてもいいではないかと思った。電車で行くと早いが、京都駅にも用事がある。それで1日乗車券を買ってバスに乗ることにした。2時6分の28番の京都行きがある。2,3分遅れでそれがやって来た。道が混んでいるかと思うと案外そうでもない。家内が言うには、明日は成人の日で祝日で、今日は3連休の中日とのことで、カレンダーを見ずに暮らしている筆者はそれを知って少々驚いた。明日が祝日であろうと平日であろうと勤め人ではない筆者には関係がないが、他人が関係したことであれば話が別だ。明日はある人を訪ねようと思っていたからだ。それは平日の方がよい。それで予定は明後日に延期するが、それで家内の言葉に驚いたのだ。家内が明日が祝日であると言ったのは、連休であるから京都に観光でやって来る人が多いのでバスは混むとの予想であったからだ。それが四条通りは前方に車が見えないほどで、バスはすいすい走る。ところがだ。西大路四条の交差点より1本西の南北の道の信号で停まった時、運転手は京都マラソンのためにしばらく動かないと言った。出かける前にそのことを予想しなかった。というのは、先頭の走者はもう半分の距離を少し越えたところを走っていたからだ。西京極競技場を午後1時に出発して2時間少しで先頭は競技場に戻って来る。あれ、ということは西大路道路を南下するのは午後3時頃ということになる。家内は時計の針を合わすために西大路四条より3つ西のバス停からよく見える時計を確認した。ちょうど2時半であった。それから3分ほどしてバスは停まった。西大路通りまで120メートルほどか。車内からマラソン選手が次々に左手つまり北からやって来ては1秒ほどで右手に消えて行くのが見えた。最初の10数人は数えなかった。1分ほど誰も走って来ない場合もあれば、2,3人が固まってやって来ることもある。バスはいつまでも動かず、信号は赤のままだ。筆者の計算では30数名が走り去ってようやく通行禁止のために西大路四条の交差点に置かれていた赤いコーンが取り除かれ、通行止めが解除された。家内が時計を見ると2時50分であった。20分ほど待った計算で、その間に30数名が走って行った。ということは10人ほどは筆者らが乗ったバスがそこに着くまでに走り去って行ったことになるが、交差点で先頭の走者が遠くに見えた段階で通行止めになったはずで、また一旦そうなれば途中で解除されることはなく、筆者らはちょうど先頭の走者が走って来る直前に通行止めに遭遇したことになる。となれば、バスの中で全都道府県の数と同じだけの走者が走り去るのを待ち、先頭と最後尾は20分ほどの差があったことになる。最後尾は相変わらず沖縄であったのかどうか。調べればわかるが、たぶんそうだろう。それはさておいて、バスの中でマラソン走者が全員走り去るのを待ったことは初めてだ。今日の最初の写真は赤いコーンが取り除かれ、バスが動き出す直前に撮ったもので、走者は写っていない。また1秒ほどで消え去る彼女たちを捉えるのは筆者の反応の遅いカメラでは無理だ。車内で彼女たちの颯爽とした姿を見続けて楽しかった。これが交通混雑で20分も待たされると、罵りの言葉を吐きたくなる。
●十日ゑびすの残り福、その1_d0053294_154564.jpg バスの運転手は20分も客を待たせたことを悪いと思ったのか、四条堀川のバス停を過ぎてすぐ、烏丸から四条河原町に向かって歩道拡張工事をしていて、交通渋滞が生じているので20分ほどかかると何度も伝えた。それで烏丸で下車した人がたくさんいたが、歩道を歩き始めた筆者らをすぐにそのバスは追い越し、すぐに見えなくなった。つまり、渋滞は全くなかったのだ。家内は最近何度かバスでその区間を走りながら、渋滞に巻き込まれたことがなかったので、車内で運転手の言葉を信じず、きっと2,3分で烏丸から四条河原町まで走るはずと言った。その言葉が正しかったようだ。歩けば20分はかからないが、人が多いと15分は要する。そして今日は多かった。今年一番の多さと言ってよいほどで、歩道の幅を倍に広げる工事はみんな納得するかもしれない。ただし、歩道が倍になると、車道は1車線ずつとなって、バスやタクシー、自家用車が四条烏丸から四条河原町までの間、大渋滞しそうに思う。その点は京都市がしっかりと調べて、そうはなりにくいと判断したようだ。現在工事中であるにもかかわらず、バスは停滞に巻き込まれずに走行していることを見れば、市の予想は正しいのだろう。だが、歩道の幅を倍にする必要があるとは思えない。大丸や高島屋の要望にしたがったのではないか。そう感じるのは、鴨川から東の四条通りの歩道の方が人で混雑するのに、歩道を拡幅する考えは今のところなさそうであるからだ。祇園の花見小路や八坂神社が目当ての観光客は、四条烏丸から四条河原町を歩く人の倍はいるだろう。だが、鴨川以東の店はみな小規模で、税金を使っての工事を要求する声を挙げにくいのではないか。祇園や八坂神社付近こそ、車は似合わない。歩道の拡幅をするのであれば鴨川以東が先であるべきだ。それはさておき、四条烏丸のバス停から四条大橋まで歩き、ゑべっさんに向かった。南座の前はいつも人で溢れ返っているが、ゑべっさんであるからには、また3連休の中日であるからには、それが累乗されたほどの規模で、車道を歩く人もある。だが、ゑびす神社がある大和大路通りは南座を越えてすぐだ。今日は凍てつくような寒さではなかったが、午後3時頃から空模様が怪しくなり始めた。筆者はいつも持つ緑の不織布の手提げ袋の底に折り畳みの傘を忍ばせている。それを広げればずぶ濡れにならずに済む。それでいつもどおりに通りを南に向かったが、もう10年近くになるか、沢辺さんのガレージ・セールを覗く。家内は沢辺さんとは話をしたことがないので、毎年筆者がそこに入ってしばらく沢辺さんやその友人のおばさんたちと話すことを嫌がる。だが、毎年ゑべっさんの間に一度は顔を合わせ、多少の言葉を交わすことはお互い元気でいることを確認するのにいいではないか。ガレージセールは毎年がらくたばかりで筆者がほしがるようなものはまずないが、それでも何かちょっとしたものをひとつふたつは買うことにしている。そうして買ったものはこのブログで紹介することもある。先日、今までの全投稿を一覧出来る新たな画面を密かに作っていることを書いた。それは投稿した順にそのURLを引き写す作業で、筆者がこの約10年、どのようなことをどういう順で書いて来たかを確認することになる。忘れている内容がよくあって、再発見の驚きがままあるが、その中にたとえば2007年1月17日投稿の「趣味の切手」がある。そこに書いたのは沢辺さんの十日ゑびすに合わせたガレージ・セールでのことだ。その年が初めて沢辺さんと話をしたのだろうか。そうだとしても今年で9度目となる。沢辺さんから日本の記念切手をたくさん買い、それらを収めていた鳩サブレーの空き缶も一緒に受け取った。それ以降筆者はその見事なデザインの缶を大切にし、また関心を持ってネット・オークションで古いものを買ったりしている。そのこともブログに投稿したが、それを思い出したのは前述のように全投稿の確認作業の最中だ。ともかく、筆者にすればこのブログとともに京都のゑべっさんに親しんで来ているし、また沢辺さんとも毎年話をしている。そしてまたブログのネタを得ているので、何事も積み重ね、経験ということだ。残り福の話は明日。
●十日ゑびすの残り福、その1_d0053294_1541079.jpg

by uuuzen | 2015-01-11 23:59 | ●新・嵐山だより
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