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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●飾り馬を求めて、その11
粉を最初に塗るのは友禅では常識で、素焼きが終わった飾り馬を彩色するのに、まず全体を白くした。と、過去形で書くのは、今しがた16個の色塗りを終えたからだ。彩色の様子を順次写真に撮った。それらを全部ブログで紹介するには、3、4回に分ける必要がある。



今日はその初日だが、先月20日に「その10」まで書いていたので、今日はその続きとして「その11」とする。思えば9月のかかりに九州のFさんから伏見人形の来年の干支の「飾り馬」を10個どうにかならないかと電話で頼まれ、ちょうど3か月要して筆者手製のものを代わりに送ることが出来る。出来の悪さに納得してもらえない可能性が大だが、筆者としては10年前から気になっていたことを実行出来る機会が得られ、この3か月はきわめて多忙ながら楽しかった。当然採算は度外視で、郷土玩具作りが日本で廃れてしまった理由を実感した。土人形作りではとても食べて行けない。あるいはとても高価で売れるなら別だが、郷土玩具すなわちお土産で、安価というのが作り手も買い手も暗黙の了解だ。これが高価ならが、芸術作品になってしまう。郷土玩具は「玩具」であり、「芸術」ではないというのが、郷土玩具愛好家の思いでもある。だが、昨日今日、筆者は丹嘉が筆者が作った「飾り馬」とほとんど同じサイズのものを3000円台で売っていることに、つくづく良心的であると思った。筆者は正味2か月要した。それで16個だ。これでは1個1万円で売っても生活は出来ない。これは後日書くつもりでいるが、ひょっとすれば丹嘉のものは「流し込み」で作っているのではないかと思った。しかもそれを専門の業者に任せ、一度に数百ほどは作らせるのではないか。干支物であるから、作り過ぎても12年後に使える。そのことの確証はまだ得られていないが、昨日今日は何となくそう思った。でなければ3000円台はとても無理ではないか。そこで四条通りにある田中弥の通りに面した大きなウィンドウに、20種ほどの小さな馬の人形が並べられていることを思い出した。掌サイズの陶製でも1万円ほどしているものがある。作家物というほでもない。となれば、「流し込み」ではなく、1点ずつ2枚型で作っているのだろう。つまり、手間がかかっているからそのような価格のはずだ。ぱっと見はほとんど差がないような、同じく掌サイズの陶製のものに600円程度のものもある。それは完全に「流し込み」で、量産品だ。だが、一般の人は「流し込み」が何かを知らない。見てきれいであればそれでよく、またお金のない人は安いものを買うし、金持ちは高いものを買う。丹嘉製がどれも2枚型を用いて手で粘土を込めては外しをしているかと言えばそうではない。大阪住吉の初辰の小さな招き猫は丹嘉の工房が直接作っているものではないが、丹嘉製と言ってよく、また「流し込み」で作って、彩色のみ1個ずつ手で行なっている。
●飾り馬を求めて、その11_d0053294_1183150.jpg

 本題に移る。色を塗るには顔料と接着剤を揃えねばならない。最初筆者は泥絵具と膠を用いるつもりであった。そして先日、それを売っているはずの、某染料店に出かけた。そこに泥絵具の顔料が置いてあるのを知っていたあらだ。だが、筆者がそれを最後に見かけたは2年ほど前だ。もっと経っているかもしれない。それほどに筆者は本職の友禅をしていない。これは注文がそれほどにないことを示すとともに、染料店に行かなくても、染料その他の必要な材料はたくさん持っているからでもある。昔は注文がなくても創作をしていた。何もしないでは腕が鈍るし、それに退屈だ。創作とは、公募展や個展に出品する作品を作ることだ。だが、そのどちらにも筆者はこの10年ほど、意欲をなくした状態だ。ほかにすることがあるからだが、これが予想外に長くかかっていて、人生の重要な時期を半ば宙ぶらりんの気持ち悪い状態で過ごした。それは今も続いている。その宙ぶらりん状態の中で仕事以外に何かしようと思ったのが、このブログだ。毎日投稿し、それが連続3100回を越えている。2年先には10年になる。話を戻して、某染料店に行くと、目当てにしていた顔料がない。売れないので処分したようだ。仕方ないので、主人に事情を説明し、相談に乗ってもらった。まず、泥絵具は画材屋で今でももちろん買えるが、褪色しやすいそうだ。ネットで調べると、すぐに泥絵具の粉末を通販で買えるサイトを見つけた。100グラムで300円程度と安価だ。100グラムあれば筆者なら一生かかっても使い切れない。ほんの少しでいい。その粉末絵具をアラビアゴムや膠で溶く。それらも同様に通販で買える。膠は持っているが、アラビアゴムは持っていなかったと思う。あるいは昔買ったのに忘れているかもしれない。筆者にはそういうことが多々ある。「伏見人形は泥絵具を膠で溶いて塗ったものですが、アラビアゴムでもいいのですね」「どっちにしても時間が経つと効果がうすれるし、濡れた手で触ると絵具が剥げるよ。それに泥絵具は日光に弱いね」「では何か一番いいですかね」「ポスターカラーが色が豊富でいいんでは」「それを膠かアラビアゴムで溶けばいいですかね」「いや、ポスターカラーはアラビアゴムで溶いてあるから、そのまま水で薄めればいいよ」「光沢のあるシルバーや金はやはりそれ用のバインダーで溶けばいいですよね」「そう、樹脂で固着させるのが一番やね」 といったように話が展開し、ポスターカラーを使うことにした。それならたくさん持っているが、同じターナー製でも今はチューブ入りがある。それを買えばいい。シルバーやゴールドの粉末は友禅で使うものを利用すればよいし、筆や絵具皿もそうだ。そしていつも筆者が座る3階の席に陣取り、パソコンの横をざっと片づけ、素焼きした「飾り馬」16体を並べた。今日の最初の写真は素焼きのままで、全体に肌色をしている。これに白のポスターカラーを全体に塗る。それが終わったのが2枚目の写真だ。友禅の彩色で言えば胡粉を塗り終わったところで、これから色を順に塗って行く。その考えと方法は友禅と同じようにしたが、友禅の彩色は人によっていろいろで、これは学ぶ先生の流儀がさまざまであるからだ。先日NHKで京都の若い女性の友禅彩色職人の仕事振りが紹介された。それを見て驚いたのは、40から50色の染料皿をずらりと並べていたことだ。つまり、キモノに用いる色を最初にすべて用意して仕事にかかる。筆者はそうしない。ほとんど1色ずつを作ってはそれを塗るべき箇所に塗る尽くすという作業を繰り返す。そのため、彩色段階で絵具の皿はせいぜい濃淡で4,5枚並べる程度で、机の上はすっきりしている。4,50色一度に作って作業すると、1日で彩色が終わる仕事ならいいが、たいていは数日かそれ以上かかるので、その間に皿の中の水分が蒸発し、絶えず水を加え続けなければ染料の濃度がどんどん高くなって行く。水をこまめに注いで濃度を一定にすればいいが、水の入れ具合は勘によるから、最初に作った濃度を数日保つことは難しい。それに夏場は暑さで染料が腐ってしまうこともある。そのため、筆者は1,2色ずつ作っては塗り終えるを繰り返す。それなら濃度が高くなることや腐ることを気にせずに済む。今回の「飾り馬」でも同じようにした。これは、1色を完全に塗り終えるごとに次に塗るべき色をどうするか、またそれをどこに塗るかを考えることであり、彩色の期間中は頭の中で試行錯誤を猛烈に行なう。違う色の塗り直しをしないためで、今はパソコンを使って画面上でどういう色をどこに置けばいいかを確かめられるが、そこまでするのは面倒だ。だが、今回は馬の目をどうするかに関しては、画面上で試した。そこは小さな場所ながら、最も重要であるからだ。また、彩色は丹嘉製を参考にしつつ、批判的な態度を貫いた。だが、その批判は筆者の無知ゆえのものかもしれず、かなり悩んだこともあった。そうしたことを次回やその次の回に交えよう。
●飾り馬を求めて、その11_d0053294_1191813.jpg

by uuuzen | 2013-12-02 23:59 | ●新・嵐山だより
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