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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●飾り馬を求めて、その9
殺している気分になるのが、せっかく型抜きして2枚を貼り合わせ、「飾り馬」としての整形を終えたものを壊す時だ。その写真を今日は最初に載せる。これは一体分だが、これと同じことを6体行なった。



●飾り馬を求めて、その9_d0053294_2254676.jpg

何しろ石膏を使うのも初めて、その雌型に土を込めて人形を作るのも初めてで、しかも出来れば今月中に彩色まで済ませたいので、のんびりしておれない。断続的に投稿するつもりであったのが、連続投稿で今日は9日目だ。その間、休みなく形を整える作業していて、まだ終わらない。その整形については写真とともに明後日に投稿の予定だ。今日は型抜きしてとにかく馬の形に貼り合わせた様子を紹介する。2枚目の写真には「飾り馬」を載せた青い轆轤が写っているが、轆轤は単なる置台で、それを本来の目的では使っていない。隣家の2階北側の床の間の横に畳1枚分のベニヤ板を敷き、その上で作業した。日暮れが早いので1日5,6時間ほどしか作業出来なかった。電気を契約していないので、わが家のコンセントから電線を引き、以前落ネット・オークションで落札しておいた投光器を天井から吊るした。100Wかと思っていたら、40Wで、これでは手元が暗過ぎる。それでせいぜい6時頃までが限度であった。16体を乾燥させ、それから1体ずつ小刀で整形の作業に移ったが、これはいつもこれを書いているわが家の3階の南側、パソコンの真横、すなわち筆者がいつも座る場所で行なうことにした。そうでなくても部屋中埃だらけであるのに、それに乾いた土の埃が混じって、大きな作業机からパソコンまで真っ白になっている。ひょっとすればこの土の細かい粒子でパソコンが壊れるかもしれない。それはさておき、初めての土人形の製作は、目下のところ大きな失敗がない。筆者は一発で決めることが好きで、たとえばネット・オークションでも一度だけの入札で落札することが多い。これは競争する相手がいないのではない。10人や20人いても一回しか入札せずに落札する。これは、どんどん競り上がって行って、もう入札者がないという状態になった最後の瞬間に入札するのだが、その直前まで最高額を入札していた人はその不意打ちにたいてい諦める。落札のテクニックというものがあるのと同じように、何事もこうすればいいだろうという理屈がある。そのとおりに物事が運ぶとは限らないが、慣れて来ると一発で決めることがスマートであると思うようになる。それは潔さというほどのものではないが、ぐずぐずじたばたするのがいやなのだ。話が少し違うかもしれないが、この一発は女性をデートに誘う時もそうで、筆者は一回しか誘わない。それで相手がうんと言わねば諦める。よほど気になる相手でも二度が限度だ。
●飾り馬を求めて、その9_d0053294_226274.jpg

 さて、2枚の雌型から外したものを貼り合わせると、石膏型の不出来もあって、細部に傷が目立ったりしている。それを半乾きの間に箆で整形するのがよいが、筆者は16体を貼り合わせてからにすることにした。結果を言えば、それでよかった面もあるが、悪かった面もある。まだ粘土が柔らかい間の方が整形はしやすい。半乾きの頃だ。4分の3ほど乾いてしまうと、箆を入れるのにかなり力を要する。そしてとても時間がかかる。よかった面は、乾燥の途上で収縮して形が変わることで、半乾きの状態で箆を入れれば、整形の大半が終わったと安心していると、あちこち凹みが出来て、最初の写真のように壊してしまわねばならないことが生じる。そうなれば、箆で整形した時間が無駄になる。つまり、もうほとんど縮まないという状態まで乾いてから整形した方が作業に無駄が生じにくい。そのため、16体をとにかく貼り合わせ、それらを丸1日置いて充分乾燥させてから箆作業に移ったのは正解であったろう。ただし、丹嘉ではどうしているのか知らない。おそらくまだ柔らかい間に細部を修正し、乾燥して固くなってからは箆を入れないはずだ。そのため、ほとんど型抜きして貼り合わせたままの状態で素焼きするのではないか。ただし、貼り合わせ部の土のはみ出しである「バリ」は箆で除去しなければならない。その「バリ」は今日の3枚目の写真の尻尾に見えている。この「バリ」はあるべきで、そのためにも石膏型は凹み部分の外周をほんの少し削り、あえて「バリ」が出るように工夫するが、筆者は石膏型をそのように削らなかった。それでも「バリ」が生じたのは、石膏型に土を詰め込む作業において、「バリ」が出るように凹みの外周から少し余分目に盛った。箆作業で最初に行なったのは、そしてまだ柔らかい間に行なったのは。馬の脚だ。「飾り馬」は底から見ると、蹄が4個ある。ところが、説明しにくいが、それでは2枚型では抜けない。そこで原型段階で前後の脚とも間を埋めた。つまり前も後ろも1本の幅広い脚がついている格好だ。その状態で石膏型を作り、土を込めて抜き、貼り合わせた。そしてほとんどすぐに箆を使ってその幅広の脚の間を削り取って4本足にした。その箆作業は、茶碗で言えば高台作りに似ている。丹嘉もそうしているはずで、箆で整形する作業は欠かせない。4個の蹄を後でくっつける方法もあるが、これは駄目だ。胴と一体化して型抜きしないと、蹄の取りつけ部は脆くなる。
●飾り馬を求めて、その9_d0053294_2262425.jpg

 筆者はこの4個の蹄の位置をかなり腐心した。首を右手に傾げている馬なので、ほかの部分にも動きを見せたかった。まず尻尾だ。背後から見てそれがちょうど中央真下に垂れているのでは面白くない。それで首の向きとは反対に、左に少し向けた。静の中の動だ。同じように、蹄もただ4個が左右対称に並ぶのでは面白くない。脚も微妙に前後させて、見えにくいところで動きの要素を取り入れた。ただし、蹄は3枚目の写真にあるように、型抜きの際に傷がつきやすかった。頭から胴、そして最後に蹄の順に型から剥がしたが、蹄は抜きにくかった。そこでさっと貼り合わせたその直後に指で形を整えたが、その際に原型にはあった微妙な4個の配置がかなり崩れた。型抜き作業で思ったのは、女性の出産だ。赤ん坊は狭い産道をくぐって出て来る。最初は頭が瓢箪のように長いと聞いたことがある。それは大げさにしても、ほんの少しは縦長だろう。ところが、時間の経過と同時に本来の、すなわち遺伝子の情報どおりの形になる。この遺伝子だが、人によって全部違う。同じ人間ではあるが、全員同じ形ではない。それと同じく、型抜きして貼り合わせた「飾り馬」も、9割は同じでも、残り1割は微妙に差がある。そして、人間が育つ環境が土人形の彩色であって、その段階でもまた個々に差が出る。色を塗った土人形は西洋ではテラコッタと呼んで大昔からある。土偶はそうであるし、古代中国はもとより、ギリシア時代にもたくさん作られた。人の形に似せたものを土で作ることには、何か本能的な思いがあるのだろう。それは、人間が死ぬと土に戻ることを知っているからでもあって、人間の生涯は泥遊びのようなものという考えも出来る。小さな子どもが泥の中で喜んで遊ぶことは普遍性があるはずで、そう考えると、江戸期に完成ないし大発展した伏見人形は、古代以前の人間の本能を引き継いだもので、数寄といった言葉を越えて、哲学性を帯びているようにさえ思える。ま、かなり大げさだが、土いじりをしていると時間を忘れる。16体を並べ終わる前に、筆者はもう次に何を作ろうかと考えていた。土人形作家になるつもりは全くない。入手出来ないか、あるいは商品として存在しないものがほしいだけで、そういえばこのブログのヘッダーに登場している筆者の分身のマニマンを紙粘土で作ったのがもう7,8年前ではないだろうか。それは土人形にしたいことを前提に作った原型だが、2枚型では型抜きが難しい箇所がある。もっとも、誰もほしがらないので、1個だけあればよく、石膏で雌型を作る必要がない。
●飾り馬を求めて、その9_d0053294_2263649.jpg

by uuuzen | 2013-11-10 23:59 | ●新・嵐山だより
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