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●リフォーム、リリフォーム、その15
り切って隣家の片づけを始めたのに、4か月経ってもどの階も雑然としたままだ。何となく気分が萎えている。今日は雷雨で夕方からは少しは暑さがましだが、これを書く3階は33度ある。隣家は閉め切っているので、もっとだ。



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とにかく、連日の猛暑のために隣家に入ることがなおさら少なくなった。リフォーム業者を入れるにしても、室内を空っぽにする必要があるのに、どの部屋もまだそうなっていない。そのため、「リフォーム、リリフォーム」とせっかく題しても以前と変わり映えのしないことを書かねばならない。読者にとっては全く退屈でしかもわけがわからない。自分としては息抜きのつもりで、また撮りためた写真の消化のためにも書いておきたい。さて、1階、2階、3階と順にリフォームして行こうと決めているが、その1階には木製の本棚がふたつあって、これは階段を使って3階に上げることが出来ないほどの幅がある。また、幅がどうにかなっても重さからひとりでは無理だ。家内に手伝ってもらうのも無理だ。力仕事なので男手がいる。叩き割ってしまえば楽だが、まだ使える。大型ゴミに出すには手続きが面倒で、また家の外に運ばねばならない。ならば裏庭の比較的雨がかかりにくい場所に置いておけばよい。そう思っていたのに、梅雨の雨、そして今日のような雷雨で、大部分が濡れてしまう。雑巾で拭けばいいが、一旦濡れたものは日照りで急に乾くと板がたわむだろう。つまり、裏庭に出すことは、本棚が使いものにならないことを意味している。それで庇の長さが1.5メートルほどの簡易テラスを設けようと考えた。このことは前回かに書いた。5,6万円で売っている。取りつけ代金は別にかかるが、自分でも簡単に出来るとある。だが、そのためには電動ドリルが必要だ。というのは、透明な庇は長さ1.5メートルでも、幅が3.5メートルほどある。これを片持ちの形で壁に取りつけるには、鉄筋コンクリートに埋め込む数か所のボルトが必要だ。電動ドリルは持っていない。木工用のものはあるが、全く役に立たない。コンクリートをはつるハンマー・ドリルでも代用出来るが、それには専用の取りつけ器具とドリルの刃を別に購入しなければならない。それで先日取りつけ器具を買ったはいいが、機種が合わなかった。それに筆者が買ったハンマー・ドリルは大型で扱いにくいから、穴開け専門のドリルがあった方がよい。ただし、これには注意が必要で、どれほどの径のボルトを取りつけるかを予め知り、それに見合う大きさのドリルを買う必要がある。それに、ドリルだけ買っても駄目で、必ずそれに適合する数本の刃も必要だ。だが、その前にまず、とりあえずどういうテラスを買うかだ。それを充分調べ、壁に何ミリ径のボルトを埋め込むかを知らねばならない。ところが、それは買ってみないことにはわからない。そして買えばそれを取りつけるには電動ドリルが必要であるから、それを手元に確保するまで馬鹿でかいテラスの庇やその他の部品を部屋の中に置かねばならない。
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 そして電動ドリルを買ってからも問題がある。大きな庇をひとりで支えながらコンクリート壁に取りつけることは不可能だ。必ずもうひとりが支えなければならない。それも家内では無理だ。それに、取りつけるべき壁には、室内の空気を逃がすための直径20センチほどのヴェント・キャップが10センチほど出っ張っている。これをコンクリート壁と面一にせねばならない。その作業は鋸で切ればよいだけのことだが、もう少し取りつけ位置をずらすとよいかもしれない。そういったことも現物のテラスが手元にないことには決めにくい。壁に取りつける側とは違って、庇の出っ張りの先端の両端には、鉄の角材を地面から立てて庇を支えるが、土に鉄の角材をそのまま突き刺すわけには行かない。穴を50センチほど掘り、コンクリートを流し込んで鉄を固定する。モルタルは買ってあるからその作業は難しくはないが、庇を先に取りつけてから2本の支柱を立てればいいのか、あるいはそれでは庇の重量が全部壁に埋め込んだボルト数本にかかって、支柱を立てる以前に庇が大きくたわむなどして問題が生じるかもしれない。そういった心配を全部克服してどうにかテラスの取りつけが終わると、ようやく1階にある本棚のその下に仮置きし、1階は空っぽになる。と言いたいところだが、まだ大きな物が3つある。ひとつは組み立て式の大きな金属の棚で、高さ1・6メートル、幅2.5メートル、奥行きが1.5メートルほどある。棚は4段で、一時これに本を大量に載せていたが、びくともしなかった。組み立て式なので、簡単に分解出来ると思っていたが、一昨日よく見ると、ネジが使われていない。80キロほどの重さがあるようで、動かすことも出来ず。途方に暮れている。どう考えてもこの棚はそのままの形でトラックで運んで来たものではない。玄関からは入らないからだ。棚や柱を接続箇所はみなゴムが嵌った金属になっていて、ひょっとすれば金槌で逆さにして叩くとゴムから抜けるかもしれない。だが、全体が3ミリ径ほどの鉄を密に組み合わせたうえで溶接してあって、下手にハンマーで叩くと折れたり曲がったりするだろう。その頑丈な作りからして、家内はそこそこ値が張るもので、棄てずに3階で使用すればいいというが、それにはまず分解が前提になる。その方法がわからないとは情けない。ついでに書いておくと、この金属製の棚は、よく見かける。たとえば天神橋筋商店街にある、筆者がよく行く紅茶専門のパン屋にもごく小さなものが使われている。そう言えば、隣家にあるほどの大きなものは見たことがない。この棚の隣りにはスチール製の水屋がある。磨けば新品同然になるようだが、普通の家屋には似合わない。店の台所用で、これは回収業者に持って行ってもらおうと思っている。もうひとつ厄介なのはシステム・キッチンだ。これも徹底して磨けばまだ使えるが、ガス・コンロとともに新品に換える。新品を買う前に、床を新しくせねばならない。つまり、床の工事の際にはシステム・キッチンは邪魔になる。すぐに引き取り業者は来てくれないから、一旦裏庭に出すとして、やはりその前に雨除け防止も兼ねてテラスの庇がなければならない。
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 1階だけを見ても何からどう手をつけていいものか、はたと手が止まっている。厳密に言えば、亀の動きと同じほどののろさであれこれ作業はしている。たとえば天井だ。今日はその写真を載せる。隣家はどの階ともガス、水道を毎日使っていた。特に煮炊きをよくしたので、部屋には熱気がこもりやすかった。そこで3階にはもともとなかった換気扇が取りつけられた。筆者は3階を図書室にするつもりでいるから、それは必要ない。あっても邪魔ではないが、不格好だ。1階のキッチンにある小型の換気扇はもともとあったもので、これは必要だ。3階の換気扇を取りつけるために、前の持ち主は直径15センチほどのヴェント・キャップ(換気口)のあった箇所をハンマー・ドリルで縦横45センチほどに拡張したから、これを元に戻すにはヴェンチ・キャップを新たに買い、それを木の型枠を作ってしかるべき位置に固定してからヴェンチ・キャップの周囲にコンクリートを流し込まねばならない。また、壁のクロスはそれが終わってからの作業だ。そんな手間をかけるより、換気扇はそのままにしておいていいではないかと家内は言うに決まっている。だが、3階に上がるたびにそれが目につくし、また換気扇を回すための電気のコンセントは取っ払ってしまった。それはさておき、換気扇を効率よく回し、煮炊き物の臭いを部屋になるべく蔓延させないためには、煮炊きをするガス・コンロの真上の天井に仕切りがあった方がよい。この仕切りが1,3階にあって、ガラスを嵌めた頑丈な作りだ。3階ではガス・コンロは使わないから、仕切りは不要だ。それで苦労しながら外した。1階のも外そうと思いながら、ひとまずそのままにしている。というのは、1階ではシステム・キッチンを新たに入れ、ガス・コンロを使うからだ。ならば天井に取りつけてある仕切りはそのままでもよい。ただし、木材の色が茶色で目立つ。天井は白にするので、これを白のペンキで塗るのもよい。今日の3,4枚目の写真は3階のその仕切りだ。換気性も見える。蛍光灯は全部外した。蛍光灯の管は長さ1.2メートルほどか。もっと長いかもしれない。これが10数個ある。管は新品同然で、倉庫のようなところにまた取りつけて使うことは出来るが、誰もほしがらないだろう。天井が一部剥がれているが、これは雨漏りの跡があって、またその水気によってたわんでいたからだ。それらはまだ全部剥がしていない。3階は床全体に本を詰め込んだ段ボール箱が筆者の胸の高さまである。それを少し移動するだけでも大変で、天井の汚れた石膏ボードを全部剥がすためには、以前から何度も書いている3階北端のコンクリートをはつった場所をとにかく先に床として完成させねばならない。そうすればそこに一部の本を積み上げ、そうして移動した空いた床を貼り換える。ま、上記のようにやらねばならないことは山積している。そして、この調子ではリフォーム業者を雇う必要はほとんどないかもしれない。家内はリフォーム業者のチラシをよく持って帰って来る。今日は200万円でシステム・キッチン込みで1軒まるごと2か月で工事を終えるとのチラシを見たと言う。安いものかもしれないが、こっちの要望いかんによってはきっと大幅に値が上がるだろう。とにかく自分で出来ることはやっておくに越したことはない。それに現段階では、業者を入れても物を移動せねば作業が始まらない。
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by uuuzen | 2013-07-13 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
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