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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●常磐線を「いわき」まで乗る
城の国というのが現在のいわき市の浜通りのかつての呼び名であることは昔から知っていたが、今から20数年前に江名に住むMさん家族が京都見物のついでにわが家を訪問された時、Mさんの御主人からも耳にした。



「磐」は「いわ」で、「城」と合わさって「いわき」と読むことくらいは誰にでもわかる。それが漢字ではなく、わざわざ「いわき市」と呼ぶようになったのは、「磐城市」ではあまりに字画が多く、いかめしい感じを与えるからであろう。常磐線の駅に「勝田」があって、勝田市には筆者の友人が住むが、それがいつの間にか「ひたちなか市」に表記が変わり、これはいわき市の例に倣ったなと思ったものだ。平仮名の方が覚えやすいとしても、福島県の「いわき」に比べ、常磐の「常」の方である茨城県にある「ひたちなか」は5文字で、これはちょっとやり過ぎの雰囲気がある。それはともかく、いわき市にしてもひたちなか市にしても隣接する町村を合併して市に昇格したもので、そうなればいろいろと財政面で優遇もされるのだろう。そう言えば先ごろ、どこかの町だったか、前回の国勢調査結果の人口を水増しし、それが発覚して逮捕される事件があった。水増ししたのは100人に満たなかったと思う。それくらいの差で歳入が一気に増加するのであれば、誰でも同じことを考えたくもなるだろう。それもいいとして、筆者が初めて常磐線に乗ったのは前述の勝田市に住む友人を訪ねた遠い昔だ。その頃は勝田ではなく、もっと東京寄りの土浦にいた。筑波山を車で案内してもらい、その山頂に近い場所だったか、茶色の出汁に浸かったうどんを食べたことを覚えている。常磐線が東北人が東京に出る時には必ず利用する線路で、その上りの終着駅が上野であることは、大昔に流行った歌謡曲によってより強く記憶した。ところが常磐線の終着駅を東京にしようという運動が以前からあるようで、昨日はいわき市から上野駅に向かう電車の中からそれを示す大きな看板を見かけた。また、その看板を見かけずとも、26日朝のTV番組で現在常磐線を東京まで延長する工事が行なわれている様子が紹介された。新幹線の上を通るので工事は大変らしい。ボルトひとつ落とすと新幹線に被害が出る。そのような緊張感の中で工事しなければならず、完成まで数年かかるようであった。この延長工事によって東北から横浜に行くのがとても便利になるらしい。何でも始発が東京駅というのは筆者は気に食わないが、東北人にすれば上野止まりというのが差別に思えるのかもしれない。そう言えば28日の夜、東京駅の丸の内まで見送ってくれた梅村さんは、なぜ常磐線が上野までなのかという理由を言ってくれた。真実かどうかわからないが、昔の常磐線はSLで、東北人が利用する汽車の煙を東京駅前の皇居に撒き散らすことに反対する意見があったという。つまり、東北差別だ。
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 常磐線だけがSLではなかったから、梅村さんがどこかで聞いた先の意見は真実味に疑問があるが、戦後福島に東京に電力を送る原発が出来たことを思えばどうか。東京にあって厄介なものは東北に押しつける。その代わり、さして産業もない地元は潤うだろうという考えは、震災直後に何度も書いたように、昔の東北の食うに困った貧しい農家の娘の身売りを思い起こさせる。そんな悲しい話も含めて常磐線は東北人の移動を昔から見つめ続けて来た。筆者は旅行好きでもないこともあって、常磐線は勝田以北には行ったことがなく、Mさんと知り合いになってからは、いつか勝田以北のいわきに足を踏み入れることがあるだろうかと何度となく思った。2年前の巨大地震があって、その思いは一気に強まったものの、4年前から自治会長を引き受け、なかなか時間を見つけることは難しかった。それが今年はようやく会長を辞めることが出来そうになり。今月は特にそのことで忙殺された。主に精神的にだ。それがほとんど肩の荷を下ろす見通しが立ったので、いわき行きを強く思い始めた。25日は自治連合会の年度末総会があり、その翌日の夜に家を出ると早朝に東京に着き、27日は丸1日いわき市に滞在出来ると考えた。どうせ行くのであれば満月の日だ。27日にいわきに行くとして、さてどんな交通機関を利用するかだ。もう10年もっと前になると思うが、東梅田に近鉄の長距離バスの発車場がある。その脇を淀屋橋に歩いて行く途中で必ず通る。何度か立ち止まって行先などを見ると、いわき直行の夜行バスがある。11000円で少しお釣りが出る料金だ。これに乗れば電車の乗り換えを考えずに済む。だが、夜行バスに乗る苦痛は昔からよく知っていて、大阪からいわきまでとても乗る気分にはなれない。よくて東京までだ。それに、東梅田のその場所まで行くのに時間もお金もかかる。どうせなら京都から夜行バスに乗る。そこで調べたのが、数年前に知った格安バスだ。ネットで調べると平日の予約客が少ない時期は3500円だ。JRのドリーム号は今いくらするのだろう。長年乗っていないのでわからないが、昔は9000円ほどだった。それに比べると半額に満たない。この京都東京を結ぶ格安夜行バスは2,3会社がある。最初に見つけた会社に予約しようかどうか迷っていると、24日には26日深夜発はみな売り切れになった。そのことに驚いた。たっぷりあまっていた座席が2日で全部売れた。こうなるとうかうかしていられない。別の会社を調べると幸い4席残っていて、すぐに予約した。キャッシュカード決済で、これはザッパのCDをアメリカから買うのと同じで、番号を打ち込むだけでよい。
●常磐線を「いわき」まで乗る_d0053294_05319100.jpg

 新幹線に乗ることが別段贅沢とは思わない。だが、新幹線の始発に乗ったところで、東京に着くには9時や10時だろう。それから常磐線に乗り、いわきから江名までバスで小1時間かかるとなると、午後3時を回るかもしれない。そうなれば港を写生するなど、ぼんやりと計画していることの半分は実行出来ないだろう。なるべく早く江名に着くには、大阪からいわき行きの夜行バスに乗ることだが、それが苦痛であることは先に書いた。それに出来ればまだ訪れていない水戸の芸術館や、偕楽園、それにいわき市内の美術館も見たい。だが、それが可能だろうか。そこでまず最初にしたことがJRの時刻表を入手し、いわき駅前から江名まで行く常磐バスの時刻表の確認だ。どうでもいいことかもしれないが、後者は筆者のパソコンで見ることが出来なかった。どうしてもファイルを開くことが出来ない。震災以降、いずれそのバスの乗ることがあるだろうと思って時刻表の存在だけは調べていた。ところが隣家を入手した時にあったXPのパソコンでは開けない。ところが、半年ほど前に中古で買い、今これを書くのに使っているVISTAで2週間ほど前に見ると、すらすらと表示された。これで一気にいわき行きへの思いが強まった。JRの時刻表を入手したのは、夜行バスを予約した翌日の21日だ。常磐線をページを見てがっくりした。勝田より北に向かう電車はぐんと少なく、1時間に1本あるかないかだ。いわき駅前から江名に向かうバスも同じで、その連絡がまずければとんでもないことになる。夜行バスは京都駅八条口を午後11時に発って、午前7時半に東京駅丸の内口に着く。そこから上野まで出るのに何分かかるか。電車に乗っている時間は10数分か。歩くのに同じくらいとして、30分は要するだろう。それに、夜行バスが7時半に着くとは限らない。早く着くことはなく、遅れるのが普通だ。常磐線は7時49分に上野発がある。だがそれに乗ることはまず無理だろう。次となると8時19分発で水戸に10時28分、勝田に同49分着で、そこ止まりだ。いわきまで行く電車は水戸発11時33分しかない。これに乗ると13時5分にいわきに着く。もっとも、これは朝7時半に着く夜行バスを利用した場合だ。結局水戸発11時33分に乗るしかなく、東京か水戸で時間をつぶすことになる。上野に出れば公園の桜を見ればよいし、水戸にすぐに出るのであれば偕楽園に行くか。だが、上野発の電車で筆者がどうにか乗れるのは8時19分発だろう。これは10時28分に着く。となれば11時33分まで1時間ほどしかなく、偕楽園を見るのはまず無理だ。特急に乗れば便利なことはわかっているが、特急料金が夜行バス以上にかかる。これは馬鹿らしい。けちけち旅行だが、それには多少事情がある。交通費以上にかかることがあって、それを最優先し、自分の移動手段は粗末かつ窮屈でも我慢することにした。さて、江名行きを勝手に決めたはいいが、最初Mさんにはがきを出した時には夕方以降夜に着くかもしれないと書いた。そのはがきをMさんが手に取ったのは21か2だ。はがきには2,3日後に手紙を出すと書いた。はがきを出した時点で筆者がぼんやり思っていたのは、ヘルツォークの著作『氷上旅日記』に倣うような形だが、各駅停車で京都からいわきまで行くことであった。まさか徒歩では無理だ。だが、ヘルツォークは尊敬する映画人の女性の入院を聞いて、願かけのつもりで、ミュンヘンからパリまで800キロを晩秋に歩き通した。その記録が『氷上旅日記』で、つい最近この本をようやく古書で入手し、また読み始めた。
●常磐線を「いわき」まで乗る_d0053294_0533998.jpg 震災に遭われたMさんを訪ねるのに、真っ先にMさんに伝えるべきが、まずこっちの予定を整え、すっかり計画が立ってからにしようとしたのは、かなり自分勝手だ。はがきから2日後に手紙を書き、そこに27日の午後3から4時にお邪魔しますと書いた。そして、泊まる場所がないので、一泊させてほしいとも続けた。それを読んでMさんから電話があったのは24日だ。速達を出したがそれと行き違いになるかもしれないと断ったうえで、体の動きが大変なので、布団は自分で敷いてほしい、そして一泊でも二泊でもよいと言われた。いつものお元気な声で嬉しかった。速達のはがきが届いたのはその電話の翌日で、そこには宿泊はお断わりとあった。それを撤回する電話であったのだ。江名にひとつだけあるホテルは震災で営業停止、民宿は津波で流され、泊まるにはいわき駅前まで出ねばならない。ところがいわき駅前着の最終バスは江名を6時半に出る。これでは2時間ほどしか話せない。そこで図々しくも宿泊を乞うた。それはさておき、各駅停車でいわきまで行こうと思ったのは、青春18切符だ。嵯峨嵐山駅を始発に乗れば、いわきにはたぶん午後7時くらいに着くのではないか。そう思ったのだ。だが、始発に乗るほど早起きは出来ない。それに12時間以上も電車に乗るのはしんどい。まだ夜行バスに乗った方がよい。京都八条口を午後11時5分にバスは出発した。5分過ぎたのは、若い女性がひとり遅れてやって来たからだ。バスは昔のドリーム号と同じで座席は1列にふたつずつ二個並んでいる。とても狭くて窮屈で、格安料金並みだ。2時間置きに休憩があるが、かえってそのざわつきで寝つけない。ほとんど眠らなかったと思うが、運転手の「八王子です」という声に目覚めた。時計を見ると朝5時ちょうどだ。八王子と聞いてびっくりした。中央ルートと聞いていたので、そこを通るのは当然だが、まさか休憩を取るとは思わなかった。八王子の駅ビルは思い出がある。80年代、そこに降り立ったことがある。その特徴あるビルが運転手と客席を遮るカーテンのほんの少しの隙間から見えた。中央高速道の八王子インターならば仕方ないと思っていたのが、JR駅前ではないか。1分ほど座席にうずくまって迷った。誰も降りなかったのに、急に20代のサラリーマンらしき男性が飛び起きて荷物を棚から下ろし、下車した。筆者はそれに続いた。5時ならばJRで東京に着くにはたぶん6時半頃か。それは夜行バスより1時間早い。それに賭けた。バスを降りると雨が降っていた。傘を差さずに駅に向かった。ちらほら人がいる。中央線のプラットフォームに急いで降りて時刻表を見ると、5時13分発の快速がある。それに乗った。中央線は何度か乗ったことがある。東京行きなので、そのまま終点まで乗っていればよかったが、常磐線の時刻表を見ると、上野発7時3分というのがある。中央線は思った以上に時間がかかった。神田に着いた時、思い出した。次は東京だ。神田は上野に近い。そこで山手線に乗り換えることにした。神田東京間の往復の時間が浮く。上野に着いて急いで時刻表で知っていた常磐線の9番ホームに走った。擦り減った石の古びた階段を駆け上ると、左手に電車が停まっていた。7時3分発だ。乗って10数分後に発車した。夜行バスを八王子で降りなければこれに乗ることは不可能であった。水戸には9時7分に着いた。偕楽園を見物し、水戸駅から11時33分発の電車でいわきに着いたのが13時5分だ。帰りはいわきからではなく、3つ上野寄りの泉駅から乗った。今日の後半2枚の写真はその駅で撮った。最初の2枚は車窓からで、どちらも水戸以前で、最初はたぶん土浦で、数分停車している時の撮影だ。常磐線は原発事故のためにいわきより5つ先の駅までで、それ以北は10いくつの駅が利用出来ない。思えば江名も放射能の影響は強い。
●常磐線を「いわき」まで乗る_d0053294_0535593.jpg

by uuuzen | 2013-03-28 23:59 | ●新・嵐山だより
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