●「武田理沙~フランク・ザッパ・メドレー関西初演」 武田さんと筆者が10月26日、大阪の神山町のALWAYSにて対談します。
●ダンゴムシと迷路、その1
文というおおげさな表現は似合わないが、小中学生でもダンゴムシの研究家と呼べるほどの専門家がいる。一昨日のNHK-TVを見ているとそんな子どもが何人か出ていた。



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身近な虫であるから研究には便利だ。筆者が最初にダンゴムシをしげしげと見つめ、手に取って遊んだのは、母と一緒に出かけた大阪市内の公園で、知り合いの同年齢の男子とその母親と一緒であった。その時に撮った写真がある。4歳くらいだったと思う。その頃は誰しも虫に関心を持つのだろう。ダンゴムシと一緒に見かける虫の代表は蟻だ。わが家の裏庭でもそうだ。枯葉が多いのでダンゴムシも多い。それが夜行性であることは一昨日の番組で初めて知ったが、昼間でもよく動いている。時には家に上がって来る。ダンゴムシの敵が蟻ということもその番組で知ったが、背中を丸めてボール状になればもう蟻は手出し出来ない。それほど頑丈な背中で、鎧と同じだ。ちょうど真ん丸になれるように、背中の甲羅と呼べばいいのか、その硬い部分は余分がないようにぴたりと閉じる。その閉じた箇所を蟻は必死でこじ開けようとするが、無理だ。閉じるのが遅ければ蟻に腹の柔らかいところを食べられてしまう。ダンゴムシは必死だ。時に蟻に食べられるが、蟻は甲羅を食べ残す。それはやがて白く変化する。家内はダンゴムシのそんな白い甲羅を庭でよく見かけるらしい。平和に見える庭でも、日々ダンゴムシが蟻に食われかねない状態にある。蟻はまた大きな蜘蛛などに食べられる。それはさておき、蟻に襲われて体を丸くしたダンゴムシは、蟻が去ったと同時に元の形に戻って逃亡する。その時に決まりのパターンがあることを小学生の研究家が発見した。ダンゴムシはまず直進するが、障害物にぶつかると右に折れる。そしてまた障害物に出会うと今度は左に折れる。その後はこの右左を繰り返す。なぜそうなのか。右右右右と続くと元の場所に戻る。つまり敵から確実に遠く逃げるには、右左右左を繰り返すに限る。なるほどではないか。ダンゴムシは敵に出会った後はどう曲がって進むかを知っている。この交互に右と左を繰り返しながら曲がることを筆者はよく実行する。京都の中京は碁盤目状に道が走っている。たとえば東南から北西に至る時、まず西に直進し、そして北上するのが最もわかりやすい。だが、筆者は細い路地のような道を歩くのが好きで、ジグザグに進む。それは総体的には斜め方向に道を進むことになる。どうも世間を斜めに見る筆者は歩くのも斜めが好きなようだ。ダンゴムシと同じだ。街路が碁盤目状であれば、目的地目指してどう歩いても距離は等しいが、ジグザグの方が景色に変化があって楽しい。これはダンゴムシの敵からの逃亡と同じで、筆者はダンゴムシの本能と同じものを持っていると見える。
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 さて、今夜書きたいのは2,3か月前に右京図書館から梅津に行こうと思った時のちょっとした事件だ。上に略図を載せる。「受難の飛び出しボーヤ」とあるのは、昨日投稿した飛び出しボーヤのあるだいたいの位置。水色の太い線は桂川を示す。略図で細い赤線で描いたように、右京区役所と同居する右京図書館から梅津に行くには南進し、四条通りに出たところで西に進むのが最もわかりやすい。たいていはそうしている。だが、このルートは先に書いた中京での東南から北西に至る場合の「西に直進し北上する」ことと同じで、味気ない。右京図書館から南進する時に走る天神川沿いの下り坂は、自転車を漕ぐ力が不要なので、あえて往路の三条通り沿いの道を辿って嵐山に戻らないようにしている。同じ道を戻るのはいやなのだ。また帰りは梅津に寄って買い物をする。こうすればちょうど全体には時計回りに走ったことになる。この逆コースは絶対に走らない。天神川四条から三条に至る上り坂を自転車で走るのは想像しただけでしんどいからだ。天神川沿いを下る時、右手には三菱の工場がある。また四条通りに出てからもこの殺風景な三菱が右手に長く続くので、何となく気分が滅入る。つまり、三菱の工場沿いを走りたくない。そのためには、ジグザグに走ればよい。これはまず南進し、最初の辻を右に折れ、そして次の辻で左に折れるということを繰り返せばよい。そうすればいずれ梅津に着く。これはダンゴムシでもわかる理屈だ。ところが、2,3か月前、そのように走っても梅津には着かなかった。正確に言えば無理にそこに行ったが、四条通りよりかなり北部に出た。それはあながち考えが間違っていたとは言えない。もうしばらくジグザグを続ければ四条通りに出られたかもしれないからだ。だが、実際にはそれは不可能であった。行き止まりが多く、ジグザグを続けられなかった。では道が碁盤目状になっていれば可能であったかと言えば、やはり不可能だ。その理由がわたったようでわからなかった。ややこしい話になるが、図書館を出た後、最初に選んだ道が間違っていた。そのことは後述するとして、2週間前の右京図書館からの帰り、ふたたびジグザグに進むことにした。以前走った道をと思いながら、記憶が曖昧で、違った道を選んでいた。ただし、厳密にジグザグを守った。今度は必ず梅津に着くと確信したが、やがて三条通りを走っていることに気づいた。これには愕然とした。三条通りから南、西、南、西と順に進路を取ったのは間違いない。ダンゴムシでも四条通りに必ず出る。それがなぜ三条通りに戻ったのか。2,3か月前は帰宅して地図で確認すると、南下と思ったのが西であったことに気づいた。つまり、最初に選んだ道は角度が90度違っていた。これではいずれ三条通りに戻るのはあたりまえだ。だが、図書館のすぐ南の三条通りは東西に走っていて、それに直角に交わって始まる道は南を向いているはずだ。これがなぜ西を向いているのか。それがどうにも不思議で、2日前は三条通りに立ってその細い道を眺めた。その時に撮った写真を2枚合成して最初に乗せる。筆者が立つのは下の地図で言えば、中央下の方、府道112号線の青いマークのやや右手だ。パノラマ写真の左に見える奥へと続く道は、どう考えても天神川と同じ南を向いている。ならば、そこをたどって次に辻を右、そして次に辻を左と進めば、いつか四条通りに至り、そこは梅津にごく近いはずだ。ところがやはり筆者が考えた梅津のムーギョやトモイチに近い場所には至らなかった。それどころか見知らぬ地域を走ってとんでもなく時間を要してしまった。知らない場所をさんざん自転車で駆け巡ったのであるから、小旅行の気分になれはしたが、梅津の密集地区はどこも似た雰囲気で、何となく不気味で気分はよくなかった。帰宅してまた地図を確認した。そこでようやくわかったのは、図書館のすぐ南の三条通りは斜めに走っていることだ。その斜めに接する細い道は南ではなく西に向かっている。それがなぜ西向きであるかがはっきりとわかった。三条通りが斜めであるからだ。このことは初めて知った。碁盤目状はやはり中京界隈だけで、右京となると道は斜めに走り、また行き止まりも多い。地図に自転車で走ったルートを青で記しておく。やはり天神川沿いを真っ直ぐ南下し、四条通りを今度は西に進むのが一番早いようだ。
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by uuuzen | 2012-10-26 23:59 | ●新・嵐山だより | Comments(0)


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