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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●にぎにぎさんさん
春の酒で有名な池田は20歳頃に初めて訪れ、その造り酒屋の前を通ったことがある。ちょうど今頃の夏であった。



この話は前に書いたことがある。交際していたわけではないが、1,2歳下の女性の実家を訪れた。がんがら火がともる日であったから、8月24日だ。池田にそんな祭りがあることはその日知った。確か帰りの阪急電車の中から「大一」の文字が燃える様子を見て、京の五山の送り火の真似だなと思った。池田は歴史ある町で、今調べるとがんがら火は正保元年(1644)以来というから、なかなかではないか。祭りの夜であったので彼女の両親や祖父祖母まで集まっていて、筆者は初対面ながらそれなりに歓迎され、食事も少しよばれたと思う。その後、彼女に誘われるままに、近くの公園に行ってブランコに乗った。ほかに誰もおらず、いわばロマンティックな夜だが、何も起こらなかった。彼女の家は田舎の大きな旧家で、池田駅から徒歩10数分の山手にあり、「呉春」の酒蔵から数分の距離であった。その日に初めて往復した商店街を、池田文庫に3日通った最終日である12日の午後5時過ぎに歩いた。20歳からこの40年、池田には20回ほどは行った。そのたびにこの商店街は気にはなっていたが40年ぶりの再訪だ。だが感慨というほどのものはない。3割ほどの店はシャッターが閉まったままで、大津の商店街そっくりな雰囲気に、一瞬これを抜ければ三井寺近くかと錯覚した。それほどに似るのは、同じ関西、同じように歴史のある町、同じような人口の少なさであるからだろう。ゆっくり歩きながら、何か買ってか帰ることにした。西瓜は今年はまだ一度しか食べていないので、それにしようかと思って青物屋に近づくと、3人で語り合っていた80歳近いおじいさんがこっちを向いて「何でっか」と声をかけた。商店街を入って間もない店だ。筆者が接近したのは、バナナが10数本で90円ほどで売られていたのを目に留めたからだ。期限切れで1本ずつにされた半端物の特売品だ。ざるに山盛りにしてある。買ってもよかったが、暑さで熟れ過ぎて、その日のうちに食べねばならない。ふたりで夕食の代わりにバナナ6本ずつを食べるチンパンジーでは家内が怒る。次に目を移したのは、店の向かって右端の棚にあったオレンジ色の大きくて丸いものだ。何であるかわからず、歩を進めた。すると「何でっか」の声だ。何の果物か知りたかっただけなので、店を後にして奥に進んだ。300メートルほどか。長さは大津の半分もない。すぐにアーケードが切れる場所まで来た。商店街を横切る道の左右を見ると、「がんがら火」の文字を書いた貼り紙がいくつも見えた。商店街を抜けてそのまま行くとすぐ右手に呉春酒造があったと記憶する。また、そこから東に行くと池田文庫のはずで、池田も山手の町はさほど大きくない。
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 呉春で思い出した。今年の4月、ある場所で老婦人としばし話をした。彼女は池田の生まれで、呉春酒造の近くと言った。父親が戦前の阪急電車の運転手だったそうだ。池田にいたのは未成年までであったと思うが、今でも池田に愛着があるようであった。筆者が呉春の酒を初めて飲んだのは10年ほど前だ。ネットで注文して1本だけ飲んだ。高級品ではなかったが、その甘さに驚いた。谷崎潤一郎は東京に戻ってからもこの酒を取り寄せた。そのことからもわかるように、女性が好みそうな味で、色気がある。色気で思い出した。男も女もこれがないことにはお話にならない。と、断言したいのでなく、どんな職業であっても、色気は重要ではないかということだ。たとえば学者だ。学問など色気とは無縁と思っているようでは、ろくな学がならない。むしろ学者こそ色気が欠かせない。芸術家は当然、芸能人は必須だ。この「色気」は「粋」と同義である部分が大きい。筆者ほどの年齢になれば、あるいは筆者は子どもの頃からそうであったかもしれないが、人を見ると、そこに「色気」があるかないかを評定する。これがない人はたとえ有名人であっても認めない。具体的にどういうところを見てそれを感じるのかと言われそうだが、ぱっと見た瞬間にわかることがほとんどだ。そして、筆者がそのように値踏みしていることを露とも思わずにたとえば筆者を見下げたような口調で話す人を見ると、その人に「色気」のかけらもないどころか、人間的欠陥を思う。このように書けば傲慢と思われるかもしれない。だが、誰しもそのように人と接して瞬時に自分と馬が合うかどうかを判定する。なので、筆者の言う「色気」は筆者だけが感じるそれであって、他者にはわからないし基準も違う。それでいい。それでこそ世の中がバランスを保っている。「色気」を持ち出したのは、それが溢れている人物を最近知ったからだ。ファスビンダー監督だ。彼には「色気」がみなぎっている。一方、先日家内の姉がこう言った。「男が女に関心を持たなくなったら終わりやね」 それは否定しない。だが、男女を問わず、『色気を発散させている人物に関心がなくなれば生きている意味はない』と言い換えた方がいいのではないか。これはファスビンダーのように男色趣味を持っても当然という意味で捉えてほしくない。筆者が思うのは性を超えたところでの「色気」だ。これは性を除いたという意味ではなく、それを含みつつそれに終わらない何かだ。ではそれが欠かせない芸能人は人間として最も魅力ある人たちかと言えば、そうではない。確かに目立つことが商売の芸能人は「色気」を発散させているが、それが当然のごとくになっているので、かえって瞠目すべき「色気」を感じさせる者は少ない。それよりも「色気」とは無縁と思えるような職業に注目する。たとえば聖職者だ。色気があってはまずい彼らの中でも、真に色気のある者が高位に上りつめるはずだ。
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 話を戻そう。12日は調べものが多少早く終わったので、展覧会を見た後、商店街を歩く気になった。駅構内の地図を見ると、宝塚寄りの出口から出て信号をわたればすぐだ。信号待ちしていると、頭上に歩道橋のあることに気づいた。それを利用すれば信号を待たなくてもよい。これは構内の反対の出入口、つまり池田文庫に行く方面に利用する場所でも同じだ。そのことを10日に行った時にはわからなかった。それで、わたり廊下で駅とつながる商店ビルに行ったのはいいが、ビル内を抜け出てつながる横断歩道橋の存在に気づかず、ビルからすぐに地上に下り、信号を待った。それがほとんど10分もあろうかと思えるほどに長かった。おそらくその長い待ち時間のために、道路を越す歩道橋がビルと接続された。歩道橋を降り切った場所は公園内だ。そこを横切るとすぐに市役所や警察があって、山手を5分も歩けば池田文庫で、つまり駅の左右の出入口とも駅前道路を越す横断歩道橋があって、それを利用した方が信号を待たなくて済む。ついでに書いておくと、帰りに同じ道をたどって駅の改札に行こうとすると、これが3日目にして歩道橋のわたり口への最短距離がわかった。横断歩道橋を上下する口は降りきったところで二手に枝分かれしていて、そのひとつが樹木に半ば隠れた公園内で、そこから山手に向かうのが距離が短い。池田文庫からの帰りはその上り口がわからず、ひどい雨の中を遠回りして枝分かれするもうひとつの上り口をたどった。その時、朝とは違う道を少し歩いたことに気づき、方向音痴を再確認した。ところが、3日目になっても帰り道の最短距離となる場所に踏み込めず、20メートルほど行き過ぎて後戻りした。それはともかく、傘を持参したのは正解でも、ズボンの下半分がずぶ濡れになった。ひどい様子になりながらも、「昨日カメラを持参して写真を撮ってよかった」と思った。撮った写真は昨日と今日載せる日向富士だ。先日は日陰富士を8点載せた。今回はその逆の日向だ。この8枚は警察を過ぎて池田文庫に至るまでの上り坂になっている道の数十メートルの範囲内で10日に撮った。ちょうど時間帯がよく、にぎにぎしくも燦々と照る地面に、次々と三角形の日陰や日向が発見出来た。地面にカメラを向けていると、通りがかった小学生の男女が不思議そうに見ていた。「色気」ではなく、奇妙で不気味な何かを感じたのだろう。
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 もう少し書かねばならない。駅前の商店街に向かう際、頭上に駅構内からつながっている横断歩道橋を見ながら思った。歩道橋の終点が小さなビルの内部のようで、そのビルが休業中はその橋が利用出来るのかという心配だ。これはすぐに氷解した。商店街に入って振り返ると、小さなビルに見えたのは歩道橋の階段の覆いであった。これは駅前が再開発された時、古くからある商店街と駅を道路で分断された形にはしないために設けられたもののはずで、実際帰り道はその階段から歩道橋を歩くと、ほとんど1分で改札口に着いた。そんなに近くであるのに、商店街を再訪したのが40年ぶりだ。人生はしばしばそんなことがある。池田駅前の商店街はあまり長さがないが、珍しいたたずまいの店があって楽しい。何かを買って帰るにはスーパーがいいが、それは商店街にはなく、駅を挟んで商店街とは反対の区画にある。最初そこを回ってみようと思い、駅構内から続くビルの1階に降りたところ、衣服専門のようで、見て回る気力が湧かなかった。それですぐに商店街に向かった。ようやく話が戻って来た。商店街の終わりが見えた時、その角にもう一軒青物屋があった。駅に近い方と最も離れた場所に店があって、どちらもそれなりに顧客があるのだろう。店の間口は駅から遠い方が倍はある。そのため、品揃いが多く、店員の威勢もよかった。スイカがたくさん目についた。小さな玉は1000円だ。それは貧弱なのでパス。大きな玉は重過ぎるし、食べ切れない。これもパス。大きな玉の4分1サイズが700円ほどであった。おいしそうなのでほしかったが、電車の中で人にもまれると潰れる。なのでパス。あちこち目を移すと、またもやその店の向かって右端、すなわちアーケードが途切れる寸前の場所に、オレンジ色の大きな玉が目についた。「本日の特売」と「グレープフルーツ 赤い実」の札があって、4個380円だ。40歳くらいの髭面眼鏡の男性が「まいど」と言って近寄って来たので買った。するとすぐに別の客も同じものを求めた。ずしりとした袋を提げながら最初の青物屋の前にまた来た。『山盛りの格安のバナナを買うともっと重くなるし、きっと重いグレープフルーツに押し潰される。それよりも十三でぼた餅を買おう。』ぼた餅は昨日書いた。今日はその続きを最後に少し。今日家内と神戸方面に出かけた。そして十三駅でまた3個入りのぼた餅を買った。予想どおり、筆者が3日間買った店員だ。そのことを家内に言うと、「美人やね。」との返事で、その先に「あんたはいつも女ばかり見ているな」の言葉を足したかったのだろう。家内に買わせて筆者は家内のすぐ斜め横にいて店員を見た。お釣りをわたす時の仕草と笑顔は同じでも、全体に表情は少し硬い。客が女性であるからか。あるいは筆者に気づいたか。それはない。10日ほど連続で買えば覚えるだろうが、3,4日では大勢の客に紛れる。それほど常に並んでいるし、筆者には「色気」はない。
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by uuuzen | 2012-08-14 23:59 | ●新・嵐山だより
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