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●無線LAN乱戦記
3年前ほど前だろうか、友人から無線LANが出来るブロードバンドルーターをもらった。無線LANカードがセットになったもので、2、3万円したようだ。



それを友人は自宅に取りつけて、家の中のどこにいてもノート型パソコンでインターネットをするつもりでいたが、結局設定が出来なかった。それで新品同様のその品物一式が筆者に回って来たが、その友人からもらったWINDOWS95のデスクトップ型パソコンでネットを始め出したばかりの頃で、その1台でパソコン生活は充分間に合っていたため、あまり必要でもなかった。だが、友人からそのパソコンをもらう前に同じように古いパソコンを1台入手していて、それが2階の息子の部屋に置いたままになっていた。これは本来はWIN95用だが、WIN98をインストールしたものだ。それをいつでもネットが出来るように設定は済ましてあって、1階で使っているWIN95パソコンが壊れた時はいつでも交換出来るような予備として考えていた。だが、WIN95パソコンの調子はすこぶるよくて、その後ずっと使用していてまだ壊れそうにない。WIN98パソンコは予備用に最初から思っていたのではなく、息子が自分の部屋でネットが出来る環境を整えてやるのもいいかと考えて、中古で入手したものであった。それで、実際のところは友人からブロードバンドルーターのセットをもらってすぐに、WIN98パソコンを無線LANでつなごうとした。友人が最新式のパソコンで駄目だったので、こっちのボロパソコンではもっと設定は困難かと思いながら、いろいろと試してみたがやっぱり駄目で、諦め切れない気持ちのまま放置し、1階のパソコンの予備用として埃が積もるに任せていた。だが、設定出来ないことが癪で、時たま思い出したようにはまた試してみることを何度繰り返したことだろう。そのたびに2、3日は確実に無駄にし、しばらくは自分の無能ぶりに落ち込む。のべ200時間以上は確実に消費したに違いない。
 一体何が原因で作動しないのかとずっと思っていたが、無線LANカードの小さなランプが全然光らないことに気がついていた。赤に光るのか緑に光るかもわからないが、光らないところを見ると電気が通じていないから、設定に問題があるのは確実だ。もらってすぐに一度高さ1メートルほどのところから硬い床に落としたことがあるので、壊れているかれしれない。それで大阪や京都の大型電気店のパソコン・コーナーに持参した。1軒では壊れていると言われ、別の店では正常だと言われた。どちらが正しいかわからないまま、安いものならもう1枚買ってもいいかと、ネット・オークションでよく入札もした。たいてい3000円近くになる。壊れているかどうかわからないから、まずそれを確認してから落札するのもいいかと思い直し、カードやルーターなどはまたそのまま箱にしまい、数か月が経ってしまうということが何度が続いた。それでちょうど1年ほど前、そのルーターの製造会社のホームページを見ると、カードを検査してくれることがわかった。もし故障いない場合は点検料も不要というので、すぐにカードを封筒に入れて送った。するとしばらくして帰って来た。「壊れていない。ただし、PCIバス・アダプターによっては不安定かもしれない」といった返事で、ネット・オークションで別のを買う必要はひとまずなくなった。だが、壊れていないのならなぜランプが灯らないのかそれがわからない。その原因を次に確かめる必要がある。それでまたそのままになった。
 カードのランプが灯らないのは、1階に置いたルーターから2階のパソコンまでの距離が遠いからかもしれないと考えたこともある。それに建物は鉄筋コンクリートだ。だが、直線距離に直せばわずか3、4メートルで、これで電波が届かなければ製品の意味がない。カードがおかしくないなら、そのカードを挿入するPCIバス・アダプターが正しくパソコンに認知されていないか、それともルーターがおかしいかだ。だが、ルーターの電源は正しく入る。しかもそのルーターのすぐ横にWIN95パソコンを置いて、ヤフーBBのADSL用のコンボモデムとも接続したところ、以前と変わらずネットは出来るから、やはりおかしいのは2階のパソコン側ということになる。2階のパソコンは単独でならば1階のヤフーBBのコンボモデムにつなぐとすぐにネットが出来るから、パソコン自体は壊れてはいない。カードかPCIバス・アダプターがおかしいことになるが、PCIバス・アダプターはパソコンには正しく認知される。したがっておかしいのはランプが灯らないカードということになる。だが、それが検査で正常というのだから、ここですっかり原因不明で立ち止まってしまった。それでも忘れたことはない。いつか必ず設定を完了し、2階のパソコンを無線LANでネットが出来る状態にしてやろうという思いはくすぶり続けた。それで、今月のかかり、家内の妹の娘がパソコンを1台捨てるというのを小耳にはさんだ。そのパソコンをかつて見たことがあるが、モニターは液晶、全体にコンパクトな作りで、わが家のWIN95とWIN98の2台のパソコンから比べると3分の1の大きさだ。だが、WIN98なので、その点はあまりありがたみはない。捨てるのはもったいないし、一度状態を見てい。姪はすでにもっと性能がいいのを買って使っているので、古いそれは邪魔になっていたようだ。直射日光の当たるところに置き続けていたので調子がおかしくなり、今のままでは絶対に動かないが、何かを交換すれば動くかもしれないと言う。それで10日ほど前に高槻に行った時に引き取って来た。
 パソコン本体とモニター、キーボードやマウスなど、みんな黒色でトーンがまとめられていて、USB接続になっている。筆者の2台のパソコンはUSB接続の端子のためのボードを取りつけようと思えば出来るし、そうしたアダプターを購入はしているが、USBはとても便利だが認知速度が遅いというので、機器は使用したことがない。WIN95のパソコンはSCSIでMOやスキャナーやデジカメ・カード読み取り機をつないでいる。やって来た新顔のパソコンを取り合えず接続してネットの設定をし、ヤフーBBのコンボモデムにつないでみたところ、反応がない。それでまずLANカードを交換してみた。するとすぐにネットが出来るようになった。壊れているらしかったのはLANカード1枚だった。これは1000円ほどで売っているもので、交換など5分もかからずに行なえるが、姪はそれがわからなかったのだろうか。電気店には見せたはずだが、新しいのを買わせるためにわざと簡単に直せることを言わなかったのかもしれない。それはいいとして、わが家にはWIN98のネットがすぐに出来る2台のパソコンが存在することになった。どちらに友人からもらった無線LANをつなぐかだが、3年も悪戦苦闘して駄目だったものより新顔の方がいいのに決まっている。ネットをしたところ、毎日使っているWIN95より圧倒的に反応スピードが早いからだ。パソコンの性能がよければこれほど違うかというほど速度は違う。WIN95のパソコンも友人からもらった当時、内部を開け調べると、全くちゃちなものしか使っておらず、せめてメモリー・カードは最大の128MBに増加させてやろうと考え、ネット・オークションで2000円ほどで落札してセットした。するとスピードは格段に上がった。それに慣れて今もそのまま使っているが、新顔のWIN98パソコンはそれ以上の快適さだ。性能がいいものに慣れると古いものをすぐに忘れてしまうというがよくわかる。反応速度が命であるパソコンはその代表的なもので、頭と指が一瞬に伝えるものを一瞬で返して来なければイライラが募る。そのストレスをなくすためにパソコンはどんどん性能がよくなって来ている。だが、CD-Rを短時間で焼いたり、DVDを観たりすることは出来ないが、今使っているWIN95の速度でも筆者は充分と思っている。妹宅のパソコンはWINS2000MEだが、ADSL回線でないために、筆者のWIN95の数分の1程度の反応速度と言ってよい。パソコンの性能もそうだが、回線速度も肝心で、それが揃わないと理想的な環境にはならない。
 さて、新顔のパソコンを入手して、ますますとんでもなく狭くなりつつあるわが家だが、せっかくもらって来たのだから、やはりまた3年来の夢の実現を試みなければならない。そこでまた設定への意思がふつふつと沸いて来た。新顔パソコンは、幸いなことにフロッピー・ディスクも使用出来るが、新しく交換したLANカード用のスロットの下に見慣れたスロットがある。そこにはPCIバス・アダプターが収まっており、よく見ると筆者の2階のパソコンにセットしたものと同じだ。友人からもらったのはルーターとカードで、そのカードを挿入するPCIバス・アダプターは自分で調べてネット・オークションで買った。友人はノート型パソコンのため、そのようなアダプターは最初からついている。姪は無線LANカードはつけてくれなかったが、ひょっとすればそれもおかしかったかもしれない。アダプターが同じ会社の同じ製品なので、そのカードは使い回しが出来るはずだから、新顔パソコンの無線LAN設定は思いのほか早いかもしれない。そう思ってまた解説書など引っ張り出して早速設定に臨んだ。まずランプの灯らない無線LANカードを新顔パソコンのPCIバス・アダプターにセットし、いろいろ試したところ、うまく認知はしている。それでカードをアダプターから引き抜いてみた。すると、今までに聞いたことのない、子猫か小鳥が泣いたような電子音がした。これはカードが壊れていない証だとすぐにわかった。さて、設定はやはりうまく行かない。それで製造会社のホームページから質問メールを送信した。回答は2日ほどして来たが、1年前にもらったものと同じもので素っ気ない。「以下のページをお読み下さい」。そして、そのページは何度読み返したことかわからない。それでわからないから質問しているのだと少し強い調子で質問した。今度はていねいな回答が来た。
 ルーターにはA3サイズの説明書1枚とパソコンにセットするCD-ROMがついている。紙の説明書は驚くほど素っ気ないもので、これ1枚ではさっぱり何もわからない。つまり、すべてはまずCD-ROMをセットせよと言うのだ。ここで筆者が3年前からずっと考えていたことを書こう。筆者はWIN95パソコンをヤフーBBのADSL用モデムにつないでネットをしている。当然そのモデムに有線接続だ。そこにもう1台の別のWIN98パソコンに無線LANカードを取りつけてネットをしたいと思っている。つまり、1台は有線、1台は無線だ。ここで告白するならば、ブロードバンドルーターは2台目となるWIN98パソコンにだけ必要なもので、1台目はそのままで現在ネット出来ているから、ヤフーBBのADSL用モデムにそのルーターをつなぎ、ルーターの背面にあるソケットにWIN95パソコンをつなぐだけで、つまり1台目は何の設定もしなくてもネットが出来ると思っていた。実際そうで、ルーターに電源を通し、それをモデムにつなぎ、そしてルーターにパソコンを有線でつなぐと、以前と何ら変わることなくネットが出来た。だが、その場合、1台だけネットをするのであれば、ルーターの電気代は無駄なことだ。そのため、電源が通じることだけを確認してルーターは外していた。ルーターが必要になるのは、2台目の無線LANカードを取りつけるパソコンを想定した場合だと信じ込んでいた。それにはわけがある。まずルーターに付属しているCD-ROMを開くと、最初にすべき設定は無線LANカードの取りつけとそのパソコンへの認知だとある。それが済んでから次にルーターの設定に移る。だとするならば、無線LANカードの取りつけが必要のない、筆者の目下使用中のWIN95パソコンは、CD-ROMが説明する1台目ではなく、それはいわば0台目であって、正式な1台目は無線LANカードでつなごうとしているWIN98パソコンだとなる。そう思っていた。解説書にあるこの1台目、2台目が実際はどうなのかがさっぱりわからなかったのだが、それも無理はない。なぜならCD-ROMでの説明はまず無線LANカードの設定からで、筆者の場合はそれは2台目のパソコンに該当するからだ。
 現在ネットが出来ているWIN95のパソコンにも実はまずCD-ROMをセットして、ルターの設定をする必要があったのだ。これがこの3年間わからなかった。それは、せっかくネットが快適に出来ているパソコンにまた妙なCD-ROMをセットすることで、いろいろな設定が変更になってネットが出来なくなるのは御免だという気持ちがあったことも大きな理由だ。それに説明書によると、1台目のパソコンはルーターの設定をするが、2台目以降はそれをせずに別の設定をするとあった。どれを1台目にするかだが、当然毎日使っているWIN95パソコンであり、そうなると1台目にCD-ROMをセットする必要がある。この重要なことは、ルーター製造会社に2度目のメールを送った後の返事を見てすぐに解明した。返事には、「1台目のパソコンを有線でつなぐ場合、無線LANカードの設定は不要で、ルーターのみの設定でよい」とあったが、この回答がこの3年間に何度か出したメールでなぜもらえなかったのだろう。これがわからなかったために、今で2階のつまり2台目となるパソコンだけ無線LANカードを設定してそのランプが灯らなかったのだ。1階のパソコンはルーターをつなぎつつ、しかもその設定を何もしなくてもネットが出来たので、てっきり1階のパソコンを1台目とは思わず、それはルーターとは関係のない0台目かと考えていたため、のべ200時間をふいにした。それで早速1階のWIN95パソコンにCD-ROMをセットしてルーターを認知させた。これはあまり迷わずに出来た。次の問題は2台目の無線LANカード設定だ。そしてこの作業を昨日丸1日費やしてようやくなし遂げた。徹夜して朝6時になっていた。だが、こんな嬉しい気分を味わったのは何年ぶりのことだろう。ほとんど丸1日をパソコン画面との格闘に費やしたが、あまりの失望の連続で自殺したい気分になったほどだ。諦めて寝ようと思ったことが何度もあったが、この機会を逃すとまた半年ほどはそのままになるし、2階に埃が被ったパソコンが2台に増えるのは、到底息子としても我慢ならないだろうし、ここは踏ん張って絶対に設定が完了出来るまで寝ないでおこうと決めた。無線LANカードのランプの色が緑であることは初めて知った。それにルーターを認知して動き始めると、かすかだが、今まで聞いたことがない音がする。それが早朝の部屋の片隅で響き始めた時のことを、おおげさだが生涯忘れないだろう。何しろ3年間もこの瞬間を待っていたのだから。
 それにしても2台目の設定は、1台目のルーター認知と比べると桁外れにややこしい。無線LANは諦めて、2階まで有線でつなごうかと何度も思ったが、せっかく調べてもらって異常のないカードがあるのに、それを使わずにおれるかという気持ちが勝った。確かに説明書は間違ってはいない。だが、文章は紛らわしく、必要事項が飛び飛びに書かれていたり、肝心なことがごく簡単に済まされていて、そうした点をメールで質問しては返事をもらうことを繰り返していると、数か月は確実に要するだろう。よく知っている人なら解説は不要だが、電気店で商品を買って来た人はあまりの説明のまずさに大抵は設定に根を上げるだろう。友人が新品同様で筆者にくれたのも同じ理由による。工学部を出た者でも3年間ちんぷんかんぷんで右往左往するような解説で、こうした商品を自在に操り、もっともっと専門的なことに取り組んで意見を発しているパソコン・オタクの才能は、まるで天才に見える。それはいいとして、2台以上のパソコンを自宅でネットする場合にのみ、こうしたルーターは不可欠で、まずルーターのパソコンへの認知設定から始める必要があると、解説書冒頭に大文字で書くべきだろう。それさえわからない人が大勢いると思う。そのため、付属のCD-ROM内の文章は、章立てからして全面的に書き換える必要がある。次に、ルーターを認知させるのは、まず最初に設定する、つまり1台目のパソコンのみに必要で、2台目からはそのルーターのさまざまな数値をパソコンに設定するという、パンコン間での差があることについて、これも大文字で書く。そして、ルーターにつなぐパソコンは有線でも無線でもいいのは当然だが、何台目も有線か無線であってもかまわない。ここがもうひとつの重要な点だ。ルーターは回線モデムにつなぎ、ルーターにつなぐパソコンはすべて並列になっているのだが、SCSI接続とは違うということを最初に書くべきだ。そして1台目とそれ以降では設定が異なるというややこしい問題が横たわっていることを次に必要がある。それに有線と無線では設定に違いがあることも重要だ。ここで書いた初歩の初歩を、解説書の冒頭やCD-ROMを開いたその始めに告知すべきで、いきなり無線LANカードの設定をせよではわけがわからなくなっても当然だ。ルーターとカードのセット商品をくれた友人はその後同じようなものをまた買い、無線LANは諦めて、有線でつないで使用している。言っておくが、友人は高等数学とパソコンや他の周辺機器を駆使することで長年仕事をしている。それでもこのルーターで無線LANカードの設定が出来ないでいる。説明書がよほど最低なシロモノであることは間違いないだろう。
by uuuzen | 2005-08-26 23:51 | ●新・嵐山だより
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