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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●RETURN OF 若冲の「薔薇小禽図」の訪問着
備が大変であったと思うが、もう会期が終わって作品は日本に戻って来たであろう。若冲の『動植綵絵』30幅がアメリカのワシントンにあるナショナル・ギャラリーで一堂に展示された。



●RETURN OF 若冲の「薔薇小禽図」の訪問着_d0053294_0422052.jpg展覧会の題名は「COLORFUL REALM OF LIVING BEINGS」で、これは「生き物の色鮮やかな領域」といった意味だ。「LIVING BEINGS」は「HUMAN BEINGS」に対するもので、人間を省いた生物ということになる。今までにも『動植綵絵』はアメリカにわたったことがある。今回は表装が新調されてからは初めてのことで、また全幅というのもそうだろう。会期は3月30日から4月29日で、ザッパ関連ニュースで随時ネット上のザッパ関連の記事を調べて送ってくれる、ニューヨーク勤務の大西さんが4月20日に見に行った。ニューヨークから日帰りで、ひとりでバスに乗って片道4時間、往復で38ドルということであった。1ドル85円とすると3200円ほどだ。京都から名古屋までは高速バスで片道3時間、往復では1000円割り引いて4000円であるから、アメリカはかなり安い。また美術館は入場無料であるから、そのことも考慮するとなおさらだ。日本では美術展は今は大人ひとり1000円以上する。実は今日は家内の仕事が正午で終わりであったので、待ち合わせをして奈良に出かけるつもりであったが、急な用事にばたばたし、その気がなくなった。また、そのばたばたでかなり疲れ、午後はソファで少し眠った。目覚めた時に思ったのは、奈良に出かけていると、きっと帰りの電車の中でぐっすりと眠ったであろうことだ。奈良に出かけるにはかなり思い切りがいる。京都からでは、大阪難波に出て向かうルートと、京都駅から南下する方法があるが、乗り換えをしての合計料金は同じだ。それで繁華街を経由する大阪ルートを選ぶ。いつも奈良で昼食、大阪で夕食ということになるが、家内と奈良の展覧会に行くと、交通費その他で1万円以上は使う。そのため、筆者ひとりで出かけてもいいかと思うこともあるが、天気がとてもよかった今日などは、奈良行きは絶好の機会で、家内は行きたがった。来週あたりには行くつもりでいるが、天気がどうなるか。お金の話になったのでついでに書くと、このブログのネタには、1日当たりどれほどの費用と時間を費やしているかとたまに考える。CDの解説ならば安くつくが、奈良で見る展覧会についてとなると、1万円ほどになって、筆者としては少々高い。そんなふうに経費面で他人のブログを見ると面白い。たまにとてもお金がかかっているものに出会う。たとえば海外旅行の記録だ。北欧に数日行った人が、その感想を2,3日間書くならば、1日当たり20万円ほど費やしている計算だ。そういう豪華なブログこそが人に楽しみを与え、また存在価値もある気がする。それに引き換え、筆者のブログは1日当たりせいぜい1000円ほどではないだろうか。かなりしみったれている。金がかかっていないものは華々しさに欠ける。その華々しさがない筆者のブログに今日は多少華やか写真を載せる。
●RETURN OF 若冲の「薔薇小禽図」の訪問着_d0053294_0425440.jpg

 先日からワシントンでの若冲展について少し書くつもりでいた。大西さんからは一昨日メールをもらいながら、その返事をしていなかったので、その返事代わりに今日は書く。もうひとつ理由がある。今日は郵便局に二度往復しながら、あちこちの家の庭先に咲いている真赤やピンクの薔薇の花を楽しんだ。ちょうど通りがかった時、40代の女性ふたりがその薔薇の話題で盛り上がっていた。男性はあまり花に興味はないというのが相場だが、女性は薔薇が好きだろう。女ふたりが薔薇の花をはさんで笑顔で話し合っている図はなかなか楽しい。そう言えば一昨日家内が、わが家に昔薔薇の木が2,3本あって、大輪の紫がかったピンクや真赤な品種が毎年花を咲かせていたことを思い出した。それが枯れたのは風通しが悪くなったからだ。薔薇は広い庭に植えてやるのがよい。また虫がよくつくので、その処理も必要だ。放ったらかしにしていたので、いつの間にか枯れた。アンリ・シダネルではないが、薔薇をたくさん育てるには、よほど広い土地が必要で、京都市内では無理だ。郵便局までの道のりに4か所ほど薔薇を育てている家がある。うち1軒はおもちゃの庭のように狭いところで実にうまく育てている。そのほかは半ば放置状態で、そうなればせっかくの薔薇もどことなく惨めで、元気がないように見える。また、ある家では2,3日前に白の一重の品種が満開で、しばし立ち止まって眺めた。それは『動植綵絵』の「薔薇小禽図」に描かれるものとそっくりで、日本の古来品種ではないだろうか。それはさておき、薔薇は年中見かけるが、やはり5月が季節だ。この季節に京都府立植物園で薔薇をたくさん写生したのは、もう10年もっと前のことだ。またそういうような時が過ごせるようになればいいと思いながら、年々時間が短く感じる。時の経過が早いと思うのは、このブログにしても同じだ。「薔薇小禽図」をそのまま友禅訪問着に染めたことの最後の投稿は去年11月20日のことで、半年前になる。その投稿を読んだ大西さんがメールをくれてから、うまい具合にと言おうか、「薔薇小禽図」がアメリカで展示されることになった。そして、それをもう大西さんは見て来た。そのメールから引用する。展覧会で見た「薔薇小禽図 / ROSES AND SMALL BIRD」は、素晴らしい作品でした。大山さんの着物の作品と比べる前に、若冲の赤い薔薇の色が、以外に沈んだ赤で表に出てくるような強さがないのに驚きました。鶏などの鶏冠などで強烈な赤も使っているのにあえて薔薇の花ではあえて抑えたのでしょうか? 大山さんの着物では、写真でですのであくまで印象ですが、気持ち暖かく表に出てくる美しい赤でしかも陰影のせいかもしれませんが、着物の裾の方が、幾分赤が濃く見える印象でとても落ち着いた感じです。」
●RETURN OF 若冲の「薔薇小禽図」の訪問着_d0053294_0433967.jpg 「薔薇小禽図」をそのままキモノに染めるとはいえ、全く同じ顔料と構図では無理だ。若冲の『動植綵絵』は水の中に漬けて汚れを洗い取ることは出来ない。そんなことをすれば絵具はすぐに剥げ落ちる。だが、若冲時代に洗っても色落ちしない友禅染が完成していた。それは顔料よりも染料を主に使用する。その染料はそれこそ『動植綵絵』に描かれる生物から抽出するもので、現在のような化学的に合成したものではない。その分、安定度が低かったが、媒染を入念にするなど、企業的秘密を各職人が手にして、華麗でしかも褪色しにくい工夫を凝らした。『動植綵絵』は顔料だけではなく、染料も使っているが、画家が染料を使うことは珍しいことではなかった。若冲よりはるか昔から、色として使えるものは何でも使おうと思いがあった。「薔薇小禽図」の赤い薔薇の色合いは、滑らかなぼかし具合からしても染料を使っている。蘇芳と思うが、この植物染料を昔何度か染色に使ったことがある。独特の深みのある色合いで、化学染料ではまず出せない。だが、蘇芳を科学染料と一緒に使うのはいろいろと制限がある。筆者が染めた方法は、蘇芳の木片を釜で煮出し、その染液を大きな刷毛で生地に引き、乾燥後に媒染剤を引くということを繰り返して濃度を高めるもので、友禅染のように細かい区画に筆で色を挿すことは出来ない。あるいはその方法がわからない。また、何度も染め重ねた蘇芳は濃度が高くなったのは当然だが、光に当てていない箇所と、当て続けた個所が比較すると、20年の間にかなり変色していることがわかる。植物染料で染めたものは化学染料より安定がよいというのは幻想だ。どっちも褪色する。変化しないものなどないのだ。だが、若冲はそのことについてどういう考えを抱いていたであろう。『動植綵絵』は今でも「COLORFUL REALM」と言われるほどに色鮮やかだ。その理由は保存のよさもある。あまり光に当てなければそう褪色しない。今回のアメリカでの展覧会は図録がアマゾンで3000円台で買えるが、どうやらそれはクローズアップを多用して細部の妙を見せるものとなっている。同じ視点はすでに小学館から出ている分厚い画集で試みられた。その本には「薔薇小禽図」の細部の図版が6,7点載る。印刷ではあるが、その赤い薔薇の色合いは、筆者が昔染めた蘇芳色に近い味わいだ。これをよく知っていたので、「薔薇小禽図」を題材に訪問着を染める際、一時は蘇芳を使おうかと思った。それをやめたのは、化学染料との混じりだ。訪問着を染めるのに、「薔薇小禽図」がそうであるように、墨や胡粉を多く使ったが、そのほかの色はすべて化学染料だ。それを植物染料に代えるには、江戸時代の友禅染と同じことをせねばならない。そして、その方法は明らかになっていない。企業的秘密として、職人たちは得意とする技術を門外には伝えなかった。おおよそはわかるが、そのおおよその中から確実な技術を獲得するには長い年月を要する。また、そうして染めたものが100,200年を待たずに悲惨な褪色ぶりを示さない保証はない。大西さんの先のメールに対する返事になっているかどうかわからないが、「薔薇小禽図」を訪問着に染めるのは、染料ひとつを取っても悩ましいことがある。これに構図も加わるから、ブログ数回の投稿では1回当たり大変な労力と経費がかかっている計算だ。それもあって、今日は以前使わなかった「薔薇小禽図」の訪問着の写真を2点載せる。1点は上前見頃の裾から上部、もう1点は写真館で筆者のカメラで撮った。最初の写真は大西さんのメールに添付されていたものを少しだけ小さくした。
by uuuzen | 2012-05-16 23:59 | ●新・嵐山だより
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