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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●紅梅の紅の濃度
が少し固まりかけた時の深くて茶色味を帯びた赤い梅の花がある。紅梅の紅はどの程度の赤い色を指すのかと改めて思ってしまう。



●紅梅の紅の濃度_d0053294_130467.jpg一昨日は朝に税務署に税金の申告に行ったが、その前夜にライトアップされていなかった白梅の写真を撮るつもりもあって、松尾橋のバス停まで歩いた。予想どおりの雨でも、白梅の古木は清清しい白い花を無数に咲かせていた。月並みな写りになることを思いながら、ほぼ全体が入る角度を狙って2枚撮った。そうしている間に幹の向こうにせわしなく移動する人影を確認した。それは高齢の婦人で、傘を差さずに広い庭から出て来て、小川にかかった橋をわたり、撮影後に筆者が歩いて行く道の端にゴミ袋を置いた。そして、家には戻らず、筆者の方をずっと向いて待っている。小雨であったからいいようなものの、そこまでして筆者を待つのは、何か文句を言いたいのかと一瞬身がまえた。だが、誰もが通る公道から梅の古木の写真を撮ったところで罪ではないはずだ。文句を言われればどう言い返してやろうかと内心身がまえた。婦人まで3メートルほどに接近した時、婦人は、「中に紅梅が咲いていますから、それも撮ってくださっていいですよ。」と声をかけてくれた。こっちは急いでいたこともあるし、またその紅梅の花の数や背丈は白梅より見劣りがする。しかもまともに写すには、庭の奥深く入らねばならない。言葉に甘えてそうしてもよかったが、雨でもあり、日を改めたかった。だが、そうなると、わざわざその婦人を外から呼び出さねばならない。それはかなり億劫で、そこまでする気がまず起こらない。そういう一瞬の筆者の複雑な惑いを察したのか、婦人はまた誘いの言葉を発し、その後の会話の中で2回も同じことを言った。よほど紅梅も自慢なのだろう。確かに白梅のすぐ隣りにあって、見事な色合いの調和を保っている。話は変わるが、先月25日に北野天神で白梅と紅梅の苗木を買い、それを一緒に入れた白いビニール袋を携えながら、百貨店に展覧会を見に行った。鑑賞後、エレベーターで階下に向かう際、扉が開いて中に入る直前、ふと目を右手の紅梅の数個の花の開花を見たところ、光の具合で、とても深くていい色に感じた。『あれっ、こんなにいい色だったかな。もっと桃色であったはずなのに、深い臙脂色のビロードみたいだ』と思った。その途端、筆者のすぐ背後に追い着いていた60代の女性ふたりのうちのひとりが、「まあ、きれいな赤い梅だこと。」と、紅梅を見ながら感嘆の声を発した。筆者の思いと同じことをその婦人も思ったのだ。それにしても花の色は不思議だ。部屋の照明の具合によってこうも違った色に見えるのかと、認識を新たにした。それほど自然の花の色は微妙で、化学的に合成された色の比ではないのだ。
●紅梅の紅の濃度_d0053294_1324670.jpg

 小雨にもかかわらず、筆者を執拗に誘う老婦人の言葉を交わす意味もあって、こう話を向けた。「昨夜の満月はあいにくの曇りで見ることが出来ませんでしたが、そのために梅のライトアップもなかったのですか。」この質問に婦人は答えなかったが、それはライトアップしなかったことを知らなかったからであろう。「毎年この白梅の開花を楽しみにさせていただいていますが、この嵐山東学区ではこれほど見事な梅の木はここ以外にはありません。それもあって、何年か前から撮影してブログに写真を載せさせていただいています。」「えっ、そうですか。」「ところで、樹齢はどれほどですか。」「わたくしが嫁いで来た頃にはもうすでにありましたしね。」「100年ほどですかね。」「それくらいは経っていると思います。枝が上へ上へ伸びるので、毎年剪定が大変です。」「あっちの紅梅の方はまだ少し若いですね。」「そうですね、あれは後になって植えました。それでもどうぞ中にお入りになって撮影してください。」そう言われながら、遠目に紅梅の深い血の色のような赤を見ると、それがとても珍しいものに思えて来た。その一方、北野神社で買った紅梅のピンク色が、頭の中で急につまらないものに感じられて来た。『しまった。白梅はどれも同じ白でも、紅梅は赤の色がこうもさまざまとは。慎重に選ぶべきであったか。』 だが、後の祭りでもあるし、またその血の色のような紅梅はわが家の裏庭向こうの小川沿いにはふさわしくないかと思い直した。さて、今日も家内と外出し、梅に感じ入った。阪急電車が西京極の駅に向かう途中,桂川をわたる。その左岸に、背丈が2メートルほどの梅の木が5,6本、川沿いに立っているのが見える。その木を間近に何度か見たことがあるが、開花を見るのは毎年電車の中からだ。最も接近した時の距離が50メートルほどだろうか。梅の木は河川敷に植わり、すぐ隣りは少年が野球をする広場になっている。白とピンク色、そして血のような深い臙脂色の3色の木が混じっている。そのバランスがとても美しい。白とピンク色だけでは物足りないが、そこにその淡い対比を引き締める深い臙脂色の花が混ざっていることは、実に絵になる光景だ。紅梅白梅というふたつの対比は、本来かなり曖昧な表現で、紅梅の実態が人によって大きく違うことを思わざるを得ない。紅梅白梅と言いながら、実際はそれは2色ではなく、赤はさまざまな色合いと濃度が含まれていることを思うべきなのだ。そのため、筆者が北野神社で買った2本は数が足りず、もう1本臙脂色の花をつける苗を買うべきなのだろう。
●紅梅の紅の濃度_d0053294_131345.jpg

 それにしても、花の匂いを漂わせて満開になっている小川沿いの白梅が、樹齢100年ほどというのは驚きだ。先日植えた苗がその程度の大きさになるには、息子の息子の息子の代まで待たねばならない。貧相なわが家であるし、また女性に全く無縁の息子では、結婚は夢のまた夢で、せっかくの苗木はとても長生き出来ない。樹齢100年の梅の木が自慢気な老婦人は、本人はそのつもりがなくても、傍目には旧家であることを誇りにしているように見える。広い庭に古い建物が建ち、おそらく嵐山東学区でも10指に入る旧家だろう。そういう家であるから、梅が100年も生き、毎年無数の大きな実をつける。樹齢の長い樹木が自宅の庭にあることは、都会ではとても無理な話だが、京都でも西京区ではまだそんな家がぽつぽつある。筆者がそういう家をかまえることは無理であったので、他人の家に咲く古木を楽しむしかない。そして、それを気がねなくするには寺社に行けばよい。そして梅の花なら、地元ならば梅の宮神社があるが、本数は北野天満宮の比ではない。それで毎年北野さんへ行く。先月25日は雨であったが、土曜日でもあったので、朝目覚めた時に縁日があることを思い出し、仕事が休みであった家内と出かけた。今年の開花はかなり遅れているが、梅花祭は予定どおり行なわれていた。梅林に数年ぶりに入るつもりであったのが、家内が見ないでもいいと言ったので、紅白の幔幕の外から遠目に茶席を撮影した。そこではちょっとした菓子に梅茶を出してくれる。それに御土居の遺稿を見ながら川沿いに梅林を歩むのはとても贅沢な時間で、入苑料の確か600円は安い。思い返せば、この四半世紀、親しい人だけを誘ってそこを歩いた。それらの人とはもう二度と歩くことはない。まだ寒い頃に咲く紅白の梅は、人の気持ちを前向きにさせる。ほかにそんな花があるだろうか。今年の梅花祭は見ることはなかったが、相変わらず元気な露天の骨董商たちと親しく会話出来たことが嬉しかった。花もいいが、筆者にはそうした心優しい人たちもまた慎ましい梅の花のように思える。だが、そうした人もまたいずれは去る。そうなっても北野天神の梅は健在だ。
●紅梅の紅の濃度_d0053294_1315517.jpg

by uuuzen | 2012-03-10 23:59 | ●新・嵐山だより
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