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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●衣装と壁画
と花の対比のように、目立って華やかなものは一時的に存在するのがいいようだ。今朝の関西TVの番組『よーいドン』では、石切に住む壁画を描く若い画家が出演した。



●衣装と壁画_d0053294_045255.jpg芸大出ではなく、イタリアに行って描き、20号ほどの油彩画が10万円で売れたこともあったそうだが、イタリアで知り合った靴職人を目指す5歳ほど年下の女性にプロポーズ、日本に戻って今は奥さんがアルバイトをしながら生活を支えている。夫のその男性は、大阪府から材料費の提供を受けて、近くの高架下の道路沿いのコンクリートの壁にペンキで楽しい絵を描いている。3か月で100メートル以上の長さを完成させたそうで、現在も高架下のトンネル通路の壁に描いている。壁は元は灰色で、その殺風景な様子に、当初はおそらくたくさんの落書き(タギング)がなされていたろう。彼のカラフルな童画的な壁画に体面する形で、向かい側の同じような壁にタギングがぽつぽつとあるのが見えた。おそらく府は、そういう若者の落書きの多さに業を煮やした。それでその男性にもっと楽しい絵をと依頼したのだろう。確かに、書いた者しかわからない意味不明の文字のような落書きに比べると、壁画の方がはるかにましだ。描いている最中の様子が少し映った。若い女性が弟子として手伝い、またもうひとり別の男性もいた。壁は高架道路に沿ってあまりに巨大な面積がある。ペンキ代はそうとう嵩むはずだが、誰にとっても面白くて楽しい絵ならば、ちょっとした名所になるだろう。TVで紹介されて仕事が舞い込む可能性が増えたが、ビルの壁に絵を描く習慣が日本にはほとんどない。日本のビルは四方に窓があって、画を描くには条件が悪い。それに、一旦描くと、長年そのままで、足場を組んで描き直すのはまた費用がかかる。また、絵は人の好みがうるさい。環境美化を考えると多少問題もある。衣服のように、街を構成するビルの装いは、簡単には着替えが利かない。そのため、ビルに絵などない方が無難という思いが一般に根強い。ビルの前などに据え置く大型の彫刻でさえ、日本ではまだ市民権を得ていない。街の雰囲気を大きく決定づけるそうした大型の作品は、お洒落な人の衣装のように、1日かせいぜい数日の展示であれば、まだ考えらる。それを実行したのが、クリストであった。また、壁画はメキシコでは一時期大きな運動があって、世界的に有名な巨匠を輩出したが、そこには激動の歴史が関係している。石切の彼の画風は、イタリアに住んでいただけあって、あっけらかんとした明るさがあり、若者のイラストといった雰囲気だ。それはメキシコ壁画の深みとはあまりに差があり過ぎるが、仕方のない話でもある。生活苦をものともせず、奥さんの収入に頼りながらも、描き続ける決心は見上げたものだが、円広志が言っていたように、日本では絵を買う習慣がほとんどなく、ビルの所有者が壁画を求めるという酔狂ぶりは、彼がまず有名になって、名が日本中に売れてからの話しだろう。壁画にこだわらずに、イラストレーターとなって雑誌などに売り込むのがいいと思うが、まだ若いこともあって、体全体を使って描くことが楽しいようだ。
●衣装と壁画_d0053294_0454912.jpg

 壁画で思い出した。3年前の春に東京に行った時に壁画を見かけて写真を撮った。国立新美術館で鳥博士さんと待ち合せをした。少し時間が早かったので、館の外を歩いた。地理もわからない。適当に歩くと、高架道路の下だろうか、やや薄暗い歩道がしばらくあって、その壁に数点の絵が大きく描かれていた。説明が書かれていた。そこに壁画を描かせる決定は都知事が下した。美術館の近くであることも手伝って、落書きされるよりかはいいと考えたのだろう。壁画はどれも記憶するが、その中に街角を遠近法で写実的に数点描いたものがあった。日本版リチャード・エステスといった感じだ。街角は日本のどこにでもあるような雰囲気で、人物は描かれていない。そこがユトリロとは違うが、今のフランスの街角を描いても同じような感じになるのではないだろうか。昭和レトロの雰囲気はない。どこも消毒されたような清潔さがある。その壁画に隣接して全く画風が違う絵があった。道を歩きながら絵画鑑賞出来るのであるから、壁画はいいなと思った。ただし、そこはきわめて目立たない場所だ。先に書いた石切の壁画と同じような場所と言えるだろう。写真を撮って待ち合せ場所に戻ると、鳥博士さんは来ていた。その後東京に行っていないが、その壁画は今もあるだろうか。またあったとして、ペンキが多少は剥がれているかもしれない。壁画はその心配がある。あるいは、絵の上に落書きされる可能性もある。そのため、モザイクがいいが、まさかモザイクのような、かなり恒久的な作品にして残すだけの街角の壁画を作る才能があるだろうか。イタリアならば、キリストに因む絵を描けばさまになるが、日本ではお釈迦さんを描けば、みんなぎょっとするだろうし、批判も沸くに違いない。目立つ壁画はとかく問題がある。自宅にさえ、そうした大きな絵を描いて道行く人に晒すと、きっと近隣住民から苦情が出る。絵画はひとりでこっそりと家の中で鑑賞するものという意識が強い。音楽もそういうところがあるが、日本の街中には聞きたくない音楽が氾濫している。音には寛容なのだ。いや、鈍感なのだ。韓国ドラマを見ていてよく思うのは、金持ちの家の中の壁に、よく絵が大きく描かれていることだ。また、喫茶店に描かれてもいるが、そうした趣味は日本にはない。どっちがいいのかわからないが、絵画を日常により取り入れようとしているのは韓国の方が強いのではないか。
●衣装と壁画_d0053294_0461037.jpg

 昨夜は大阪中之島の建築中のビルについて書いた。渡辺橋南詰めの朝日新聞社ビルは、今近くの国立国際美術館で4月まで草間彌生展を主催していることもあって、レトロ・ビルをうまく使ってその宣伝に余念がない。それはちょっとしたインスタレーション作品で、少しはクリストの作品のように見える。それは草間の作品が単純なシンボルで象徴され得るからで、いわば衣装のようなところがあるからだ。先に書いたように、人間はたいていは同じ衣装を身にまとわず、適当に着替えるが、建物はそれをしにくい。そこで考えられるのが、わずかな期間ではあるが、建物を何かで飾ることだ。朝日新聞社ビルは、展覧会の主催ごとに布の幕でそれを宣伝するが、草間展は例外的に草間の作品に近い飾りつけになっている。外国でもおそらく同じで、期間のある展覧会は、大きなポスターや看板を美術館やその近くに掲げることで、お祭り気分を高める。祭りと書いたが、まさに日本は祭り好きで、いつまでも同じ形であることを好まないと言ってよい。街中をごく短期間に絶えず変えて行くという思いが強く、それが朝日新聞社ビルの草間展の宣伝にも表われている。展覧会はお祭りであり、それにせっせ行く筆者は、単なるお祭り男ということなのかもしれない。お祭りは、表層的なものだ。不動不変のビルにごく短期間だけ、飾りつけをするのであるから、全くそう言える。神戸のルミナリエもその最たるもので、結局はお祭りだ。お祭りが表層的な飾りつけであるというのは、特別な衣装をまとうことと言い換えてよい。筆者の地元では5月に松尾大社の祭りがあって、子どもはみな出来合いの半被を着て、子ども御輿を神社まで往復させるが、その半被は普段着の上に羽織る。祭りが終わればさっさと脱いでいつもの格好だ。お祭りが表層的なものであって悪いことはない。特別の日には特別の化粧があってしかるべきだ。草間展の開催に応じて、どのようにして営業したのか、すぐ近くにある堂島ロールで有名な菓子店が、特製の堂島ロールを期間中に限って販売している。そのことは展覧会の会場の出口に置かれていた名刺サイズの宣伝によってわかった。ロール・ケーキの表面を、草間のシンボルの水玉模様で化粧してある。一応は赤と白の対比をイメージしているが、真っ赤な生地では毒々しいし、そのような色づけは出来ないだろう。そのため、ピンク色に白い水玉模様になっている。1個1600円ほどであったと思うが、買わなかった。それはさておき、ロール・ケーキに見える波動スピーカーの表面に絵を描くのもいいなと思っている。そうすれば毎日がお祭り気分になっていいではないか。落ち込むより、気分がいつも華やかであることを筆者は好む。きっと表層だけの軽くてうすっぺらい人間なのだろう。
●衣装と壁画_d0053294_0462867.jpg

by uuuzen | 2012-02-13 23:59 | ●新・嵐山だより
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