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●嵐山駅前の変化、その75(広場)
状を言うと、即座にひとつ出してくれた。10ミリリットルで980円の目薬だ。パッケージには、「目の充血、かよみ、かすみ」に効くと目立つように印刷してある。



帰宅して家内に挿してもらうと、昨夜使い切った古いものと違って、目にしみず、それが頼りない。パッケージの蓋には、ゲゲゲの目玉親父そっくりのキャラクターが貼りつけてあって、その絵の下に「しみないタイプ」とある。挿して1分ほどすると、効いたような気がする。それは4時間前のことだ。今こうして書いていて、また猛烈に痒くなって来た。目薬の効き目はやはり数時間らしい。それにしても10ミリリットルで1000円ほどは、安いウィスキーの1000倍近い。これはかなりボロい商売ではないか。改めて箱を見ると、聞いたことのないメーカーだ。昔から参天かロートと決まっていたのが、今ではそうではないらしい。家内は、目に入れるものであるから、高いのはあたりまえと言うが、清涼飲料水でもそれは同じ理屈だ。目に効くと言っても、単に目によくないものが入っていないだけと思うのがいい。目薬のなかった時代、みんなきれいな水で目を洗っておけばそれで済んだ(今変換で「澄んだ」が出たが、その方がいいかもしれない)。その水があまり安心出来なくなって、目薬がよく売れ出し、新しいメーカーがどんどん参入したのではあるまいか。この10日間ほど、目のかゆみは水で洗うと収まるかと思ってしばしば実行したが、効き目はほとんどなかった。それで仕方なしに目薬を使うことにしたが、今日河原町で買って来たものは何度ほど使用出来るのだろう。何しろ10ミリリットルだ。1日に2、3滴を5、6回使うように書いてあるが、2日使って効果がなければやめておけともある。だが、処方どおりに使って2日も持つのだろうか。それが豪華な箱に入り、専用のケースまでついている。そんなサービスをせずに、中身を2倍にしてほしいが、日本の上げ底文化ではそういう異端業者は出現のしようがない。いたとしても、すぐにつぶされる。カウンター内の店員の背後の目薬棚をざっと見ると、最も高いのが1300円程度で、安いのが800円ほどであった。店員は高いのを薦めるだろうなと思っていると、1000円であるから、ま、思いは的中だ。だが、花粉の飛散によって痒くなったようであることを伝えると、アレルギー体質ならばこれをといった素振りで、即座にひとつ出した。支払いながらふと目を落とすと、カウンターには同じ商品が山積みされていた。今最も売れている、あるいはその店が売ろうとしているものであるようだ。それだけ利益率が高いのであろう。とにかく毎日使ってみて、かゆみや充血がどう治るか調べてみるが、改善がさほどなければ同じものは二度と買わない。店員は、折りたたんだチラシを2種くれた。1枚はアレルギーになる原因と、そのためにカルシウムを摂取すべしと書いてある。もう1枚はカルシウムの錠剤がありますよという広告だ。筆者は栄養剤の類を全く信用していない。そのため、カルシウムは魚の骨をせっせと食べて摂るようにする。また、アレルギーがカルシウム不足と短絡的に言われることも気に食わない。それに筆者がアレルギー体質だと?
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 今日は用事を5つこなした。バスは数回乗り替えたが、座るたびにすぐに眠りに入った。一昨日門坂さんが言ったように、老いの実感ということか。またここ10日間ほどは、毎日床に入るのが深夜2時頃で、以前のよくない習慣がぶり返している。夜更かしがよくないことはわかっているが、一旦それをすると、その翌日もまたその翌日もと、結局以前の癖がすっかり戻ってしまう。それに、夜更かしするのに起きるのが8時頃で、睡眠時間が少なくなっている。6時間眠れば充分という人も多いが、筆者も若い頃はそれで平気だったのが、今では8時間は眠りたい。その1、2時間少ないことが、バスの中でのぐっすりとなる。だが、ぐっすりとはいえ、目的のバス停が接近すると目覚めるから、意識はどこかではっきりしている。そして、そういう眠りは体を休める眠りにはならないだろう。それはいいとして、用事を順に5つこなして帰宅出来たのはよかった。たいていひとつふたつ忘れるか、あるいは時間的に無理となるが、バスの乗り継ぎがうまく行き、またまだ観光客が少ないシーズンで、バスの走りはとてもよい。これがもうしばらくすると、ノロノロと動き、歩いた方が早いことになる。当然用事はあまりこなせない。今日は午後から出かけたが、散髪屋に午前中に行くつもりが、急に寒さがぶり返し、髪を短くすると風邪を引くのではないかとも思ってやめにした。もうひとつの理由は、こなすべき5つの用事のルートから散髪屋がかなり外れるからだ。帰宅した後、夜に行くことも出来たが、出かけ直す気力はもうなかった。バスを下りてムーギョ・モンガで買い物をし(これは用事には入っていない)、その後自宅に向けて松尾橋をわたろうとしている時、電光掲示板の気温3度の赤い文字が目に入った。先日は10数度もあったのに、真冬に逆戻りだ。そして橋をわたって家に向かうまでの間、雪が舞い始め、筆者のコートは半ば真っ白になった。こういう寒い日があって、また陽気があって、そして春爛漫になる。先日、筆者は2月が最も好きだと書いた。そのことを近隣のある自治会長に話すと、不思議そうな顔をされた。その人はキモノの図案を長年描いて来た人で、父親が京都の有名な画家の弟子であった。美術好きであることから筆者には親しみが持てる。去年奥さんを亡くされ、今はひとり住まいだが、わが家の内部の雑然さとは正反対で、きれいに整理整頓、清掃され、それがまた人柄をよく表わしている。70代半ばの年齢と思うが、筆者が2月が好きな理由を、日が毎日長くなるためだと言うと、なるほどそういう見方もあるかと言った。老人になると、寒さは応えるし、また春が来ると言ってもあまり楽しくないのかもしれない。
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 一昨日、門坂流さんの個展の初日に行った時、たまたま門坂さんの知人の漆工芸作家が来ていて、3人でよくしゃべった。筆者は門坂さんとは2度会ったことがあるが、まともに、また充分に話をしたのは最初の回だけだ。それでもよく覚えてくれていて、案内はがきを送ってくれた。漆作家は古い友人のようで、そこに筆者が加わった格好だ。その漆作家は筆者と同じほどの年齢と思うが、2、3歳若いかもしれない。名刺はもらったが、筆者は名刺を持って歩かないので、門坂さんにもわたしていない。そう言えば、筆者が京都へ来てから配った名刺はまだ100枚そこそこだ。1年に3枚程度の計算になる。これは交友関係の少なさを示すが、それとは別に、出会う人に名刺をわたさないからだ。それはいいとして、その漆作家と話をしていて、筆者はまた同じことを言った。つまり、2月がいいということだ。するとその作家も同意見で、これは馬が合うと感じた。当日は午後6時からオープニング・パーティがあったが、筆者はそれを知らずに4時からその画廊に着き、最終の9時までいた。つまり、5時間話をした。いろいろ面白い話題が続いたが、筆者は話題を次々と持ち出して話の道筋をつなげるのが自分ではうまいと思っているので、ついそんなことになってしまう。門坂さんと次に会えるのはいつだろう。すでに日本各地6か所の画廊での企画展が決まっていると言う。有名であり、また仕事が完璧であるから、そういう話も当然だろう。また、月極の仕事がなくなったので、個展を通じて作品を売って食べて行かなくてはならないと言っていた。そう言えば筆者の今日の用事のひとつは税務署に行って申告用紙を届けることがあった。去年は生まれて初めての最悪の年収で、もちろん大赤字であったが、それが7桁台の金額になった。それでも去年は家を買っているから、わが世帯の経済がどうなっているのか、あまりに自覚がなさ過ぎる。いやなことは考えないように、つまり現実から逃げているからだが、これは大人のやることではない。また、大人であることが重要とは思っていないからだが、これではもう手の施しようがないと思われるだろう。今日の2枚は昨日掲載と同じ日の撮影だ。
by uuuzen | 2011-03-03 23:59 | ●駅前の変化
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