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2009年09月24日●第 123 話
どの街も同じような建物があり、同じようなスーパーがあり、同じような壁への落書きがあり、同じようなニンゲンが歩いています。それでも地域ごとにわずかな差があるものですし、同じように見える物の中にも、時に目を引く特色のある場合があります。それを魅力と言い代えていいかもしれません。マニマンは魅力あるものが好きです。それは誰しも同じで、魅力あるニンゲンと思われたがっています。そして魅力ある物やニンゲンの真似をするのですが、えてしてそういう場合には魅力は遠ざかります。魅力は自分にこだわる時に生まれます。独自なもの。それが魅力なのです。その独自性は美醜の対立の美とは限りません。醜と言われるものの中にも魅力はあります。マニマンはそういう独自の魅力が好きです。浮世者がやる街中のスプレー・ペンキによる落書きをマニマンはUKI書きと呼んでいますが、そういう嫌われものの中にも特色や独自性は宿ります。2週間ほど前、めったに歩かない街角でいつもの独自性のあるUKI書きを見つけました。気になりながら、今日近くに行く用事があったので撮影しました。
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