 ●当分の間、去年の空白日に投稿します。最新の投稿は右欄メニュー最上部「最新投稿を表示する」かここをクリックしてください。
|
|
2009年09月16日●第 115 話
10日ほど前、裏庭の火鉢で育てているオニビシに小さな花がひとつ咲きました。ところが、今日はその花が落ちてしまいました。満足に開花しないまま、いとも簡単にぽろりともげてしまった感じです。これでは実は出来そうにありません。あるいは、もう結実のために必要な期間が過ぎたので、つまり花は用がなくなったので、自然に落ちたのでしょうか。マニマンはそう思うことにしました。花はいつまでも咲いているとは限らず、1日でしおれてしまうものが多いです。10日もそのままであったのは、長い方かもしれません。後は来月に実が出来るかどうかです。それを「おにおにっ記」で報告しなければ、「おにおにっ記」を始めた意味がありません。花がとても小さかったので、またせせこましい火鉢に見合って、実も同じように小粒なはずですが、マニマンは早くその姿を見たいと思います。井の中の蛙のように、何とも哀れで健気なそのオニビシの実。マニマンは自分の姿を見る思いですが、それでも実りは実りです。他人にも見える形あるものになるという意味は大きいのです。思っているだけではなく……。
|
|
|
|