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2009年09月13日●第 112 話
ゴッタのほかにマニマンが注目して「おにおにっ記」で紹介しているものに「つなぎ眼」があります。この元祖は、たとえば『天才バカボン』に登場する拳銃をすぐにぶっ放す警官など、現代の漫画にありそうですが、大昔からニンゲンは猿や狸の目元をそのように面白く描いて来たのではないでしょうか。蚕の繭も種類によってはほんの少し中央がくびれたつなぎ眼状をしています。その形とそっくりなマカロンを、今日マニマンは写真を撮った後に食べました。2週間ほど前、オオエドからやって来た鳥博士さんと展覧会を見に行ったのですが、鳥博士さんはマニマンにお土産として洋菓子を持参してくれて、その宝石箱の中につなぎ眼マカロンがいくつかあったのです。気を使わなくていいのにと思いながら、そのことを言いそびれたマニマンは、内心感謝して、それを食べるのは最後にし、またこうしてつなぎ眼シリーズのネタにしようと考えました。くびれ繭状のマカロンの中に目玉が詰まっていることを想像しながら、鳥の気持ちになってパックンすると、唾液とジャム化した上品な甘さが口の中に広がりました。
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