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2009年09月11日●第 110 話
今日、マニマンの散歩道に大黒天のポスターが貼られました。それはマニマンがよく出かける繁華街のとある店の壁には毎年貼られるものです。よく目立ち、マニマンは気に入っていますが、まさか地元で見られるとは思いませんでした。マニマンは7年ほど前にそのポスターを見て興味を抱き、電車とバスで2時間近くかけてその寺を訪れました。商人は商売繁昌を願って、その寺に詣でるのです。そこでは毎月15日にタカラ祭りと称して縁日が開かれます。また、大黒天が乗る米俵はネズミにとって宝の山ですから、甲子の日にも祭りが開かれます。本堂の真正面、青空の下に置かれている石彫りの大黒天像は、まだ新しいもので、米俵の正面に宝珠が浮き彫りされていました。それとは別に、戎さんと大黒さんが仲よく米俵に乗った石像もありました。さらには七福神の同じような石像も別の場所に点在していましたが、どれも真新しく、「つなぎ眼の豚鼻大黒」のようなありがたみはありません。いずれ風化して貫禄が出るかもしれませんが、マニマンがそれを見ることはないでしょう。だから宝とは無縁なのでしょう。
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