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2009年08月11日●第 97 話
マニマンが注目しているUKI書きは、バスや自動車に乗っていて気づくことがあって、写真はたいてい後日に撮りに行きます。そんな時、自転車で出かけにくい遠方であったり、またいくら浮世離れした物好きなマニマンでも、撮影だけのために足を延ばすのはアホらしくていやです。それで気になりながら1、2か月経ってしまいますが、マニマンは以前から気がかりであったUKI書きの写真を撮りました。今までとは違って白いペンキで書かれ、ネガ・フィルムのようです。書く場所によって目立つ色を選んでいるようですが、赤や青は気が引けるのか、使ったことはないでしょう。でも白ペンキのUKI書きはまだ営業しているような店の軒先で、これはまずいでしょう。でも、消さないところを見ると、その店とUKI書きを書いた浮世者は利害関係があるのかもしれません。マニマンはそのUKI書きが大きなネオン看板になっている夜の光景を夢想しました。世の中とは、毎日ニンゲンたちが自分や他人の頭の中に落書きをして回る浮世です。UKI書きはその浮世をネガティヴに照らし出します。
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