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2009年06月11日●第 52 話
マニマンはオニビシを育てるのに火鉢という小さな池とも言えない水溜りでは、本当はかわいそうと思っています。土の栄養がたっぷりとあって、自然環境のよい広い池で育ってほしいのです。今日、マニマンはバスの車窓から大きな池を見て、飛び上がらんばかりに驚きました。3年前、そこでヒシが育つのではないかと思った池ですが、予想どおりに池全体に一目でヒシとわかる葉が浮かんでいたのです。マニマンはそのままいくつか先のバス停で降りて展覧会場を訪れ、帰りはその池を見て、ついでに駅まで歩くことにしました。以前から地図を調べて徒歩で1時間ほどであることを知っていたのです。晴天で、汗まみれになりますが、何と言っても自然に育つヒシの池ですからね。ところで、貯水池か調整池のようですが、かつてマニマンが思ったように、誰かがこっそりとヒシを蒔いたのでしょうか。危ないので泳ごうとする者はおらず、ヒシを収穫しようとする者もいないので、池はヒシの天国になりました。毎年ヒシは無数の実をつけ、それがやがて静かに池の底に落ち、春になると一斉に発芽するのです。
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