 ●過去の未投稿日に投稿する場合があります。最新の投稿は右欄の最上部「最新投稿を表示する」か、ここをクリックしてください。
|
|
2009年06月07日●第 48 話
マニマンがよく出かける図書館や美術館への途上に古い町があります。つい先日、その古い横丁を歩いていて、古い家の古い扉に気づきました。古い味があって、古いガラスの向こうの虫食いだらけの古い紙もシュールな味が出ています。マニマンは古いニンゲンですから、古いものによく目が行きます。古いものは面白いとは限らず、たいていきたないだけですが、汚れを取り去って手入れをすれば、新品とは違う味わいが具わります。ところが、ほとんどのニンゲンは手入れが面倒ですし、あまりに古いものは恥ずかしいので、ついついピカピカのものに買い替えます。それに、たとえばあまりに古い電気製品は、使用中に火を吹いて火事になることがありますから、古いものが何でもよいとは限りません。マニマンは今どれほど自分が古びているかを時々考えます。もう外観も内面もかなり劣化しているので、せめてマインドの扉をカインドでオープンにし、ブラインドにしてはならないと思っています。知らない間にブラインドになっている部分はあるはずですが、せめて手入れを怠らずに味わい深くありたいものです。
|
|
|
|