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2009年05月30日●第 40 話
マニマンは遠方に出かける時はバスか電車です。車窓の景色の変化を見るのは楽しいものです。でも、10年や20年前に比べるとあまりの激変に、マニマンは10年、20年先の変化が見えるような気がします。そして、そう思うと将来が退屈に思えます。そんな退屈が心の中で大きくなり過ぎると、体中の細胞がそれを感じてもう充分生きたと思い、きっと決定的な老化を開始するのでしょう。つまり、退屈しないことが生の活力です。その源のひとつは、うきうきとした気分を保ってUKIを見つけることです。マニマンはそんなUKIを昨日また見つけました。電車の窓から外を見ていると、見慣れたはずの景色の中に、一瞬ぎくりとさせるものが飛び込みました。例の街中に落書きをして回る浮世者による謎の落書きです。今度は黄色いビニール製の看板の裏側に書かれていました。地上4、5メートルの高さです。しかもそこに近づくためのものが何もありません。おそらくそれが書かれたはずの2、3年前には、周囲に階段があったのでしょう。今はもう周囲がすっかり変化してしまい、それが空に浮いて見えます。
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