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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●雪見橋
捜研の女スペシャルが今月18日から放送されることを、今Wikipediaで知った。このドラマが長らく続いていることは知っているが、まともに見たことは一度もない。



そう言えば日本のドラマを毎週面白く見たのは中学生までのことだ。それ以後40年少々、興味を抱いたものはない、あるいは抱こうとしたことさえない。それはさておいて、「科捜研の女」というタイトルも先日家内に訊ねて知ったほどで、大阪堺の出身の沢口靖子が主人公で、舞台が京都でもあることくらいしか知らなかった。大阪、京都となれば筆者は関心を抱くべきで、そうなればそれなりに見所があるのかもしれない。10年続いているところ、人気シリーズとわかるが、それは京都が舞台であるからか、また沢口靖子のファンが多いためか。毎回科学捜査で犯人を追いつめる内容だと思うが、それは現代の犯罪によく似合う筋立てで、その目のつけどころが人気の秘密だろう。日本の科学捜査はおそらく世界一のはずで、それをドラマの手法に使わない手はない。刑事コロンボの時代からもうかなり経って、捜査もののドラマがちょうど求められる時期に来ていた。それに主人公が女性というのも時流にかなっている。京都の各地をどれほどロケしているのか知らないが、京都中の使えるところはみんな使ったのではあるまいか。映画発祥の地の京都は戦前はいくらでもそこらじゅうでロケが出来たし、前にも書いたように松尾橋の東畔から渡月橋まで続く罧原堤は時代劇のロケでしばしば使われた。今思い出した。25年ほど前、梅の宮神社の門前で夜にロケがあって、昼間から撮影班がやって来て準備している様子を間近で見た。そのすぐ近くに筆者が勤める染色工房があって、その神社の境内にはよく写生に出かけた。夜に出かけ直すと、門の前にちょっとした小川に見慣れない男優が派手に落ちて騒ぐ場面を撮っていた。確か大川橋蔵のTVドラマ『銭形平次』のロケで、肝心の橋蔵は来ていなかった。
 思い出しついでに書く。4、5年前の夏、罧原堤の途中にある嵯峨美大の前の桂川のほとりでも撮影があった。当時筆者はよくその対岸の自転車道路を毎日散歩していたが、ある日、向こうの川岸に小さな小屋のセットが組み立てられ始めた。2、3日かかったろうか。最初は学生が何かするのかなと思ったが、周囲に車が数台停められ、またいかにも撮影隊らしき人々が集まっていたので、ロケをしていることがわかった。3日目くらいだったか、ちょうど撮影している時にまたそこを散歩した。小屋からは白い煙がもうもうと出て、汚れた格好の男優がそこから這い出て来た。撮影カメラが対岸を写すと、筆者ら見物人が写り込んでしまうので、監督はきっとその小屋と川の流れだけが入る角度で撮ったはずだ。結局どんな作品のロケであったかはわからずじまいで、想像するしかないが、作品を見た人は桂川だとは絶対にわからないと思う。つまり、京都でロケするのはもうとても不便になっている。にもかかわらず京都でロケするのは、太秦に撮影所があって、あまり遠くに出かけると費用がかかるからだろう。『武士の一分』でも書いたが、時代劇ではなおさらそうで、もう日本ではリアリズム・タッチの時代劇をまともに撮ることは出来ないから、あえて現代の要素を混ぜて娯楽に徹したものにするしかない。それだけ時代劇で描かれる江戸時代以前が遠くなったわけで、時代考証を厳密にしたところで、もう誰もそれがわからない。なので、時代劇風の時代劇で充分なのだ。その点、『科捜研の女』の女は科学捜査に重点があって、ロケをするにしてもあまりロケ場面が重要ではない。とはいえ京都を売りにするからには、多少は京都観光に役立つ配慮は欠かせない。嵐山はよく使われると思えるが、嵐山そのものは山であるから遠景でしか活用出来ない。また山の麓、保津川右岸のほとりの狭い歩道はなかなか情緒があっていいのだが、とても撮影出来るほどの場所がない。そのため、撮影するとしても対岸の舟着き場から見た光景となるしかない。嵐山での撮影はごく限られるのだ。そして最も便利なのは、中の島公園と例の阪急が所有する桜の林を結ぶ中の島橋付近だ。そこなら広々としてロケには困らない。いや、嵐山でのロケとなればもうそこしかない。だが、本当はそこは嵐山を売りに出来る場所ではない。肝心の嵐山は渡月橋を見通すことは出来ないからだ。そのため、カットをつないで嵐山であることを暗示させるだろう。
●雪見橋_d0053294_1202661.jpg

 瀧口寺に行った2月9日、その中の島橋でロケがあった。まず、桜の林に数台の大きな車が停まって、レフ板などを下ろしていたので、すぐにロケとわかった。橋の上にはいつも釣り人がいるが、そうした人も何事かと付近をきょろきょろし始めた。筆者が橋まで来た時、右手の土手にパトロール・カーが停まっていることに気づいた。最初は事件があったのかなと思ったが、すぐに映画のために捜査班が来ているという設定であることがわかった。監督は橋向こうの桂川の支流沿い、中の島の最下流部に折り畳み椅子に座って撮影を待っていた。その監督の背後に回ってみると、橋の下に紺色のいかにも科学捜査班といった雰囲気の男性が2、3人、川底をあさっていた。演技の準備だ。監督の位置からはその捜査班と、そしてその背後にパトロール・カーが見える。橋が重要な要素して使われていることは即座にわかる。そして、筆者は橋の親柱に刻まれる文字が見慣れないものであることに気づいた。監督から近い方は「雪見橋」となっている。そして、もう片方の監督から遠い方はいつもどおりに「中の島橋」だ。「雪見橋」は嵐山にはない橋の名前であるので、別に撮った嵐山のカットをつないで嵐山であることを示さないかもしれない。「雪見橋」に近寄ってそれを触ってみた。まるで本物そっくりで、厚さ5ミリほどの古色を帯びさせた板をぴたりと貼りつけてあるのだ。もちろん間近で見て初めてそれがわかるのであって、ハイヴィジョンカメラでも、全くそれがわからないはずだ。小道具係は前もって中の島橋の親柱を採寸し、またその色合いもチェックして、その外寸にぴたりと同じ大きさの薄い板を用意したのだ。それは科学捜査班でも見破ることの出来ないほど精密に出来ている。「雪見橋」はドラマには似合う情緒のある名前だが、2月上旬ではきっと雪が降るほど寒いに違いないと脚本家は予想した。だが残念なことに、7日は今冬初めての積雪であったのに、それから2日経ったその日はポカポカ陽気で、まるで春、雪のかけらもなかった。監督は体格のいい60代とおぼしき男性で、サングラスをかけていかにも監督らしかった。知的そうで、しかもヤクザの親分的な貫禄と言えばよいか、サラリーマンでは絶対に見かけないタイプだ。悪く言えば遊び尽して来た人だけが持ち得るオーラを放っていて、筆者はその場を去りながら、映画やドラマはしょせんそうした人が撮らねば迫真性がないのだろうなと思った。ところで、そのロケの準備を見て、筆者は『科捜研の女』を思い出した。その題名が出て来ないので家内に訊くと、即答され、「あ、そうそう、それそれ」と返した。18日は『科捜研の女』を観ようかな。
●雪見橋_d0053294_1193337.jpg

by uuuzen | 2010-03-11 01:21 | ●新・嵐山だより
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