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2009年01月28日●第 181 話
マニマンはついに腰を上げて、瓶の中で眠るオニビシを広い水中に放してやることにしました。とはいっても、マニマンの庭には一斗缶か小さな火鉢しかありません。コマニが使ったバス・タブでは土をとてもたくたん必要としますし、オニビシはふたつだけなので、マニマンは火鉢に決めました。土はミジンコが発生するビオトープ用がいいのですが、それはもう販売されていません。それで、自転車に乗って園芸店に行き、それに一番よく似た田の土と言われるものを1袋買い、その半分ほどをドボドボと火鉢に入れてオニビシを瓶から解放してやりました。火鉢の中を池のような自然の環境にしてやると、食物連鎖が生じてオニビシもきっと育つことでしょう。暖かい季節になると、メダカを同じ店で買って来て火鉢に入れてやろうかと思います。そのメダカがボウフラを食べ、マニマンは毎日のボウフラすくいから解放されるという予想です。でもマニマンは、ボウフラ不足の季節になると、メダカが餌不足で死んでしまうのではないかと心配です。死ぬこと以外、何ものにとっても完全な解放はないのです。
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