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2009年01月13日●第 166 話
ママーニの仕事は今日は昼に終わるので、マニマンはママーニと待ち合わせをして展覧会に行くことにしました。ママーニとは三度行ったことのある場所で、その点は珍しくないですが、平日の昼というのは新鮮です。会場に入ってすぐのところに、正月のためか、かるたを手作りするコーナーがありました。マニマンは歩き疲れた後の休憩がてらに参加することにしました。椅子に座ると用紙を1枚手わたされました。そこに机の上に大量にある色鉛筆で自由に描きますが、仕上げたものはそのコーナーの横の壁面に飾ってもらえるのです。以前にも同じ場所でお絵描きの催しがあって、マニマンは自画像を描きました。今度も同じ考えが頭をもたげました。読み札用紙の丸の中は、本当は「魔」のつもりですが、片仮名は具合よくないので、「ま」と書きました。次に頭をひねって、『まんがをがまんのマニマンが……。』という文句をようやく思いつきました。それはかつてマンガを読むことを自発的にやめたことを思ってのことです。取り札を仕上げた後、すぐにその言葉に対応する絵を色鉛筆で描きました。
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