2009年01月05日●第　１５８　話

去年１１月、マニマンは結婚式に出席するためオオエドに行きました。披露宴の大広間の天井には大きなシャンデリアがありました。いつでもそうですが、写真やビデオを撮る人は花嫁や花婿に注目して、天井のシャンデリアを記憶に留めません。天や地をよく見るマニマンは、オニクラゲのようなシャンデリアを見逃すはずはありませんが、部屋からデジカメを持って行くのを忘れました。それで、花嫁の妹がマニマンのテーブルにやって来た時、マニマンはクラゲのように半分酔っ払いながら、シャンデリアの写真を撮ってもらいました。それをメールで送ってほしいと言ったのに、返事はなく、マニマンはあきらめていましたが、一昨日、花嫁の妹は両親と一緒にママーニの実家にやって来て、マニマンにシャンデリアの写真を手わたしてくれました。そして、メールで送るための装着器具がなかった事情を知りました。結婚式の写真を２００枚ほど見せてもらいましたが、シャンデリアは１枚だけです。マニマンはそれを上下逆さまにして、ウェディング・ケーキのように見えることを面白がりました。