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2009年01月03日●第 156 話
神社の焚き火で体を温めた後、雨が上がったので、マニマンはムーギョ・モンガに買い物に行くことをママーニとコマニに提案しました。大きな橋をわたり、15分ほどでムーギョ・モンガに着くと、正月休みで閉まっていました。それで近くの別の神社に詣でると、酒樽の前で5、6人の巫女さんが手持ち無沙汰で寒そうに立っていました。マニマンはお神酒をいただき、コマニはおみくじを引きました。小吉です。その後、また徒歩徒歩と帰り道をたどりましたが、マニマンは喫茶店の前で立ち止まり、休憩して帰ることを提案しました。その店はコマニが生まれた頃に出来たケーキ屋さんで、マニマンは毎晩その前を通りながら、一度も中に入ったことがありません。それに、マニマン一家が揃って喫茶店に入ることはめったにありません。小さな店内は、マニマン一家が入った後すぐに3つのグループが相次いでやって来て満員になりました。コーヒーとケーキを頼み、20分ほどゆっくりすると、日はすっかり暮れました。マニマンはルネサンス絵画を模した店の看板絵を撮影して暗い外に出ました。
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