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2008年12月22日●第 144 話
昨日は冬至でした。夜が長い12月、ムーギョ・モンガへの道のりではイルミネーションで飾る家が目立ちますが、歯科医院の前にも花や動物の形をした電飾が置かれていて、マニマンはそこを通るたびに心が温まります。先日、マニマンとママーニが電車に乗って展覧会を見に出かけた時、大通りに面したとある歯科医院のウィンドウには、さまざまな流木で作られた鹿の置き物が飾られていました。「鹿」が「歯科」に通ずる洒落です。流木のように見知らぬ患者が訪れてほしいという思いもあるのでしょう。ムーギョ・モンガに行く途中にあって、マニマンが行く歯科医でも、玄関内部にひとつだけ目立つように鹿のクリスマス・イルミネーションが置かれています。本当はトナカイと呼ぶのが正しいでしょうが、トナカイは鹿の一種です。で、その鹿の電飾はよく見ると前脚の片方の電気が消えています。そんな壊れたイルミネーションを飾れば、治療の下手な歯科医と思われかねませんが、鹿の脚が1本欠けているのは、深層心理において歯の治療を思い出させる効果があります。つまり、歯科医の巧みな宣伝なのです。
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