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2008年12月02日●第 124 話
近頃のマニマンは毎日午後5時半から45分までの間に家を出てムーギョ・モンガに買物に出かけます。夏場のその時間帯は夕方ですが、冬至の近い今頃はもう真っ暗です。昨日マニマンは家を出て間もなく、いつもとは違う夜空に気づきました。下弦の月の上にキンモクセイの花のような小さな星がふたつ並んでいたのです。そんなに接近した様子を見るのは初めてのことです。まだほんのりと青色をした空でしたから、なお美しく感じました。ふたつのつなぎ眼星は金星と木星です。マンガのような宇宙的に遠い景色を見て、マニマンはどんなクリスマス・イルミネーションよりも感激しました。今朝の新聞にその天体ショーの記事が小さく出ていました。『三つの天体が狭い範囲に集まって見えるのは、次回は2012年3月26日という。……金星、木星を目、三日月をにっこりほほ笑む口に見立て……』などと書いてあります。マニマンにはにっこりマークには見えませんでしたが、そう言えばマニマンが見た時は、その記事に出ている写真よりも金星と木星はもっと月に接近していました。今夜は逆に月はふたつの星の上にありました。
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