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2008年11月23日●第 115 話
今日の散歩中、マニマンは柿の実がたくさんなる木に1羽の烏がじっとしているのを目撃し、しばらく立ち止まって観察しました。烏は体の向きを何度も変えながらも飛び立とうとしません。そのうち、雀が10羽ほど一斉に柿の木に飛来し、烏から数十センチほど離れた場所に止まりました。でも烏に遠慮して柿の実には近づかず、そのまま次々と飛び立ちます。マニマンは烏が何をしたいのかわからず、さらに木に向って歩み始めました。すると、もう1羽の烏がやって来て、隣り合った2羽は盛んに柿を食べ始めました。カラスウリと同じ朱色の柿の実に真っ黒な烏の取り合わせ。マニマンはそんな鮮やかな光景を初めて見て、まるで若冲の絵のように感じました。ところで、マニマンの散歩コースから少し離れた駅の近くで、今はカリンの実がたくさん出来て、いくつも地面に落ちています。柿に負けないほど目立つ色なのに、烏は固いカリンを決して口にしません。そのため、マニマンはひとり占め出来るはずなのですが、鉄条網に阻まれて拾えないのです。ムーギョ・モンガで売り出されれば買うつもりです。
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